正社員だけど給与頭打ち退職金なし「教育費と老後費用が心配」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、35歳、会社員の女性。夫婦ともに正社員だけれども、昇給は見込めず、退職金もなく、教育費と老後費用が心配だと言います。FPの秋山芳生氏がお答えします。 正社員共働き、共に退職金無し。今後、給与も頭打ちで、教育費と老後費用を賄えるか心配です。確定拠出などもしていますが、今のままで大丈夫か不安です。 【相談者プロフィール】・女性、35歳、会社員、既婚・同居家族について:夫(36歳)・会社員、子ども2人(2歳、5歳)・住居の形態:賃貸・毎月の世帯の手取り金額:32〜45万 夫15〜25万(9万円分の住宅費天引き・確定拠出年金2万円拠出後) 妻17〜18万(確定拠出年金1万円拠出後) ※2人とも残業、インセンティブで変動・年間の世帯の手取りボーナス額:100〜131万円※実績により変動・毎月の世帯支出の目安:25万円【毎月の支出の内訳】・住居費:0円・食費:10万円・水道光熱費:2万円・教育費:3万円(下の子の保育料、保育園内の習いごと代)・保険
自炊嫌い夫婦、食費は15万超「さすがになんとかしたい」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、26歳、会社員の女性。共働きで、外食が多いという相談者。贅沢をしているわけではないけれど、気がついたら食費が月15万を超えていることも。無理はしたくないけれど、どうにかスリム化したいといいます。FPの坂本綾子氏がお答えします。都内二人暮しですが、食費が月12万円を前後し、最大で15万程度まで上がってしまいます。特にお金を使っている自覚がなく、気がついて愕然としました。内訳は食料品6万、酒ツマミ類1万円、外食2.6万円、コンビニ1.1万円、フードデリバリー1万円など。食料品はコロナ以降で1〜2万上がったまま現在まで下がらず、食料品以外の出費が月によって金額を引き上げます。特に高級品へのこだわりはなく普通のスーパー・普通のレストランを使うのですが、「休日は休日らしく外食や酒を楽しみたい」「仕事が忙しければ食事作りはラクしたい」「浪費する気は無いが、いちいち値段も気にしない」「食事はタンパク質と野菜偏重で炭水化物はあまり取らない」「支払いは全てカード
FPが考える年収600万円の人の理想の家計と貯蓄術、3人家族の場合のやりくりは?
家族でしっかり家計管理
令和元年度の民間給与実態統計調査によると、会社員の平均年収は436万円とのこと。年収600万円を超えて700万円以下だけで区切ると全体の6.5%程度とのことなので、年収600万円は、リッチ層に入るといっても良いでしょう。今回は、年収600万円世帯の理想の家計や注意すべきポイントについてお話します。
4人家族の大黒柱夫、就業不能保険に入る必要はある?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、45歳、会社員の男性。専業主婦の妻と子ども2人家族の相談者。自分が働けなくなったときのために、就業不能保険への加入を検討しているというご相談です。FPの鈴木さや子氏がお答えします。私のみの収入で生計を立てています。就業不能保険をどの程度かけたらよいかわかりません。【相談者プロフィール】・男性、45歳、会社員、既婚・同居家族について:妻41歳・専業主婦、子ども2人(1歳、4歳)・住居の形態:賃貸・毎月の世帯の手取り金額:50万円・年間の世帯の手取りボーナス額:200万円・毎月の世帯の支出の目安:60万円【毎月の支出の内訳】・住居費:13万円・食費:20万円・水道光熱費:8万円・教育費:2万円・保険料:2万円・通信費:2万円・車両費:2万円・お小遣い:6万円・その他:5万円【資産状況】・毎月の貯蓄額:5万円・ボーナスからの年間貯蓄額:40万円・現在の貯蓄総額:2,000万円・現在の投資総額:1,600万円・現在の負債総額:0円
教育費で家計が自転車操業の50代夫婦、老後資金をどう貯める?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、51歳、会社員の女性。立て続けにかかる4人のお子さんの教育費で、自分たちの老後資金をどうやって貯めればよいのわからないといいます。FPの氏家祥美氏がお答えします。51歳女性です。課長職になり、主人よりも収入が増えましたが、保険などはそのままです。教育費などもまだまだかかりますが、どう自分たちの老後資金をためるべきか、自分に万一のことがあったときの保険はどうしたらいいかなど、何をどうしていけばいいか悩んでいます。貯金はできるはずなのですが、できていません。子どもは4人。長男は社会人で奨学金は自分で返せる金額です。長女は大学3年ですが、第1種、第2種合計で13万借りており、夫婦共働きの間は第2種は返済を手伝う約束です(子どもには言ってませんが、第2種は全額親が返済するつもり)。次女は今年浪人しており、月10万の塾代がかかっています。大学は国公立、私立どちらにしても家から通う予定です。大学費用は奨学金予定で私立の場合はやはり月12~13万の奨学金を借
32歳手取り月収18万、貯金ゼロ、借金12万。赤字サイクルの原因は?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、32歳、会社員の女性。家計を見直し、貯蓄や投資をしていこうとしている相談者。ところが現状の収支では、毎月の貯蓄ができておらず、借入もありました。収支を黒字化して資産形成するには? FPの秋山芳生氏がお答えします。月々の収入を最近やっと見直し始め、貯金をしていこうと考えています。投資にも興味があり、少額から始められる投資があればと思っていますが何から始めればいいのかよく分かりません。 【相談者プロフィール】・女性、32歳、会社員、独身・同居家族について:なし・住居の形態:賃貸・毎月の世帯の手取り金額:18万円・ボーナスの有無:なし・毎月の世帯支出の目安:15万9,500円【毎月の支出の内訳】・住居費:7万円・食費:2万円・水道光熱費:1万円・保険料:6,500円・通信費:2万3,000円・その他:食費と日用品3万円・お小遣い:0円【資産状況】・毎月の貯蓄額:出来ていない・現在の貯蓄総額:0円・現在の投資総額:0円・現在の負債総額:12万円
個人口座はいつも残高ゼロ「お金に無頓着な夫に困っています」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、31歳、公務員の女性。将来を見据えて貯蓄に励む相談者。一方で夫はお金に無頓着で、財布を一つにするのを嫌がり、個人口座の残高もほぼゼロだそうです。金銭感覚をすり合わせるには? FPの高山一惠氏がお答えします。夫婦でお金の使い方について考え方が合わず、困っています。夫(社会人5年目)は結婚するまで実家暮らしでお金も入れておらず、給料は丸々お小遣いとなっていたようです。結婚後も別財布でないと嫌とのことで、数年経った今も別財布です。そのため、夫の管理している金額がなんとなくでしか把握できていないのですが、通帳の残高はほぼゼロ、ATM利用手数料も毎月1000円近くかかっており、お金に無頓着な印象があります。持ち株はいくらかあり、企業型拠出年金は毎月5,000円積み立てているそうです。また、ドル建て終身保険で毎月1万積み立てており、30万くらいはありそうです。妻の私は、結婚前から一人暮らしをしながら貯めたお金と、結婚後のお小遣いやボーナスで貯めたお金が合わ
60歳引退までに貯めた3000万が70歳でなくなる!?老後破綻を招くメタボ家計
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、54歳、会社員の男性。60歳で引退できるように、退職金を含めて夫婦で3,000万を老後資金として準備している相談者。ところが、シミュレーションしてみると70歳で資金が尽きる結果に。相談者が今からとれる対策は? 家計再生コンサルタントの横山光昭氏が運営する『マイエフピー』のFPがお答えします。老後資金は3,000万円できるよう、貯金も節約も頑張ってきました。60歳で退職することを見込んで多めに準備できるように計算してきたのです。ただ、老後資金と見込んでいる蓄えのうち、2,000万円強が退職金。ですからあまり偉そうにできる状況ではないのですが、子ども2人を一人前に育て上げ、貯金もできたので、自分ではよく頑張ったと思っています。ですが先日、インターネットでダウンロードできる「ライフプラン表」に入力をしてみたところ、70歳までこの3,000万円が残らない結果となりました。老後2,000万円問題がありましたが、それを超える金額を準備できるので大丈夫だろう
「貯蓄や節税、何から始めたらいい?」会社員が転職せずに貯蓄を増やす方法
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、42歳、会社員の方。コロナ禍の影響で通勤手当や残業代がなくなったため、将来が心配でたまらないという相談者。転職をせずに貯蓄を増やすには、何から始めたらよいのでしょうか。FPの横山光昭氏がお答えします。コロナの影響でテレワークとなり、通勤手当や残業代等の手当てがなくなったため、収入が下がりました。これからもこのような状態が続くのかと思うと、自分の将来が心配でたまりません。まだまだ先ですが、老後のためにお金を貯めていかなくてはいけないと思っています。転職して収入を増やすことも考えましたが、思うようにいくとは限りません。やはり今の職を継続したほうが自分にとってよいと思いました。ですから、今の収入で次のことをしてみようと思っています。・支出を見直して、貯蓄を増やしたい・格安スマホに変更して、毎月の携帯電話代を下げたい・節税をして、手取り額を増やしたい・キャッシュレス決済を使い、感染防止をしながらお得に買い物をしたい・iDeCoやつみたてNISAなどで老
「教育費が足りない!」娘の浪人と夫の収入UPで助成金対象外になり狂った家計
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、49歳、パートの女性。これから受験・進学を控えた子どもが3人いる相談者の家庭。ところが娘が浪人し、夫の収入UPで助成金が対象外となり、赤字ギリギリになっているといいます。どのように改善していけばいいでしょうか? 「横山光昭のFPコンサル研究所」のFPがお答えします。子どもの教育費が足りません。我が家には浪人生の長女、私立高校2年の長男、中学1年の次女と、これから受験・進学を控えている子どもが3人います。ですが保有している蓄えは、社内預金が約300万円、積み立てている投資信託が約350万円だけです。毎月の手取り収入は夫婦で58万円ほど。支出も同じくらいで、毎月収支トントンか赤字傾向です。もちろん貯金は増えません。夫のボーナスが3年ほど前から大幅に増えたため、毎月が無理ならボーナスからだけでも貯金したいと思っているのですが、赤字の補てんや高校の授業料や学用品、塾の夏期・冬期講習、その教材など教育費でなくなります。不足するときは銀行にあった150万円
「仕組みを作って家計管理を楽にしたい」3児ママのしっかりマネープラン
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、39歳、会社員(産休中)の女性。現在、0歳・3歳・5歳の子育て中の相談者。教育費準備の方法、住宅購入の頭金、投資資金の目安についてのご相談です。FPの三澤恭子氏がお答えします。 ・三男の学資保険について仕組みを作って放ったらかしたい(半年か、一年に1回見直す程度希望)。一括支払いの返礼率の高い学資保険と、ジュニアNISAでの投資信託の併用を考えているが、どうでしょうか?・中古マンションを購入するべきか?現在3LDKに住んでいるが、長男が小学校高学年になる頃には専用の子ども部屋を作ってあげたく、広い部屋への引越しを希望。購入する場合、出来れば近所がよく、中古マンションで予算2,000万円・4LDKを探そうかと考えている。その場合、頭金やローンの年数のオススメはありますか?・株や投資へ回す金額の目安について元々妻、主人ともに持ち株会で株を持っていたが、主人の転職や、妻の所属会社が買収されるなどで株を全て売却し、現金となった。そのため預貯金の比率が高
夫手取り年収640万、子ども2人とマイホームを計画中。育休後の妻の働き方をどうする?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、27歳、会社員の男性。現在は共働きの相談者夫婦。4年以内に子ども二人の妊娠・出産と、マイホーム購入を計画しており、今後の貯蓄計画を検討しています。妻の働き方をどうするか未定だといいますが……。FPの渡邊裕介氏がお答えします。 1年後に結婚式(200万出費)、2年後に第一子出産(妻は育児休暇に入る)、3年後に住宅購入(建物価格4,000万)、4年後に第二子、5年後に育児休暇が終了しそのまま退職を考えています。妻の再就職について、扶養の範囲か社員として働くかは未定です。毎月いくらの貯金ができるよう頑張るべきでしょうか?※内容を一部編集しています。【相談者プロフィール】・男性、27歳、会社員、既婚・同居家族について:妻(28)、年収400万(手取り)・住居の形態:賃貸・毎月の世帯の手取り金額:40万円(妻除く)・年間の世帯の手取りボーナス額:160万円(妻除く)・毎月の世帯の支出の目安:27万円【毎月の支出の内訳】・住居費:17万5,000円・食費:
貯蓄型保険で家計が赤字に!今はキツくても将来のために続けるべき?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。 今回の相談者は、41歳、会社員の男性。転職移住や妻の収入減により、以前の収入水準で組んだ貯蓄型保険の支払いが厳しくなってきたという相談者。今はキツくても将来のために続けるべきでしょうか? FPの薮内美樹氏がお答えします。 5年前に首都圏から地方に転職移住し、3年前に自宅を建てました。それに伴い、収入が減少したのは仕方ないのですが、移住前の収入水準(共働き)で保険などを組んでおり、それ以来見直しをしていません。正直保険料が高いのは明からかですが、医療保険・自動車保険以外は貯蓄型です。というのも、退職金の制度がない(転職前も)ため、自分で老後資金を用意しなければならないという事で、生命保険や個人年金保険など必要以上に組んでしまっている気がします。現状の収入と支出のバランスを考えると、トントンもしくは若干の赤字になっております。これから教育費がかなりかかってくる年齢になり、現状の貯金で、教育費がかからなくなるまでに間に合うのか悩んでいます。保険を解約して日々の生活
大家族でも基本は同じ!FPが教える子ども2人以上の家計運営のコツ
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、40歳、会社員の男性。5人のお子さんを持つ相談者。周りに似たような家族構成のモデルがなく、教育費やローンにいくらお金をかけられるかわからずに不安だといいます。FPの當舎緑氏がお答えします。子ども5人のマネープランは今のままで良いのか、似たような家族構成の情報がなくて不安です。現在は日々の生活に余裕を持ちつつ貯蓄できていますが、(1)子どもらそれぞれの教育費はどこまで使って良いか(2)今後親の介護にはどの程度までなら無理なく援助できるか(3)住宅はいくらまでなら無理がないか、その際ローン構成はどうすれば有利か収入に対して使って良い上限額がどのあたりなのか分からず悩んでいます。これまで節約しすぎたと感じており、色々経験させてやりたいと思いつつ、先々の不安からあれも止めよう、これもやらないでおこうと、節約を重視してしまいます。何事も経験だと思いますので、上限額まで意図的に使う(止めない)ようにしたいと考えています。どこまでの支出は無理がないかご教示お
「生涯収支を答えられますか?」FPが教える家計不安の“新しい処方箋”
保険の見直しもスマホで簡単
コロナ禍で「将来のお金」に不安を感じる人が増えています。とはいえ、この状況では先の見通しも立てにくいはず。そうでなくても、人生の必要資金を算出するのは簡単ではありません。ファイナンシャルプランナーの高山一恵さんに、今やるべき「マネープランの立て方」を聞きました。ファイナンシャルプランナー・高山一惠さん 2005年に女性向けFPオフィス、株式会社エフピーウーマンを創業、10年間取締役を務め退任。その後、株式会社Money&Youの取締役へ就任。女性のための、一生涯の「お金の相談パートナー」が見つかる場『FP Cafe』を運営。全国で講演活動、多くのメディアで執筆活動、相談業務を行い、女性の人生に不可欠なお金の知識を伝えている。著書は『はじめてのNISA&iDeCo』(成美堂出版、共著)など多数。
カーローン400万の返済に苦しむ36歳独身男子。資産形成への最短ルートは?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、36歳、会社員の男性。400万円のカーローンの返済に苦しむ相談者。金融資産は170万円。今後、不動産購入も考えていますが、ローンが重くて思うように資産形成できないといいますが……。FPの秋山芳生氏がお答えします。クルマのローン残債がありすぎて困っている。戸建てやマンションの購入も考えているが、資産価値が低下していく事を考えると、怖くて買えない状態。今後、どのように資産形成していけばいいのか、もしくは、このまま貯蓄を貯めるべきかが分からない。 【相談者プロフィール】・男性、36歳、会社員、独身・住居の形態:賃貸(一人暮らし)・毎月の世帯の手取り金額:36万6,000円(年収520万円)・年間の世帯の手取りボーナス額:80万円・毎月の世帯の支出の目安:28万円【毎月の支出の内訳】・住居費:3万8,000円・食費:3万円・水道光熱費:1万5,000円・保険料:2万円・通信費:6,000円・車両費:2万円・お小遣い:2万円・その他:5万円【資産状況】・
ローンに教育費、世帯年収1500万でも現金不足に?運用多めの家計の弱点
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、33歳、会社員の男性。世帯年収1,500万、6,500万円のマイホームを購入し終え、お子さん二人は私立中学への進学を希望しています。子どもが大きくなったら住み替えも視野に入れているといいますが、毎月どのくらい貯金に回せばよいのでしょうか? FPの渡邊裕介氏がお答えします。今後のため、毎月どれくらいを貯蓄に回すべきか、何歳時点でいくらの貯蓄があれば適切かがわかりません。33歳の会社員です。既婚・共働きで、子供は4歳と3歳。今年9月、妻の実家近くにマンション(6,500万円)を35年ローンで購入したばかりです。今後の教育などを考えたとき、今後、何歳時点でいくらの貯金があれば余裕をもって暮らすことができるかを知りたいと考えています。夫婦ともに私立中高一貫校・私立大学出身のため、2人の子どもも早ければ中学から私立に通わせることを検討したいです。夫婦ともに財布の紐を無理にきつくするとストレスが溜まってしまう性質のため、毎月の支出ならびに貯蓄額(後述)に必
増税は不可避!?米両院を手にしたバイデン政権の景気対策、株価への影響を考察する
本当に大型財政政策は出るのか
米国では1月5日にジョージア州で上院議員選挙2議席の決選投票が行われ、2議席とも民主党が勝利しました。これで、大統領、下院に続き、上院も民主党が支配(50対50にハリス副大統領を加える)することになります。翌1月6日には、トランプ現大統領支持者による米国議会議事堂への乱入事件が起こりました。米国内では混乱が続いていますが、バイデン氏は正式に次期大統領に選出されました。株式市場は上昇を続けており、背景にはバイデン政権による追加の景気対策が早い段階で打たれるとの期待感があります。<文:ファンドマネージャー 山崎慧>