収入の4割を占める住宅ローン、借り換えを検討すべき?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、25歳の時に都心の1LDKマンションを購入した30歳の未婚男性。月8万円の住宅ローンの返済が重すぎて貯蓄もままならないといいます。ローンの借り換えをして負担を減らした方がいいのでしょうか。FPの横山光昭氏がお答えします。東京で一人暮らしをはじめ、25歳の時に都心で1LDKのマンションを購入しました。5年間、住宅ローンの支払いを続けているのですが、毎月その返済でいっぱいいっぱいで、貯蓄がまったく増えません。購入時は、結婚したら売ればいいか程度に考えていたのですが、30歳になった今、結婚するような相手もおらず、このまま一人なのかもしれないと思っています。婚活もしているのですが、なかなか実らず、あきらめモードとなってきています。今は住宅ローン控除を受けているところですが、金利が低いので、住宅ローンの借り換えをしたほうが後々のためにはよいのかなと考えています。借り換えをしたほうがよいでしょうか?〈相談者プロフィール〉・男性、30歳、未婚・職業:会社員・
老後が始まる自分の親に教えてあげたい、賢い年金の受け取り方
20代~40代は親との情報共有を大切に
20代~40代は"親の老後"が始まる時期です。生活費の援助や同居などが必要になると自身の生活にも大きく影響するため、親の老後生活や家計のことは早めに情報共有をしておくことが大切です。なかでも、親の老後収入の柱となる「老齢年金」をいくら受給できるのかは、親自身が独立して老後生活を送れるかどうかに関わるため、とても重要です。そこで今回は、これから年金を受給する親に教えてあげたい、「繰上げ受給」と「繰下げ受給」を活用した"年金の賢い受け取り方"についてお伝えします。
家計は「3つの期間」に分けて考える、出産後のマネープラン
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、昨年双子が誕生した32歳の男性。出産後に増えるイレギュラーな支出入の管理方法がわからないといいます。またこの先、同じタイミングで2人分かかる教育費や、全国転勤があり得る中での住宅購入のタイミングなど、どのように考えていけばよいのでしょうか。FPの渡邊裕介氏がお答えします。昨年、双子が生まれました。妻が産休・育休に入って月々の給与が減ると共に、出産一時金、出産手当金、育児休業給付金(2カ月毎)、児童手当て(4カ月毎)、出産祝いが不定期に入ってきます。一方で子供関連のイベント支出も多く、育児用品の購入、ワクチン接種(任意分)、定期健診、お宮参り、保育園入園があります。近々でいえば、給与は6カ月平均で27.0万円に対して、支出は39.4万円であり、毎月赤字です。ただ、お祝いをいただく機会も多く、全体の収支は大幅な黒字です。このようなタイミングで、収支管理はどのようにするのが適切でしょうか。ボーナス含め、臨時支出入をどう管理すればいいのでしょうか。また
アラフィフ世帯の住宅ローン、60歳までに完済した方がいいの?
60歳時点の状況で返済方法は変わる
マイホームを購入する人の平均年齢は40歳前後であることから、住宅ローンの返済を予定通りに行うと、定年後も支払いが続く人も多いことでしょう。定年後を考えた時に、住宅ローンは60歳までに完済した方がよいと考える人も多いかと思います。しかし、定年の時点でもまだまだ教育費などの出費がかさむ人も多いかと思います。そもそも、住宅ローンを定年までに払い終えることにこだわるべきなのでしょうか。今回は、住宅ローンの完済時期について考えてみたいと思います。
手取り月19万、カツカツの生活から脱却できた家計見直し術
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は、マネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のもとへ実際に家計相談に訪れた方のお悩みをご紹介します。相談者はアルバイトで生計を立てている36歳の女性。手取りは月19万円ほど。一見、特に無駄な支出はなさそうですが、今の収入では生活はカツカツです。なんとかしたいといいますが……。(※相談者の了承を得た上で掲載しています)
独立後に手取りが増えても手放しに喜べない「自営業の事情」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、夫が近いうちに仕事で独立を考えているという35歳の女性。会社員から個人事業主に代わると、収入や払うべき税金はどう変わるのでしょうか。マネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のFPがお答えします。去年結婚をしました。子供ができるまでは現状と変わらず、私も働く予定ですが、主人は専門職のため2~3年以内に独立することを考えています。一時的な収入は減りますが、クライアントなどは現在の会社で担当しているお客さまを引き継がせてもらえるため、半年ほどすれば夫の収入は今より増えた状態を保てる予定です。心配しているのは、会社員から個人事業主へ変わると、税金などの納め方が変わるため、自分で支払うお金がどれくらい増えるのか想像できない点です。仮に、独立後も主人が同じ収入だった場合、生活費に使える手取りはいくら引いて考えておくと安心でしょうか? 〈相談者プロフィール〉・女性、35歳、既婚(夫:36歳、会社員)・職業:会社員・手取り世帯月収:5
教育費月8万、子供のケアで支出増「父子家庭の苦悩」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、シングルファザーの37歳男性。小学生になる子供にさみしい思いをさせないように、教育が疎かにならないようにと配慮してきましたが、支出がかさみ、この先の子供の進学費用が心配だといいます。FPの横山光昭氏がお答えします。父子家庭です。母親がいないからといって教育が疎かになってはいけないと思い、今までいろいろな教育を受けさせてきたつもりです。また、さみしい思いが薄らぐようにと、外出などで楽しい時間を作ることにも配慮してきました。ですが、今になって、家計が赤字ぎりぎりであることに気が付き、将来子供の教育費が足りるかどうかが心配になってきました。仕事を増やせば収入は増えますが、子供との時間がなくなることが心配です。職場は私の状況を理解してくれており、現在は残っている仕事を自宅に持ち帰ることはありますが、基本残業なしで働くことができ、土日は休めるという状況です。収入も、親子二人で暮らすには十分あると思うのですが、支出が多すぎるのでしょうか。必要な支出しかして
妻が働きに出るだけでは解消できない?40代夫婦の月8万の赤字
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、幼い子ども2人を抱える40代の主婦。第2子出産前に仕事を辞めましたが、退職後も支出を抑えられずに生活していたため、家計は毎月8万円の赤字です。妻が再び働きに出れば、収入が戻り大丈夫だといいますが……。マネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のFPがお答えします。2人目を授かったときに、職場が遠かったこともあり一旦仕事を辞めました。すぐ働きに戻るつもりでいたため、その後も私の収入があったときと変わらぬ生活をしていました。今まで家計簿をつけたこともなく、使いすぎているのかどうかもよくわかりません。4月から派遣社員として働きに出ることが決まり、収入がある程度戻るので大丈夫かなと思っているのですが、貯蓄が減っていくばかりで手元にお金がないと不安です。子どもが小さいうちはお金がかかるのが普通と思っていて大丈夫でしょうか? 〈相談者プロフィール〉・女性、41歳、既婚(夫:42歳、会社員)、子ども2人(7歳、4歳)・職業:専業主婦
妊娠すると家計はどうなるの?共働き夫婦の家計見直し術
産休・育休でもらえるお金と活用したい減税制度
妊娠や出産後も共働きを続ける夫婦が増えてきています。しかし、休業中の収入減少や出産後の支出増加によって「家計が苦しくなった」と感じる家庭は決して珍しくないでしょう。そこで今回は、産休・育休制度を利用した場合の収入の変化についての解説とともに、休業中に取り組みたい家計の見直し方法や、税金の負担を軽減する制度を紹介していきます。
ケチケチせず、ムリなく効果的な食費の節約方法
考え方を変えた節約術
食費の節約といえば、もやしで過ごしたり、チラシを毎日見比べて安いスーパーをはしごする、といったイメージですか?確かに、これで家計の中の食費は多少節約することができるかもしれません。しかし毎食のようにもやしばかりだったら当然栄養バランスが崩れてしまいますし、数円の安さを追って何軒もスーパーを周る時間も1年で考えると莫大な時間を費やしていることになります。ムリなく効果的な食費を節約するにはどうしたらいいのでしょうか。今回は手間をかけず、食卓も豊かにできている食費節約の方法をご紹介します。
交際費は投資?それとも浪費?支出は3つに分けて無駄をなくす
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、定年を6年後に控えた59歳の独身女性。交際費が月9万円以上かかり、家計は毎月7万円の赤字です。定年後は実家に帰り、母親と一緒に暮らしたいと言いますが、老後の蓄えを用意するためには、まず何から手をつけたらいいのでしょうか。マネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のFPがお答えします。定年は65歳のため、働ける期間もわずかとなってきました。定年後は母のいる仙台で一緒に暮らしていく予定ですが、母からの相続などはあてにせず、私の資産だけで暮らしていくために家計をしっかり把握していきたいと思っています。家計簿は長年つけていましたが、今回家計の内訳を聞かれた際に一緒くたにしている項目が多かったことに気づき、いまいち何にいくら使っているかわかりませんでした。「家計の見える化」をするために、項目分けのポイントなどを教えてもえらますでしょうか? 〈相談者プロフィール〉・女性、59歳、未婚・職業:会社員・手取り世帯月収:28万円・手取り世
母親の生活費を負担し毎月赤字、お金の使い方を見直したい
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はマネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のもとへ、実際に家計相談に訪れた方のお悩みをご紹介します。相談者は50代の女性。母親と2人暮らしです。母親の生活費も負担しているためか、家計は毎月赤字。家計簿をつけていないため、何にいくら使っているのか把握できていないといいます。※相談者の了承を得た上で掲載しています
34歳男性「奨学金250万、一括返済するか迷っています」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はマネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のFPがお答えします。2人目の子どもも保育園に入り、妻が復職しました。現在はなんとなく別財布です。私には奨学金の返済があり、そのため独身時代には貯蓄が全然できませんでした。そのことを知っている妻からの提案で、奨学金の残り250万円を繰り上げ返済するかしないかで迷っています。また、夫婦間でのお金の使い方などに、ルールも予算もないため、今後子どもたちのためにも家族の財産として残していくお金をうまく作って、きちんと管理していきたいのでアドバイスをお願いします。 〈相談者プロフィール〉・男性、34歳、既婚(妻:37歳、会社員/時短勤務)、子ども2人(6歳、2歳)・職業:会社員・手取り世帯月収:50万円・手取り世帯年間ボーナス:190万円【資産状況】・預貯金:340万円(夫30万円、妻 310万円)・有価証券:20万円(株主優待目的)・奨学金残債:250万円(有利子)・自動車ローン残債:120万円・
38歳主婦「ミニマリストに共感!家計の断捨離がしたい」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は横山光昭氏がお答えします。毎月の収支はぎりぎりですが、年間の収支は黒字です。借金もないので、家計は問題はないと思っていました。ですが最近、断捨離やミニマリストの考え方を知り、非常に共感できました。シンプルな暮らし方だけではなく、節約、貯金をするという考えもあり、私もそうなりたいと思いました。そして改めて振り返ると、貯蓄は住宅ローンの頭金や引っ越しに使ってしまい、ほとんどありません。子供はもう少しで小学校卒業ですが、あっという間に高校受験、大学受験と進んでいくと思うと、貯蓄を増やさなくてはいけないと考えるようになりました。断捨離やミニマリストの方の考え方を生かして貯蓄を増やしたいのですが、今まで問題に感じていなかったので、何からどのように手を付けたらよいのか、さっぱりわかりません。まずは家計の断捨離できる部分を知りたいと思っています。〈相談者プロフィール〉・女性、38歳、既婚(夫:36歳・会社員)、子供(小6)・職業:パート・手取り世帯月収:37.2万円
結婚、出産で急変する家計「この先苦しくならないか心配」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は前野彩氏がお答えします。29歳の主婦です。結婚して1月末で仕事を辞めました。現在求職中で、手取り15万円、ボーナスなしの派遣の仕事に就きたいと考えています。2月に戸建ての家を購入するので、住宅ローンの返済が始まります。また今後、子供を2人欲しいと考えているので教育資金も貯めていきたいです。生活や経済状況が一気に変わるので、この先家計が苦しくならないか心配で相談させていただきました。〈相談者プロフィール〉・女性、29歳、既婚(夫:会社員)、子供なし・職業:専業主婦・居住形態:賃貸・手取りの世帯月収:43万円 妻:17万円(来月から無収入) 夫:26万円(残業時間により変動あり) ※夫の手取り年収:350万円(ボーナス込み)・毎月の支出目安:25万円・貯金:700万円(住宅ローンの頭金500万円と新婚旅行代80万円が引かれる予定)・払い済み終身保険:150万円【家計(25万円)の内訳】・光熱費:2万円・通信費:2万円・食費:4.5万円(外食費含む)・保険:2
膨れ上がった支出に感覚が麻痺、高収入50代夫婦の家計
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回はマネーフォワードから生まれたお金の相談窓口『mirai talk』のFPがお答えします。やっと子供1人が春から社会人になります。3人目はこれから大学受験で、予備校などにまだまだお金がかかります。子供の教育には出せる分だけ出すというやりくりをしていたため、当たり前ですが、貯金はあまりありません。膨れ上がってしまう支出に感覚が麻痺している部分があり、すぐには無理でも少しずつペースを落とした生活を送っていくよう心がけたいと思っています。そこで、プロによる我が家の支出適正額について、アドバイスをお願いします。〈相談者プロフィール〉・女性、50歳、既婚(夫:50歳・自営業)・子供3人:22歳(大4)、18歳(大1)、15歳(高1)・職業:パート・手取り世帯月収:夫79万円・手取り年間ボーナス:夫79万円※妻のパート代14万円は家計に含まない【資産状況】・預貯金:120万円・有価証券:400万円(株式、親からの相続)・車のローン:220万円【支出の内訳(78.45万
給料の何割を貯金に回す?「月収43万、月10万の貯金ができない」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は竹内美土璃氏がお答えします。月10万円は貯金しようと思っているのですが、10万円を先に貯金に回すと毎月の生活費が足りなくなり、クレジットカードを使ってしまいます。結局、翌月のカードの請求額が高くなり、支払いのために貯金ができず、負のループに陥ってしまいます。どうしたら上手にやりくりできるのでしょうか。〈相談者プロフィール〉・女性、38歳、既婚、子供1人・職業:会社員・居住形態:賃貸・手取りの世帯月収:43万円・毎月の支出目標:30万円
28歳主婦「自転車操業の家計、なんとかして抜け出したい」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は三澤恭子氏がお答えします。毎月貯金した分だけ赤字になり、自転車操業が続いています。どうにか抜け出したいのですが、無理に節約しようとするとストレスでイライラしてしまいます。夫から毎月生活費をもらいますが、やりくりがうまくできずに足りなくなるので、土日の早朝のみパートに出ています。夫は年収650万円ほどで、夫自身の貯金はまったくありません。年2回のボーナスは、前妻の子の養育費、プレゼント費、年払いの車の税金・保険料・車検代にほとんど消えてしまいます。家賃、光熱費は夫が、スマホ代はそれぞれが支払っています。〈相談者プロフィール〉・女性、28歳、既婚(夫:42歳、会社員)、子供2人(4歳・2歳)・職業:パート・居住形態:賃貸・手取り収入:18万円16万円(夫から渡される生活費)+2万円(妻のパート代)・毎月の支出目安:18万円・貯金:300万円・負債(奨学金など):78万円【支出(22.4万円)の内訳】・食費:5万円・衣服・美容費:0.5万円・医療費:0.4万円