大家族でも基本は同じ!FPが教える子ども2人以上の家計運営のコツ
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、40歳、会社員の男性。5人のお子さんを持つ相談者。周りに似たような家族構成のモデルがなく、教育費やローンにいくらお金をかけられるかわからずに不安だといいます。FPの當舎緑氏がお答えします。子ども5人のマネープランは今のままで良いのか、似たような家族構成の情報がなくて不安です。現在は日々の生活に余裕を持ちつつ貯蓄できていますが、(1)子どもらそれぞれの教育費はどこまで使って良いか(2)今後親の介護にはどの程度までなら無理なく援助できるか(3)住宅はいくらまでなら無理がないか、その際ローン構成はどうすれば有利か収入に対して使って良い上限額がどのあたりなのか分からず悩んでいます。これまで節約しすぎたと感じており、色々経験させてやりたいと思いつつ、先々の不安からあれも止めよう、これもやらないでおこうと、節約を重視してしまいます。何事も経験だと思いますので、上限額まで意図的に使う(止めない)ようにしたいと考えています。どこまでの支出は無理がないかご教示お
ローンに教育費、世帯年収1500万でも現金不足に?運用多めの家計の弱点
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、33歳、会社員の男性。世帯年収1,500万、6,500万円のマイホームを購入し終え、お子さん二人は私立中学への進学を希望しています。子どもが大きくなったら住み替えも視野に入れているといいますが、毎月どのくらい貯金に回せばよいのでしょうか? FPの渡邊裕介氏がお答えします。今後のため、毎月どれくらいを貯蓄に回すべきか、何歳時点でいくらの貯蓄があれば適切かがわかりません。33歳の会社員です。既婚・共働きで、子供は4歳と3歳。今年9月、妻の実家近くにマンション(6,500万円)を35年ローンで購入したばかりです。今後の教育などを考えたとき、今後、何歳時点でいくらの貯金があれば余裕をもって暮らすことができるかを知りたいと考えています。夫婦ともに私立中高一貫校・私立大学出身のため、2人の子どもも早ければ中学から私立に通わせることを検討したいです。夫婦ともに財布の紐を無理にきつくするとストレスが溜まってしまう性質のため、毎月の支出ならびに貯蓄額(後述)に必
年収700万20代正社員夫婦「将来に支障が出ない住宅の金額は?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、25歳の会社員の既婚女性。妊娠前に都内でマンションを購入したいそうですが、700万という世帯年収で将来に支障が出ない物件の金額が知りたいとのご相談です。FPの飯田道子氏がお答えします。妊娠前にマンション購入したいが、今の年収で都内のマンションを購入しても将来支障がないか不安。これから2年後ぐらいに購入を想定しており、できれば30年未満のローンで月々の返済額が無理のない範囲になるようにしたい。4,000万円だと手が届きそうな気もするが、都内で希望条件のところは5,000〜7,000万円以上であり、将来支障が出ないためにはどのくらいのマンションを購入すべきか悩んでいる。【相談者プロフィール】・女性、25歳、会社員(既婚)・同居家族について:自分、夫(26)共にフルタイムの正社員(大企業だと思います)・住居の形態:賃貸・年間の世帯の手取り金額:700万円・年間の世帯の手取りボーナス額:120万円・年間の世帯の支出の目安:284万1,000円【年間の支
“総資産5億円”不動産投資家が語る、価格交渉の前に作るべき「データベース」
相場観の磨き方
不動産投資では、さまざまなテクニックが必要になります。そのひとつが「価格交渉」。ここで必要なノウハウは、不動産に限らず、一般のビジネスや交渉シーンでも使えるかもしれません。そこで話を聞いたのが不動産投資家の束田光陽さん。総資産5億円を達成し、ファイナンシャルアカデミー「不動産投資スクール」講師も務める束田さんに、価格交渉のエピソードを聞きました。
家賃は17万円減、飲み代は10万円以上減 「地方移住」で支出はどう変わったか
生鮮食品が1~3割安い
東京から佐賀県唐津市に引っ越しをしたらお金をあまり使わなくなりました。とはいっても、それまで使い過ぎていたのでしょう。出費を減らしたいと考える人にとって、テレワークが実現できて、これまでの収入があまり変わらないのであれば、地方への引っ越しもアリかもしれません。もちろん、お子さんの学校の問題などがない場合に限った話ですが。
世帯年収1300万、2人目希望。教育費を優先した場合、住宅ローンはいくらまで?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、32歳、会社員の男性。世帯年収は1300万ほど、子どもは2人希望する相談者。教育費にできるだけお金をかけたいそうですが、住宅にいくら費やせるのでしょうか。FPの渡邊裕介氏がお答えします。2年前に結婚(結婚式・新婚旅行)をして、現在妻が妊娠中(1人目)です。共働きで世帯年収は1,300万ということもあり、比較的順調に資産形成は進んでいると思っています。しかし、今後妻の産休や時短勤務による世帯年収の減額、今後のライフイベント(2人目)や教育費を考慮したときに、住宅費にどこまでかけてよいのかを悩んでいます。子どもへの教育環境はできるだけ整えてあげたいため、教育費には平均よりはかけたいと思っています。そのため、優先度としては教育費に合わせて、住宅を調整したいと思います。アドバイスのほどよろしくお願いします。■想定進学先1名:私立中学→私立高校→私立文系1名:私立中学→私立高校→国立理系(院)【相談者プロフィール】・男性、32、会社員、既婚・同居家族につ
親の「空き家」を管理する方法、最低でも月1回行うべきこととは?
屋根と外壁にも注意
他人事ではない「空き家」問題。前回、空き家の相談・管理を行うNPO法人「空家・空地管理センター」の伊藤雅一理事から指摘されたのは、空き家を放置しておくことのリスクと、先延ばしにすれするほど解決し難くなるということでした。逆に言えば、早めに対処すれば負担を最小限にでき、利益を生む資産に変えられることも。今回はより具体的に空き家の活用法、管理の方法を伺っていきます。
将来の値下がりを待つべき?2021年のマンション市場の相場見通し
価格の下げ圧力は生じにくい
新築マンションの価格は、供給面から見ても、需要面から見ても、下がりにくい状況にあります。高値の続く新築マンションをあきらめて中古マンションを購入する人も増えていますが、中古マンションにも十分な供給量があるとは言えません。今後しばらく、新築マンションの価格は高い状態が続き、中古マンションの価格も上昇していくのではないかと思われます。
妻子あり30代男性「テレワークが増え、住み替えを検討 都心or郊外、迷ったらどっち?」
みんなの住宅相談:第2回
30万組以上の住宅選びの相談に応えてきたスーモカウンターのアドバイザーが、住まいの悩みに答えるシリーズ。最近よくいただくご相談内容をご紹介しながら、お悩み解決につながるポイントを解説します。【相談者の悩み】都内の賃貸マンションに住む会社員です。妻と3歳になる息子と3人暮らしです。コロナ禍で仕事がテレワークのみの日も多くなり、高い家賃を払って狭い都心のマンションに住むことに疑問を持ち始めました。周囲には、都心近郊外で住宅を購入したり、郊外の賃貸に引っ越したりという人もいて、自分も憧れを持ちつつも、いきなり環境が変わることに対する不安もあります。また、テレワークが増えたとは言え、一生テレワークと決まったわけではないですし、現状では週に何回かは出社しています。それに便利な都心の生活も捨てがたく、迷っています。都心と郊外、迷ったらどっちを選ぶべきなのでしょうか。【相談者プロフィール】・本人:夫30代(会社員)・家族:妻30代(会社員)、子ども(3歳)・現在の住居:賃貸マンション(70平米、2LDK)スーモカウンターアドバイザー:コロナ禍でテレワークが導入された方などを中心に、都心から郊外への住
41歳専業主婦「生活費月40万家賃抜きでも赤字になりリボ払いに頼ってしまう」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、41歳、専業主婦の女性。夫から、家賃を除いて40万円の生活費をもらっているとういう相談者。しかし毎月お金を使い切ってしまい、リボルビング払いに頼ってしまうようになり、クレジットカードの限度額が迫っているといいます。家計再生コンサルタントの横山光昭氏が運営する『マイエフピー』のFPがお答えします。夫に家計管理がなっていないと叱られ、落ち込んでいます。夫は毎月40万円を生活費として渡してくれています。それを使って生活をしているのですが、毎月赤字続きで、クレジットカードのリボ払いを利用して生活しています。子どもが小さい頃はこんなことはなかったのですが、大きくなるにつれ、食費、日用品代、洋服代、娯楽費などの生活費がかかりはじめ、塾代がかかりはじめるとあっという間に家計は苦しくなってしまいました。苦しくなりはじめの時は夫に相談していたのですが、「お前のやり方が悪い」と一方的に怒られるばかりなので、相談せずにリボルビング払いで家計を回すようになってしまった
30代男性「テレワークで息子の足音が気になる マンションor戸建て、買うならどっち?」
スーモカウンターみんなの住宅相談:第1回
30万組以上の住宅選びの相談に応えてきたスーモカウンターのアドバイザーが、住まいの悩みに答えるシリーズ。最近よくいただくご相談内容をご紹介しながら、お悩み解決につながるポイントを解説します。
手取り18万・家賃4万・奨学金返済あり。首都圏郊外一人暮らしの理想の家計と管理のコツ
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、24歳、会社員の女性。初めて一人暮らしをする予定だという相談者。生活費や保険料はどれくらいを想定するべきなのでしょうか。FPの氏家祥美氏がお答えします。一人暮らしを始める予定です。首都圏郊外の団地に住む予定なのですが、毎月家賃以外にかかる費用としてはどれくらいを想定しておくべきでしょうか?ガス設備はあり、都市ガスとします。在宅ワークがあるため、ネット環境はなるべく良いものにしたいです。また、これを機に保険に入るよう勧められたのですが、精神疾患で通院中だと保険に入れないと聞きました。けがや病気への備えは最低限どれくらい必要でしょうか?【相談者プロフィール】・女性、24、会社員、未婚・住居の形態:親の家で同居・毎月の世帯の手取り金額:18万円・ボーナスの有無:なし・毎月の世帯の支出の目安:10万円・住居費:4万円・食費:3万円・水道光熱費:住居費に含む・教育費:1万円・保険料:0円・通信費:3,000円・お小遣い:0円・その他:5万円【資産状況】・
賃貸派の夫と持ち家購入に揺れる妻。購入する・しないの判断基準とは?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、35歳、会社員の女性。これまでは、変化に柔軟に対応できるようにと、賃貸で暮らしてきましたが、2人の子どもも成長し、家が手狭になってきたため、持ち家の購入を考えはじめました。しかし夫は賃貸派。購入と賃貸、どちらがよいのでしょうか? FPの飯田道子氏がお答えします。今後も賃貸で大丈夫か、ご意見を頂きたいです。産業サイクルがどんどん短くなり、変化していく世の中でローンを組むのはリスクが高い、それより柔軟にライフスタイルを変えられるようにしたいと思ってこれまで賃貸でやってきました。子どもが2人になり、上の子も来年年長になるため、引っ越しを考えているのですが、賃貸だとファミリータイプで手頃な物件がなかなかありません。仮に一部屋増やそうとすると月3万円は上がってしまいます(夫が激務ということもあり、駅近を譲らず…)。よくよく考えると、夫婦共に退職金がなく、お互いの実家も別々の他県なので、老後の住居費を抑えるために家を購入してもよいのでは?と最近考え始めまし
株価が上がり続けても30~40代の貯蓄は減っているという過酷な現実
住宅価格の高騰が家計を直撃
資産価格の高騰が続いています。日経平均株価は2020年12月8日時点で2万6,467円とバブル期以来の高値水準で推移しています。株価や地価など資産価格が高騰している背景にあげられているのは、日本銀行及び海外中央銀行による金融緩和の影響です。日本では、2012年12月の安倍政権発足以降、資産価格は上昇を続けていますが、その結果として家計は潤っているのでしょうか。保有する資産の多寡はいつまで働くかにも多大な影響を与えます。拙著「統計で考える働き方の未来―高齢者が働き続ける国へ」(ちくま新書)では、家計の貯蓄の動向を分析し、近年の資産価格の上昇が家計の資産にどのような影響を与えているのかを検証しています。ここでは、その内容をもとに、現代の家計がどのような状況にあるのかを確認してみましょう。
40代世帯年収1150万、子ども2人。6000万のマンションは「背伸び」か?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、45歳、団体職員の女性。2人の子持ちで世帯年収1,150万ほどの相談者。6,000万円のマンションの購入を検討していますが、自分たちの財力と年齢で手が届くのかを心配されています。FPの渡邊裕介氏がお答えします。実家を継ぐ予定だったため、結婚後ずっと賃貸に住んでいます。当面同居はなしということで、中古戸建またはマンションを予算4,800万円で探しておりましたが、なかなか条件に合う物件に出会えておりません。2022年に完成予定の約6,000万円の駅前再開発の3LDKマンション購入を検討中。詳細物件金額・管理費・修繕費積立金は今年の10月に決定し、購入要望書を提出する予定です。同じ駅の駅前マンションは築年数が30年以上でも同じくらいの広さの部屋が3,500万円ほどで取引されております。子どもが巣立つ15〜20年後に売却し、実家へ戻るつもりです。背伸びしすぎている物件だと思ってはいますが、売却前提で購入するのもひとつの方法かと思っています。これまで賃貸
住宅購入検討者が増加、「売れている新築マンション」の傾向とは?
同一エリアでも二極化していく
マンション評論家のマンションマニアです。コロナ禍で住宅検討者が増えていますが、建築費高騰の影響により新築マンションは採算が悪化し、価格が上昇しています。住宅購入検討者の収入が上がっているかといえばそうではないでしょう。そんな中どのような新築マンションが売れているのでしょうか。コロナ禍におけるマンション市場、マンション選びを合わせてお伝えいたします。
パリと東京23区、家賃が高いのはどっち?コロナ禍で陰るパリ不動産事情
パリから逃げ出すパリっ子も
フランスはロックダウンまっただ中ですが、じつはパリで部屋探しをしています。以前から予定していた引っ越しが、偶然にもこの時期に被ってしまったことが原因です。この状況下での賃貸情報の吟味は、普段と比べてとても不自由です。理由の一つは、自由に外出できないこと。二つ目は、物件の見学自体が禁止されていること。そのため、間取り図や写真といった情報で決めるしかありません。今までの経験から土地勘はなんとかなるものの、建物の中まで把握しているわけではなく、どうしても物件の細かなところをチェックできません。こんな状況ですが、期待もあります。コロナ禍でフランス国内外の人の移動が少ないため、もしかしたら優良物件に空きが出ていたり、全体的な賃貸価格が下がったりしているかもしれません。調べてみると、やはりコロナ禍でパリの不動産価格もブレーキがかかっているようです
「希望は子ども2人、中高一貫私立、都内住宅」20代パワーカップルの夢は叶う?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、24歳、会社員の女性。24歳にして世帯年収が1,000万超えという相談者夫婦。しかし、子どもは2人、中高一貫私立、都内住宅、マイカーなど、高水準のライフスタイルを希望しています。相談者の夢は叶うのでしょうか? FPの菅原直子氏がお答えします。この春に結婚した24歳・同い年の夫婦です。年齢の割にそこそこ収入がある、と思ってしまうせいか貯金額が甘いな、と日々感じております。今回の相談は今後のライフプランに関してです。夫婦共々30代前半までに子どもが2人欲しいとは思っているのですが、妻である私は都内出身なこともあり進学に関して自分と同じく私立の中高一貫校をイメージしております。夫もこれには特別反対はしていません。ただ、住宅購入の話題になると6,500万くらいまでのローンなら組める、と考えているようです。また、郊外出身で義父が車関係の仕事だったこともあり、やはりマイカー(中古で300万ほどを想定)がいつかは欲しいとも思っているようです。駐車場代も高い