なぜ保険は見直した方がいい? 最適な見直しタイミングと逆に損をするケースを解説
保険の見直しで損をするケースとは?
「保険に入るときに納得して入ったのだから、見直す必要はないのでは?」「面倒だし、ずっとそのままの保険ではダメなの?」「見直すと損をするのでは?」保険の見直しについて、こんなイメージを持っている人は少なくはありません。たしかに「保険の見直し」はちょっと面倒です。そして年齢とともに保険料は上がります。しかし、見直すことで必要のない保障を止めることができ、保険料が下がることもあります。今回は、保険の見直しが本当に必要なのか?とその理由を解説します。
【実録】検査入院で医療保険の保険金請求、いくら受け取れた?
民間医療保険の必要性とは…
50代の医療保険の見直しについて、前回の記事で筆者の実例をお伝えしました。折しも、検査のため入院することになり保険金請求を行ないました。医療保険から保険金がいくら出たか、実際のところ民間の医療保険は必要かについてもお伝えしていきます。
10年前と現在の保険を比較! 見直すと「損する保険」「得する保険」
金額以外に保障内容に大きな違いも
今回のテーマは、「10年前に入った保険の見直し」を考えようです。「10年前だから、そろそろ見直した方がいいのかな?」「年齢も上がっているから保険料も上がるのかな?」「納得して入った保険だから見直す必要ってあるの?」「保険って定期的に見直した方がいいのかな?」「見直すと得なことってあるの?」など、さまざまな声が聞こえてきます。そこで、筆者は、ちょっと変わった検証をしてみました。10年前の保険商品と、いま販売されている同じ保険商品の保障内容の比較です。10年前の保険料などのデータを調べるのは難しいですが、筆者は『よい保険・悪い保険』という書籍を14年間ずっと監修してきました。今回は『よい保険・悪い保険 2014年版』(宝島社)と『NEWよい保険・悪い保険 2024年版』(徳間書店)のデータを使って解説します。いままで同じ保険商品を時系列で比較した例は、私の知る限りではありません。なかには10年前に入った同じ保険に入り直すと年齢が上がっているにもかかわらず、保険料が安くなる保険もあります。つまり、10年前、30歳で入った保険商品、いまは40歳になったのだけれども、同じ保険商品に入り直すとなん
「保険料が年9万円以上あがった…」為替相場の影響が大きい【外貨建て保険】のリアル
外貨建て生命保険加入の注意点
2022年に引き続き、2023年も外国為替市場の対ドル円相場では、円安ドル高傾向が続いています。10月には約1年ぶりに一時1ドル=150円台を突破し、11月には2023年最安値を更新しました。このような背景から、ファイナンシャルプランナーの筆者の元には、為替相場の影響を大きく受ける外貨建て生命保険についての相談が増えています。今回は、実際に相談を受けた2つのケースを元に、外貨建て生命保険への加入を検討する際に注意していただきたいポイントについて解説します。
FPはどんな保険を選んだ? 50代の医療保険の見直しと注意点
継続を決めた10年定期の実費補償型とは?
医療保険の保障内容は、医療事情の変化に合わせて変わってきています。今の50代が若い頃に加入した医療保険は見直した方が良いのでしょうか?今回は、実際に筆者が医療保険を見直した体験をもとにお伝えしていきます。
治療中でも入れる保険も。がん経験者が入れる「がん保険」とは?
医療保険には一定の条件を満たせば入れるが…
がん経験者にとって一番心配なのは、がんの再発・転移です。しかし、一度がんに罹患した人が、がん保険に入ることは難しいのが現状です。医療保険では、引受基準緩和型なら告知項目が少なく、ある一定の条件を満たせば契約することができます。ただ、がん経験者がもっとも望むのは、がん保険への加入です。がん経験者やがんの治療中の方は、もうがん保険に入ることができないのでしょうか?そんなことはありません。近年、がん経験者やがんの治療中でも入ることができるがん保険が、いくつか登場してきました。今回は、がんサバイバーのためにがん保険について説明しましょう。
独身・夫婦・子あり世帯、それぞれで必要な保険は? ライフステージ別、保険選びのポイント
生命保険3つの基本形
生命保険って複雑で難しい、そう感じている方は多いのではないでしょうか。実は、生命保険の基本形と呼ばれるものは3つしかありません。そこで、今回はこの3つの基本形を解説するとともに、ライフステージに合った保険選びのポイントについて、わかりやすくお伝えします
40代から年間7万円も増加! 50代が加入する生命保険、年間払込保険料はいくら?
更新型保険の保険料負担増に苦慮
婚姻年齢がまちまちの現代は一概に言えませんが、50代は子育てがそろそろ一段落する時期。教育資金が落ち着いたのもつかの間、今まで気にならなかった、更新型生命保険料がいっきに増え始め、見直しを考える時期でもあります。
「夫が働けなくなった時に住宅ローンの返済が続くのが心配…」どうすればいい?
団体信用生命保険、福利厚生制度、そして…
住宅ローンの借り入れをしている方は、万が一働けなくなったらどうしようと頭をよぎったことはないでしょうか。夫婦の場合、働き方や金融資産など状況によって対処方法は変わってきますが、どのように考えていくのが良いのかを解説します。
40歳から徴収される介護保険料。年収500万円だといくらになる?
介護保険料率は制度スタートから3倍に上昇
給与明細の「控除」の欄を見ると、健康保険や厚生年金保険といった社会保険料が引かれていることがわかります。社会保険料は、40歳になると新たに「介護保険料」も引かれるようになり、手取りが減ったとびっくりする方も少なくないようです。そこで今回は、介護保険料のしくみと年収500万円の場合の介護保険料の金額、今後の介護保険料の動向を紹介します。
「こんなに保険料を払っていたっけ?」は危険信号!控除証明書を使って保険整理をする方法
無駄な保険は放置しない
毎年届く生命保険料控除証明書。年末調整や確定申告で控除申告に使用する証明書です。終われば用済みにしていませんか? ご家族の生命保険をトータルで確認できる年一回の機会を有効に使いましょう。
【実録】大腸検査でポリープ除去、医療保険の給付金請求をしてみた
請求手続きがWEBで完結することも
民間の保険、入っていますか?生命保険の1年間あたりの払込保険料(個人年金保険を含む)は、男性で20.6万円、女性で16.0万円です(生命保険文化センター「生活保障に関する調査」/2022(令和4)年度>より)。月あたりにすると、男性は約1万7000円、女性は約1万3000円の保険料を納めていることになります。保険に加入すると安心感は得られますが、保険金・給付金の請求についてまで、把握できているでしょうか? 筆者が、最近医療保険で給付金を受け取った体験談をふくめながら、注意点をお伝えします。
40代が加入する生命保険、年間払込保険料はいくら?
生命保険への関心が高まる時期
30代で婚姻し子どもにお金がかかり始める40代。少子化対策で高校無償化や子ども手当の拡充など、子育て世代への優遇は進んでいるものの、学費以外の費用も想像以上にかかります。切詰めたいのが民間生命保険の保険料ですが、万一の際、頼りになるのも民間保険です。40代が加入しておきたい保険を考えます。
医療保険に必要以上に入っていませんか?無駄をなくすために知っておきたい「公的保険」の基礎知識
公的保険の不足をおぎなうのが「民間医療保険」
社会保険制度のひとつである公的医療保険について、自分自身の保障がどうなっているのか、きちんと理解していますでしょうか?公的医療保険について知ることは、民間の医療保険の加入を検討する際にも役立ちます。今回は、公的医療保険の押さえておきたい基礎知識についてわかりやすく解説します。
30代は毎月いくら保険料を支払っている? 既婚者子持ちが加入する保険の一例
医療保険、死亡保険金額、必要な保障金額は?
晩婚化が進み生涯独身生活を送る人も増えた近年、ひとくくりに加入すべき保険を限定することは難しいでしょう。既婚者が増え始める30代。家族を持ったケースに焦点を当て解説します。
熱中症で救急搬送…あなたが加入している保険で保障はされる? 1日単位で入れる保険の注意点
熱中症保険は必要か?
例年にない暑さが続く日本列島。今年は関東や西日本以上に北陸・東北・北海道などの、比較的夏が短い地方にも猛暑が襲っています。連日熱中症による救急搬送が後を絶ちません。入院に至る症状も少なくない熱中症。どのような保険が適用になるのでしょうか?
病気、就業不能、地震…人生で起こりうるリスクをコントロールする3つの方法
人生のリスクを「転嫁」「保有」「軽減」でコントロールする
人生、山あり谷ありですね。これはどなたにも当てはまることだと思います。人生は波瀾万丈。いったい何が起こるのか予測もできません。嬉しいことばかりあるといいのですが、考えもしなかったトラブルに巻き込まれることや、不幸なことが起こることがあるかもしれません。しかし、悪いことが起こったとしても、リスクコントロールができていれば、被害を最小限にできたり、被害を回避したりすることができます。今回は、日常生活におけるリスクコントロールと保険についてお話しましょう。
保険に加入して15年以上経過、死亡保障が高額…保険の見直しで保険料の削減が期待できるパターンとは?
医療保険やがん保険は定期的な見直しが必要
加入する際には十分に検討して入った保険だとしても、定期的な見直しは必要です。特に保険の種類によっては更新が必要なケースもあり、見直さないと更新の度に保険料が上がってしまいます。今回は、保険の種類について解説するとともに、現在加入している保険を見直すことで保障を充実でき、さらに保険料を削減できる可能性があるケースをご紹介します。