「崖が崩落した土地」「倒木が頻発する雑木林」相続してしまった“トンデモ負動産”の実例とその後
意外と身近にあるかもしれない
少子高齢化などを背景に、空き家や山林、農地などの土地を相続したものの、その買い手、借り手が見つからずに放置状態になっている不動産が急増しています。そういった不動産は、活用もできずに固定資産税といった出費だけがかかり続ける、プラスの資産というよりは負の資産に近い状況から「負動産」とも表現されるようになってきました。一方、DIYで空き家を改修したり、ソロキャンプとして山林を活用したりするなど、負動産でも活路が見出されてきている側面もあります。しかしながら、中には活路を見出しようのない「トンデモ負動産」も多くあります。そこで、今回は筆者が関わったトンデモ負動産の実例をご紹介します。なお、この記事では実例のご紹介だけでなく、トンデモ負動産をその後どう活用したかについてもご紹介したいと思います。
月5万の家賃でも、30年で1800万円。「一生賃貸住まい」を選ぶときに考えておきたい4つのこと
30~40代から老後の居住費に備える
都市部のマンションを中心に、住宅価格の高騰が目立つ一方で、ローンの固定金利上昇のニュースも気になるところです。今後の住宅購入について、考えが揺らいでいる人も多いのではないでしょうか。「住宅、自分は買わないかもな…」「このまま、一生賃貸住まいかも?」と思った人は、ぜひ今のうちから対策しておきたいことがあるのです。今回は、そのポイントを4つお伝えします。
ホテルのような洗面所は自宅でも実現できる−−100均グッズも活躍する、整理収納アドバイザーが実践する方法とは
家族で作るホテルライクな洗面所
整理収納アドバイザーの米田まりな( @komedamarina )です。皆さんは自宅がなかなか片付けられず、「家中が散らかって……一体どこから手をつければ良いの?」「家族が片付けに協力してくれない!」と、モヤモヤしてしまうことはありますか?そんな方に、最初に手をつけてほしいのが「洗面所」。洗面所は家族の使用頻度が高く、テレワーク中もリラックス中も目につきやすい場所です。また、水回りは汚れが目立ちやすく、こまめな掃除が求められる場所でもあります。一度「ホテルライクな洗面所」を作ることができれば、日々の生活で効果を実感し、綺麗な状態をキープしたくなるものです。所用時間は2〜3時間なので、休日に家族でトライしてみましょう!(C)丹野雄二
大掃除ができなくても、2〜3箇所やればOKな「中掃除」のススメ。部屋別お掃除のコツを解説
お部屋の汚れ具合で掃除場所を決めよう
決して長いとはいえないお正月休み。ゆっくり休みたいところですが、周りの人は大掃除をしていると「やらなければならない」と気になるものではないでしょうか。気がかりなことがあると気分もスッキリしないものです。モヤモヤを払拭するためにも、大掃除ではなく「中掃除」をしてはいかがでしょうか。今回は「ここだけやっておけば、あとは改めて後日やればいい」そんな中掃除のポイントをご紹介します。
契約書や説明書…書類はどう整理すべき?仕事納め前にやっておきたいデスク周りの整理ポイント
整理収納アドバイザーが解説
皆さんはこの1年間、集中して「テレワーク」行えましたか?出勤機会も増えつつある今、「自宅デスクが、ほぼ物置き状態になっている……」という方も、少なくないのではと思います。デスク周りを片付ける効果は絶大。スッキリとした「ゼロ」の状態を作ることで、新年の仕事・勉強へのモチベーションも大いに高まるはずです。今回は、デスク周りの整理について解説します。
年末の大掃除、片付けが苦手な人が最初に取り組むべき場所は?「思い出の品」の収納法も
整理収納アドバイザーが解説
もうすぐ年末大掃除シーズン。部屋が散らかっていて、どこから手をつけて良いか分からない……という方に、整理収納アドバイザーの筆者がおすすめしているのは、クローゼットから手をつけることです。クローゼットや押し入れは、部屋にとっての「ふくらはぎ」のような存在。使用頻度が低いモノの定位置を一手に担う収納場所であり、クローゼット・押し入れが上手く活用できている家はモノの流動性が高く、風通しが良くなります。反対に死蔵品が溜まると、「使用頻度は低いが自分にとって必要なモノ(思い出やストック品など)」の置き場所がなくなり、居住スペースがモノで溢れてしまいます。必要なモノが適切な場所に配置されたクローゼットを作ることで、部屋全体が筋肉質に引き締まっていきます。
洗濯機に発生するワカメの正体は「カビ」! 洗濯槽クリーナーを効果的に使う方法と理想の掃除頻度を解説
ワカメをまずは撲滅する
「定期的に洗濯槽クリーナーを使って掃除しているのに、何故か洗濯物に黒いワカメのような汚れがついてしまう」そんな経験がある人もいるのではないでしょうか。黒いワカメの正体は、洗濯槽の裏側に発生しているカビなのです。衣類を清潔にするための洗濯機がカビだらけなのは、どう考えても好ましい状況ではありません。そもそも「洗濯槽クリーナーを使ったら、ワカメがいっぱい取れた!」というのも喜んでいる場合ではないのです。それまでカビだらけの中で洗濯していたのですから。それでは、どのようにして洗濯機を清潔に保てばよいのでしょうか。今回は洗濯槽クリーナーの使い方と、日頃の洗濯機のケア方法をご紹介します。
リフォームで「相見積り」は必要か−−予算を決めるためのポイントとは
住宅リフォーム(3)
同じリフォーム工事でも、見積りに差が出ることがありますが、何が違うのでしょうか?テレビ東京「カンブリア宮殿」にも出演したリフォーム会社・さくら住宅創業者の二宮生憲 氏の著書『新版 住宅リフォームを考えたら必ず読む本』(あさ出版)より、一部を抜粋・編集してリフォーム会社からの見積もりについて解説します。
リフォーム会社選びで失敗しないために調べておきたい2つのこと
住宅リフォーム(2)
リフォームといっても、場所や作業により専門性は異なります。リフォーム会社を選ぶ際には、どんなことに注意すべきなのでしょうか?テレビ東京「カンブリア宮殿」にも出演したリフォーム会社・さくら住宅創業者の二宮生憲 氏の著書『新版 住宅リフォームを考えたら必ず読む本』(あさ出版)より、一部を抜粋・編集してリフォーム会社選びで調べておきたい2つのことについて解説します。
電気代は1年で3,000円以上も値上がり…一番電気代が高い冬にやっておくべき節約法
購入方法の見直し、節電、ポイントを活用
原油高騰、ウクライナ侵攻、インフレ、円安……。2022年、さまざまなできごとの影響を受けて値上がりした電気代は、これからも値上がりが見込まれます。冬は一年で一番電気代が高い季節ですから、家計が心配な方も少なくないでしょう。そこで今回は、電気代が高い冬にやっておくべき節約法を解説します。
住宅をリフォームするタイミングは、どのように決めるべきなのか?
住宅リフォーム(1)
時間とともにモノは劣化していくように、購入した住宅もいつまでも新居の状態ではありません。では、どのタイミングでリフォームを考えるべきなのでしょうか?テレビ東京「カンブリア宮殿」にも出演したリフォーム会社・さくら住宅創業者の二宮生憲 氏の著書『新版 住宅リフォームを考えたら必ず読む本』(あさ出版)より、一部を抜粋・編集してリフォームすべきタイミングについて解説します。
片働きの31歳会社員夫「子ども2人を中学から私立に行かせ、4000万の家を買いたい」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、31歳、会社員の男性。2人の子どもを中学から私立に通わせ、10年後に、4000万円の住宅を購入したいと考えている相談者。FPのシミュレーションの結果は? FPの秋山芳生氏がお答えします。
夏フル稼働したエアコン、本格的な冬が到来する前にやっておきたい3つのこと
フィルター掃除以外にもやるべきこと
酷暑という単語を頻繁に耳にすることが多かった今年の夏。エアコンを毎日フル稼働していたご家庭も多かったのではないでしょうか。季節はすっかり秋となった今、さすがにもう冷房を使うこともないと思います。夏が終わり、このままエアコンのケアを何もせずに、暖房を使う冬を待つのは実はエアコンにとって良くないことなのです。今回は本格的な冬が到来する前にやっておきたいエアコン掃除についてご紹介します。
税金だけじゃない。意外と知られていない「負動産」化した不動産のリスク
使う見込みが無ければ、一刻も早く処分
「親から引き継いだ、使い道のない山林や農地」や「数年以上空き家のままになった実家」といった、財産として活用できないままに固定資産税を納めているような「負動産」化した不動産はないでしょうか。負動産には、意外と知られていない、重大なリスクがたくさん潜んでいます。場合によっては、そのリスクによって借金を背負うこともあります。そこで、今回はそのリスクと対策について見ていきましょう。
物価上昇で再建費用が足りなくなる可能性も。火災保険の保険金額、どう設定するべき?
保険金額は再建できる評価になっているか?
自然災害の多発により、保険料値上げが続く火災保険。大規模災害では国や地方からの助成があるものの、火災保険には根っことなる公的保険がありません。くらしの基盤となる建物や家財に起きた大きな損害は火災保険で備えることが多いでしょう。ですが、火災保険に入っているだけでは安心といえません。自分にとって、適正な補償になっているかご存知でしょうか?
掃除で万能に思える「重曹」が、変色の原因になることも。じつはNGな重曹の使い方
アルミや銅製品はNG
ナチュラルクリーニングで人気の重曹。調理にも使うもので安全だから(注)と家の中のあらゆる場所の掃除に使っている人も多いでしょう。しかし、じつは重曹にも使わないほうがいい場所やものがあるのです。今回はそんな重曹のNGな使い方についてご紹介します。
相続税の基礎控除額はいくら?実家が課税対象になるか判断する方法とは
実家の終活(3)
いざ遺産を相続することになった際、自分が相続税の課税対象になるのか、どう判断すればよいのでしょうか?宅地建物取引士で上級相続診断士の小島一茂 氏の著書『“負動産”にしないための実家の終活』(同文舘出版)より、一部を抜粋・編集して相続税について解説します。
2つの事例にみる「相続トラブル」を招かないために決めておくべきこと
実家の終活(2)
もし実家を相続する可能性がある場合、トラブルを防ぐためにできることはあるのでしょうか?宅地建物取引士で上級相続診断士の小島一茂 氏の著書『“負動産”にしないための実家の終活』(同文舘出版)より、一部を抜粋・編集して相続トラブルを防ぐための準備について解説します。