新婚夫婦「二人暮らしの適正な生活費と、家計管理の方法が知りたい」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、37歳、会社員の女性。最近、40歳になる彼と入籍したばかりという相談者。新婚生活の生活費の目安はいくらなのか、どうやって家計を運営していけばいいのか知りたいと言います。FPの横山光昭氏がお答えします。 最近、彼と入籍し、同居を始めました。今まで互いに一人暮らしだったため、二人で暮らすとなると生活費にいくらかけるべきなのかが分かりません。何にいくらをかけるのが正解なのか、適正な金額または割合を教えていただきたいです。食費や生命保険料、こづかいなどの金額はいくらにするとよいのでしょうか。家計管理の方法は、自分の収入から出し合う形でいこうと思っています。ただ、別々な管理をすると良くないという話も聞きますので、それぞれに管理しながらも家計を共有できるような方法があれば、それも教えていただきたいです。【相談者プロフィール】・女性、37歳、会社員。夫、40歳、会社員・手取り収入:相談者月収25万7,000円、夫月収29万2,000円・年間の手取りボーナス:
完済予定は80歳!45歳で住宅ローンを組み貯蓄がゼロになったシングルマザー
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、45歳、看護師の女性。2人のお子さんを持つシングルマザーである相談者。今年1月に住宅を購入したら貯金がゼロになってしまい、「無謀だった」と反省されてます。今後、どのようなマネープランを立てるべきでしょうか? FPの氏家祥美氏がお答えします。 今年の1月に無理をして戸建てを購入してしまいました。家具を揃え、学資保険で600万積み立てている他は貯金がありません。100万程あった貯蓄は引っ越しや家具の購入、生活費で現在ゼロになってしまいました。無計画だった事を反省しています。シングルマザーで45歳という年齢で今後の家計管理についてアドバイスを頂きたいです。【相談者プロフィール】・女性、45歳、看護師、シングルマザー・同居家族について:中学生2人(15歳、13歳)、母71歳 無職・住居の形態:持ち家(戸建て/埼玉県)・毎月の世帯の手取り金額:35万円・年間の世帯の手取りボーナス額:110万円・毎月の世帯の支出の目安:31万円【毎月の支出の内訳】・住居費
ママ友交際費が月4万!妻の支出が気づかないうちに家計を圧迫。処方箋は?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、43歳、専業主婦の女性。やりくりが苦手で、家計簿をつけてはいるものの、月によって赤字になってしまいボーナスで補填しているため、お金が貯まりにくいといいます。どこを改善すればよいのでしょうか? 家計再生コンサルタントの横山光昭氏が運営する『マイエフピー』のFPがお答えします。 やりくりが苦手です。月によっては赤字になることもあり、ボーナスで補填することもしばしばあります。一応、夫には財形貯蓄で貯めてもらってはいるのですが、まとまったお金が必要な時には引き出してもらっているので、あまり多くは貯まっていません。子どもが幼稚園になり、これからは教育費を意識して貯めていかなくてはいけないと思っているのですが、今のままでは正直、無理だと思っています。何かしら、支出を抑えることを考えていかなくてはいけないと思っているのですが、必要な支出が多いので、どこを下げていくとよいのか、見当もつきません。変わらなくてはいけないと思い、家計簿を手書きでつけ始めました。細か
42歳主婦「夫は年収1000万でも貯金は600万、教育費が足りない…」夫婦別々の家計管理どうすれは?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、42歳、専業主婦の女性。夫は手取り年収1000万ほどあるのに、あまり貯金ができずに教育費が心配だという相談者。費目ごとに夫婦別々で家計を管理しているといいますが……。FPの横山光昭氏がお答えします。 小学生、中学生の子どもがいます。教育費を貯めたいのですが、今のペースでも大丈夫かどうか、教えてください。4年ほど前、我が家にほとんど貯金がないことに気が付きました。そこから奮闘して毎月の支出を絞り、貯めたお金は500万円。結構貯まったように思っていましたが、気が付けば中学3年の娘は高校受験。私立の高校に入学を希望しています。また、小学生の弟は今5年生です。私立の中高一貫校への進学をさせたいと考えており、そうなると500万円ではお金が足りないのではないかと思っています。もちろんこれからも貯めていきますが、家計簿をつけることが苦手なため、夫が私のお金の管理の仕方を信頼してくれず、生活費程度しかもらえていません。私が毎月管理しているのは、食費、日用品代、
なぜ資産形成が必要?「家計簿アプリ」を使いこなして人生100年時代を生き抜く
「マネーフォワード ME」を使ったお金の管理術
人生100年時代という言葉が使われてもう久しくなりました。2016年に出版されたリンダ・グラットン博士の「LIFE SHIFT」によると、「2007年生まれの日本人は、その半数が107歳まで生きる」といいます。今14歳ぐらいの中学生にとって100歳超えは珍しい話しでは無くなりそうです。当然、いまの大人の寿命も伸び、老後破綻のリスクから、資産寿命(いくつまで資産がもつか)を意識する時代になります。資産形成を真剣に考えると、当たり前ですが毎月の収入から支出を引いた収支をいかに積上げていくのかが重要です。資産は一日にしてならずです。私たちの生活は日に日に厳しさを増しています。たとえ給料が増えたとしても、消費税の増税や社会保険料の負担増などから使えるお金は少なくなっています。
「袋分け家計管理がうまくいかない」33歳専業主婦のお悩み、成功のコツや向き不向きは?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、33歳、専業主婦の女性。妊娠後、専業主婦になった相談者。袋分け家計管理でやりくりを頑張っていますが、なかなかお金が貯まらないといいます。何が問題なのでしょうか? FPの横山光昭氏がお答えします。 子どもが産まれる予定ですが、全然貯金が増えなくて困っています。妊娠が分かり、結婚しました。その結婚を機に仕事を辞め、夫の収入だけで暮らしています。家計やりくりをがんばり、毎月5万円を貯めたいと意気込んでいたのですが……。やりくりの仕方は「袋分け」です。各費目ごとに予算を決め、袋分けで管理すると使いすぎも防げ、貯金しやすいと思ったのですが、毎月、予算が足りなくなって使わなかった予算から流用してしまい、貯まるどころではないのです。お金を使うたびに封筒に記録して、支出は随分と意識してきたつもりですが、それでも給料日前の1週間はお金が足りなくなってしまいます。無駄遣いはしないようにと意識しているのですが、お金の使い方が悪かったのでしょうか。支出ばかりを気にして
家計簿アプリ「マネーフォワード ME」カレンダー機能やレポートの活用術。残高不足にならないために
【中級編】機能を知って、お金を貯めよう!
家計簿アプリ「マネーフォワード ME」。みなさん活用できてますか? 長く使っていても、じつは知らない機能やうまく使えてないデータがあるかもしれません。使いすぎを防止するアラート機能や、収支を確認できるマンスリーレポートも活用して、自分にとって使いやすい資産管理のツールにしてくださいね。
27歳会社員「自宅で稼げるようにFXや不動産投資、個別株を始めたい」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、27歳、会社員の女性。会社都合で退職することになったという相談者。結婚を予定しており、将来の子育てのことも考えると、自宅にいながらお金を稼げる不動産投資やFX、個別株を始めようと思っているそうですが……。家計再生コンサルタントの横山光昭氏が運営する『マイエフピー』のFPがお答えします。 会社の都合で、あと半年ほどで退職をすることになりました。現在パートナーと同居中(2、3年のうちに籍を入れたいと思っています)で、家計を合わせ始めたばかり。彼にしっかり収入があるので生活に不安はないのですが、貯金ができなくなるのではないかということが心配です。今は家計簿アプリで支出を管理していますが、毎月20万円ほど余っています。私の1カ月の収入すべてを貯めている感じです。これを、これからの結婚式費用や出産費用にしたいと思うのですが、半年後には私の収入が無くなってしまい、貯金ができなくなります。次の職をまだ探してはいないのですが、収入を得なくてはいけないと思ってい
新社会人が最初にすべきお金の管理は?初めての一人暮らしでも失敗しない“FPから5つのアドバイス”
お金の管理を始めよう!
社会人になって、考えなくてはいけないのは「お金」のこと。とくに初めての一人暮らしも同時に始まる場合は、うれしさや楽しさを感じつつも、心配になることも出てきます。お金の管理は暮らしの要。実家暮らしであれば、気にせずにすんでいた家賃や光熱費のことなど、自分で管理していかなくてはなりません。うまく管理できずお金が足りなくなってしまったら、実家に頼らざるを得ないかもしれませんが、まずは自分の力で頑張りたいですよね。今回は、新社会人がすべきお金の管理についてお伝えします。初めての一人暮らしの人も、実家暮らしの人もまずはかかるお金について知っておきましょう。
家計簿アプリ「マネーフォワード MEの使い方」【中級編】予算を設定して自分仕様の家計簿を完成!
財布の中の現金もアプリで管理
「マネーフォワード ME」で家計管理をして、キャッシュレス決済で買い物をすれば、支払い日時や金額が自動的に記録されるため漏れがなく手間もかかりません。とはいえ、日常生活では手元に現金を用意しなければならない場面に遭遇することもまだあるのではないでしょうか。そこで今回は、財布機能を使って手元の現金をアプリで管理する方法を紹介します。また「使ったお金」を把握したら、次は「これから使うお金」についても考えてみましょう。予算管理機能を使えば、同じくらいの手取り年収や家族構成から、あなたと似たユーザーの予算算出から何にいくら使っているのかを参考に、各費目に予算を設定することができます。さっそく自分だけの家計簿を作り上げていきましょう。
2020年コロナ禍の家計、ストレス発散消費が圧迫?支出が増えたものと減ったもの
収入増と収入減が拮抗したのはなぜ?
新型コロナウィルス感染拡大の影響が長期化しています。「ボーナスゼロ」「年収〇〇%減」「希望退職者募集」など暗いニュースも多く、大半の方の家計は非常に厳しい状況がまだまだ続きそうです。その一方、業種によってはコロナ禍で思わぬ収益アップに至っているケースもあり、「今季最高益を達成」「収入アップ」などの記事も見られます。新しい生活様式を迎えている今ですが、私たちの家計は厳しさを増しているのでしょうか、それともゆとりが生まれているのでしょうか?大人女子向けメディアアプリ・LOCARIを運営元する株式会社Wondershakeが、コロナ禍の家計について調査しました。今回は、2020年の収入・支出の増減やその内訳を明らかにした調査結果をご紹介します。
初めての一人暮らし、新生活で節約すべきポイント、食費や光熱費の平均額は?
楽しみながら節約を
年度変わりとなる4月、新入社員として一人暮らしする人や、人事異動で単身赴任となる人も多い季節です。初めての一人暮らしだと、どれくらいお金がかかるのかがわからず不安に思っている人も多いのではないでしょうか。今回は初めての一人暮らしでかかるお金と節約すべきポイントを紹介します。
「家計まで気が回らない」多忙な人にオススメのピンポイント家計把握
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は37歳、会社員の女性。共働きで6歳のお子さんを持つ相談者。毎日忙殺され、家計まで気が回らないのが悩みです。教育費や老後資金のために家計を見直したいといいますが、多忙な共働き夫婦にオススメの家計管理法は? FPの横山光昭氏がお答えします。 夫婦共働きです。小1の子どもの学童の帰り時間に合わせて帰宅できるよう、慌ただしく仕事をし、朝もバタバタしているので家計にまで気を回すことができていません。そのため、収支の状況もよくわからなくなっています。家計簿も長続きしませんし、使途不明金がかなりあります。収入で生活費が足りているのかもよくわからないのですが、貯金を切り崩して生活費に充てることもあるので、恐らく赤字が多いのではないかと思っています。先日、相続の関係で300万円の臨時収入があったのですが、クレジットカードの分割払いなどを清算すると150万円まで減ってしまいました。このことからも、お金を使いすぎていることを実感しました。住宅は、将来的に今住んでいる家
失業・家計急変の子育て世帯の支援「就学援助制度」って何?受けられる所得か確認を
小・中学生の子育て世帯に、市町村が援助する制度
入学・進学シーズンですね。子供の成長はうれしいものの何かとお金が必要にもなる時期です。しかし、コロナの影響などで失業・家計急変で子供の学費や必要品の捻出が不安な家庭も多いかもしれません。今回は、小・中学生の子育て世帯向けに「就学援助制度」をご紹介します。
高収入なのに貯まらないシングルマザー、原因は高額な習い事費?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、37歳、会社員でシングルマザーの女性。フリーランスから会社員への転身で収入が下がり、毎月赤字気味になってしまうという相談者。これから娘の教育費もかかるので、見直していきたいといいますが……。 家計再生コンサルタントの横山光昭氏が運営する『マイエフピー』のFPがお答えします。幼稚園年長の子がいるシングルマザーです。2年前まではフリーランスとして働き、とくに貯金などを意識せずに暮らしてきました。離婚をきっかけに、安定した収入を得たほうが娘と暮らしやすいだろうと考えて、会社員になりました。年収にすると下がりましたが、生活するには十分な収入だと思っていたのですが、毎月の収支は赤字気味。貯金もあまりありません。来年に子どもが小学校に上がるのですが、それを考えると「教育費」が気になりますし、子どもが困らないようにお金を出せる環境づくりもしなくてはいけないと思いました。今までやりくり等は気にしたことがなかったのですが、さすがにそれは直さなくてはいけないと思っ
家計簿アプリ「マネーフォワード ME」の使い方【初級編】家計管理で大切なのは、お金の流れを知ること
自動家計簿で家計と資産を見える化する
クレジットカードや電子マネー、QRコード決済など、キャッシュレス決済が広がっています。便利な一方、手元の現金が減らないため支出を実感しづらかったり、支払日と引き落とし日にタイムラグが発生したりするため、家計管理がしづらくなると頭を抱えている人も多いのではないでしょうか。そうした不安を取り除いて家計管理をラクにしてくれるのが、家計簿アプリです。マネーフォワードが提供する「マネーフォワード ME」は、普段よく利用する銀行口座やクレジットカードなどを登録するだけで自動で家計簿を作成。使い方さえマスターすれば家計管理につきまとう煩雑な作業から解放されます。そこで今回は、「マネーフォワード ME」の使い方について初級・中級・上級編に分けてご紹介します。まずは初級編。キャッシュレス決済で支払った金額と資産をざっくり把握し、家計を見える化するところから始めましょう。
義父母と同居の妻「家の維持費や教育費で老後資金が貯められない」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、47歳、会社員の女性。義父母と夫、高校生と大学生の子どもと暮らす相談者。教育費や自宅の維持費、車の購入費などの特別費で出費がかさみ、老後費用を貯められないそうです。FPの氏家祥美氏がお答えします。老後のためにお金を貯めたいのですが、なかなか貯められません。夫が自営業で退職金もなく、将来は国民年金です。私はパートから正社員に転職して一年未満です。義父母と同居しているので、将来は介護が必要になり、私が仕事を辞めなければいけないかもしれません。子どもの大学費用は学資保険で準備していますが、それ以外の貯金が少ないです。定期的に車の購入や、家の修繕、子ども資金で、まとまったお金が出ていくためです。将来子ども達が独立しても、子どもの助けは借りられません。借入金はありませんが、毎月の出費が多く、貯金が貯められません。持ち家の建坪が大きく、光熱費が高いです。自営業のため、保険費も高いです。今後、老後資金としてどのような準備をしておけばよろしいでしょうか。将来に
お金の話で機嫌が悪くなる夫に悩む妻。別財布の家計改善の鍵は?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、47歳、パートの女性。固定費は夫、変動費は妻と、担当を分けて別財布で家計を運営してきた相談者。ですが現状は赤字気味。夫に相談したいそうですが、家計の話を切り出すと機嫌が悪くなるので悩んでいるといいます。FPの横山光昭氏がお答えします。夫と子ども二人の4人暮らしで、パートをしている主婦です。生活費と貯金のことで悩んでいます。以前から夫婦別々の家計管理で、夫は固定費は支払ってくれていますが、食費や日用品、医療費などの日々の生活費は入れてくれません。私のパート収入でそういった支出を支払い生活しているのですが、そこから貯金をしなくてはいけないと思っています。ですが、毎月赤字がちで、子どもの教育費も支払ったので、今まで貯めてきた私の貯金が減ってしまいました。これから、次女の教育費を貯めたり、老後資金を準備することができるのか心配です。貯金については、夫は夫で貯めているのだろうと思うのですが、家計や貯金などお金の話をすると機嫌が悪くなり、話がしにくくなって