株歴12年で見つけた、株式投資で大切にしたい6つのこと
経験に基づいたリアルな投資の勘所
株式投資ってなんだか難しそう、怖い、そんなイメージがあると思います。確かにそういう一面があるのは事実です。しかし、筆者は確信しています。「株ほどすばらしい仕組みはない」と。例えば、とある医薬品メーカーの株を買ったとします。その会社は投資家のお金で困っている人のために新しい薬を開発します。もし開発が成功したら薬を待ち望んでいた人たちは喜び、薬が売れます。それで会社は利益を上げ、一部が株主に還元される……。簡単に説明するために極端な例を出しましたが、おおむねこういうことです。つまり、株式投資には、投資を受けた会社、その会社の製品・サービスを利用する私たち、そして株主、この3者がみんなハッピーになる可能性があるんです。もちろん、上の例でいえば、開発が失敗し株価が暴落、最悪の場合、会社が倒産することもあるでしょう。これが“怖い”の部分です。うまくいく会社を見つけるためには決算書や、100ページを超える有価証券報告書を読むことも必要でしょう。これが“難しい”の部分だと思います。
29歳社長年収800万円、老後後悔しないお金の使い道は?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナー(FP)が答えるFPの家計相談シリーズ。今回は野瀬大樹氏がお答えします。29歳、IT系の1人社長をしています。年収は約800万円、貯金は2,000万円(うち資本金が500万円)ほどあります。老後のために小規模企業共済を満額の年間84万円、個人型確定拠出年金を月額1万5,000円積み立てています。節税対策のために確定拠出年金を満額の月6万8,000円に変更したほうがいいのか、もしくはほかの投資に目を向けたほうがよいのか悩んでいます。また現在、彼女と同棲中で、ゆくゆくは結婚して都内に一戸建てかマンションを購入したいと考えています。住宅購入の頭金を増やすために、今はなにもせずに、しっかり貯金を行ったほうがよいのでしょうか? 希望として住宅は総額5,000万円ぐらいの物件を望んでいます。1人社長の私では住宅ローンの審査が通らないと思いますので、上場企業に10年ほど勤務する彼女がローンを組む予定です。学生時代に100万円ほど損をしたので、投資には手をつけていません。確定拠出年金を満額の約82万円に変更
子供が生まれ2DKが手狭に… 今のマンションは貸す?売る?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。4年前、東京都目黒区に中古マンションを購入しました。その時点では妻と2人で2DKと余裕があったのですが、昨年子供が産まれ手狭になってきています。来年にはもう1人産まれる予定なので、今後、引っ越しを考えなければと思っています。今のマンションを賃貸に出して少し離れた場所で賃貸を探すか。マンションは売却し、新しくローンを組んでマンションを買い換えるか。どちらにすべきか悩んでいます。上の子供が小学校に入る前にはどうにかしたいと思っています。ちなみにローンは後29年です。売却と賃貸の考え方について、アドバイスをお願いします。(30代前半 既婚・子供1人 男性)
優待マニア主婦が選ぶ10万円以下&利回りもよい6月銘柄
アイデア文具から大人気パンケーキまで
今年も早いもので6月! これからの季節はじめじめとした梅雨のイメージですが、私にとっての6月は1年を通して最も忙しい時期です。いちばん数が多い3月決算の優待や株主総会通知が届くのが今月なので、我が家は優待でひっくり返り(笑)、あちこち株主総会にも参加するので非常に忙しいのです。とはいえ、お天気が変わりやすい季節ですので、みなさんも遠くにお出かけの際には折りたたみ傘を鞄にしのばせておいてくださいね。さて、6月の優待権利は114社と、まあまあ多い月です。今回はそのなかから10万円以下で購入できて、優待利回りのよい会社を3社選んでみました。ぜひ、参考にしてくださいね。なお、1つ目に登場する企業は6月20日(火)が権利日ですので、15日(木)が権利確定日となります。そのほかの2社の権利確定日は27日(火)です。※株のご購入は自己責任でよろしくお願いしますね。
世帯年収850万の夫婦、今後の資産運用について対立中
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナー(FP)が答えるFPの相談シリーズ。今回はプロのFPとして活躍する内藤忍氏がお答えします。妻と資産運用について揉めています。投資のためにアパートを購入して5年。もう一棟アパートを購入したいと考えていますが、妻は「教育資金が必要になるし、余裕があるなら繰上げ返済」と反対しています。子供はほしいと思っていますが、まだ出産の予定はありません。自宅に関しては一生賃貸で合意ができています。今後についてアドバイスお願いします。現在の資産状況は以下の通りです。【私】所得500万円(給与420万円 不動産80万円)[資産]円預金1,100万円 ポンド預金2,000万円 日本株500万円 外国株2,000万円[負債ローン]アパートローン1棟3,200万 利率1.9%(残20年)物件は80万/年程度の黒字【妻】所得350万円[資産]円預金150万 金15万[負債ローン]奨学金100万 無利子(残8年)(30代前半 既婚・子供なし 男性)
少額から株が買える「ミニ株」はどんな人におすすめ?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナー(FP)が答えるFPの相談シリーズ。今回はプロのFPとして活躍する深野康彦氏がお答えします。弟が「株式投資を始めるならミニ株から」と言っていて興味を持ちました。たしかに株式を一株単位で買おうとすると、額が大きくなってしまいます。一方で最近話題の株主優待を受けられるのか、手数料が高いんじゃないか、といった不明点があります。どんな人におすすめなのか教えていただけますか? 貯金は100万円弱あります。大半が預金で、20万円ほどが積立の投資信託です。(20代後半 独身 女性)
今、なぜインカム投資か? 大切な資産を守る賢い選択
不安定な金融市場に振り回されない投資
トランプ相場で上昇を続けていた株式市場も一服、欧州をはじめ世界の政治情勢も予断を許さない状態が続き、マーケットには、にわかに不透明感が漂ってきました。先行きが読めない状況において、個人投資家が安定した資産運用を行うためにはどうすればよいのでしょうか。金融市場の動向に詳しいJPモルガン・アセット・マネジメント株式会社のグローバル・マーケット・ストラテジスト國京彬さんと、同社のクライアント・リレーションシップ・マネジャー上山宮子さんに、大切な資産を守る資産運用法をうかがいました。
投資初心者です 証券口座はどんな基準で選べばいいの?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナー(FP)が答えるFPの相談シリーズ。今回はプロのFPとして活躍する深野康彦氏がお答えします。そろそろ投資を始めたいと思っています。まずは証券会社の口座を開こうと調べてみたのですが「どの会社にしよう?」と迷ってしまい、なかなか前に進めません。証券会社はどう選べばよいのでしょうか? 今はネット証券を考えていますが、初心者はそうではない証券会社のほうが相談ができてよいのでしょうか。また、NISAでも選び方は同じですか?(30代後半、独身、女性)
お金のプロが指摘する「100%後悔」する買い物の条件
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナー(FP)が答えるFPの相談シリーズ。今回はプロのFPとして活躍する野瀬大樹氏がお答えします。お金のプロのみなさんに、これまでで一番有益だったお金の使い方について聞いてみたいです。難しければ、一番失敗したお金の使い方でもかまいません。よろしくお願いします。(30代前半 独身 男性)
「若者は“狭くて古い”家に住め」人生に効くお金の使い方
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナー(FP)が答えるFPの相談シリーズ。今回はプロのFPとして活躍する野瀬大樹氏がお答えします。来年、新社会人になる大学4年生です。ニュースでよく見る公的年金制度に関する報道に不安を覚え、若いうちから老後を見据えた資産形成を行う必要があるのではないかと考えるようになりました。しかし、いざ自分の雀の涙のような初任給を想像すると、とても資産運用どころではなく、日々の家計のやりくりで手一杯な気がします。ストック・フローともにお金に乏しい20代でも、資産形成について真剣に考えたほうがよいのでしょうか? また資産運用を行う場合、どのような点に注意すれば無理なく運用を行うことができますか。(20代前半 独身 男性)
お金儲けに罪悪感…「私の得=誰かの損」これって真実?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナー(FP)が答えるFPの家計相談シリーズ。今回はプロのFPとして活躍する野瀬大樹氏がお答えします。自分でも不思議だとは思うのですが、「お金儲け」ということに対して躊躇してしまいます。私は小さいながら個人事業を営んでいるので、時折、うまくいけばかなり儲かりそうな仕事の話が舞い込むことがあるのですが、つい遠慮してしまいます。幸いにも、ひとり暮らしで一般的な生活ができており、自分のなかではそれなりに生活にも満足しているのですが、他人からみるとかなり変に見えるらしく、彼女からも「あなたはおかしい」と、バカにされる始末。どうしてこんな思考なのか振り返ってみると、私はどこかで「自分が得をすれば、どこかで誰かが損をしているのではないか」と考えてしまっているようです。それによって、つい判断が鈍ってしまいます。こんな私にお金のプロの方から喝を入れていただきたいです。また、お金のプロの方のお金との向き合い方についてお話を聞かせてください。(20代後半 独身 男性)
ダイエットと資産運用成功のコツは同じ!? 基本の3ステップ
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナー(FP)が答えるFPの相談シリーズ。今回はプロのFPとして活躍する内藤忍氏がお答えします。36歳女、独身です。フリーランスで確定申告も自分で行っています。生前贈与で150万円の贈与金を受け取り、これを元本に資産運用をしたいと思っています。収入が不安定なため、毎月一定金額を積み立てることは難しいのですが、ある程度まとまった金額になったら運用に追加していきたいと思っています。現在持っているのは外貨預金でユーロ(30万円程度)と豪ドル(80万円程度)、定期預金が数百万円です。投資信託も検討していますが、どのような配分で運用を行ったらよいのか、どんな商品がおすすめなのか。アドバイスお願いいたします。(30代後半 独身 女性)
ベンチャー経営に大成功して、もし大金を手に入れたら…
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナー(FP)が答えるFPの相談シリーズ。今回はプロのFPとして活躍する内藤忍氏がお答えします。20代でベンチャー企業を経営しています。以前、内藤さんのインタビューで「お金を手にしても変わらなかった人・お金を手にして変わってしまった人」の話を読み、とても印象に残りました。自分の会社はまだまだですが、事業が成功した暁にはしっかりとしたお金が手に入る可能性もあります。まさに“取らぬ狸”ですが、例えば、ある日数億円のキャッシュが手に入ったとき、とりあえずの使い道が決まるまでの間は、どうすればよいのでしょうか? さまざまな富裕層の方と出会ってきた経験からお知恵を拝借できるとうれしいです。(20代後半 独身 男性)
4月も『3000円投資生活』が強かった 今話題の本ランキング
半年連続トップの理由は?
4月のビジネス書ランキング第1位は『はじめての人のための3000円投資生活』。なんと6か月連続での第1位となりました。この本を読んで投資を始めたという方がどれくらいいるのか、気になるところです。ただし、本書で紹介されているのは「ウサギとカメ」にたとえると“カメ”の投資法。目に見えて儲かっている人はまだまだ少ないかと思います。それでも売れているのは、やはり損しにくいというハードルの低さと、わかりやすさにあるのでしょう。
アップルが10億ドルファンドを始めた政治的な理由
トランプ大統領との関係性とは
iPhoneのアップルがアメリカ国内での先進的なものづくり支援を目的に10億ドル(約1,130億円)のファンドを作ると発表しました。「アメリカ製造業の雇用創出を目指す」と言います。ほかにもiPhoneの生産委託先である鴻海精密工業が新しい工場をアメリカに建設する動きもあります。その背景にあるのはドナルド・トランプ大統領の存在です。アメリカに雇用を生むことを政策の第一目標とするトランプ大統領は、海外に利益を移転するグローバル企業に厳しい目を向けています。そのせめぎ合いの中心にいるアップルの状況をまとめてみましょう。
「株が思い通りに動かない」さて、あなたはどうしますか?
困った時の対処法
ゴールデンウィークは相場もお休みでしたが、日本の株価指数である「日経平均」や外国為替については米国などで取引が行われていました。日本にも祝日取引ができる「日経平均」があり、大型連休で東京証券取引所や大阪取引所が休場の間も実際に取引されていました。さすがにゴールデンウィークまで“切った張った”ということを行う人たちは限られており、実はちょっとした売り買いによって、大きな動きになることもあります。そして今回のゴールデンウィークも日経平均は休みの間に大きく上昇となりました。上昇したのであれば特に問題なさそうですが、休日前に株式を手放した人や、「空売り」といって信用取引で株を借りて売っていた人たちは大きな上昇で儲けそこない、逆に「損をした」とぼやく人もいます。
お金のプロが大失敗 “好きすぎた”会社への株式投資
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナー(FP)が答えるFPの相談シリーズ。今回はプロのFPとして活躍する野瀬大樹氏がお答えします。「FPの家計相談シリーズ」で質問に答えていただいているお金のプロの方々はどのようにお金を運用されているのですか? 成功談ではなく、失敗談を教えてください。(匿名希望)
優待株投資で資産は作れますか? “優待主婦”が思うこと
株主優待マニア主婦ならではの戦略は?
新緑の隙間から太陽がチラチラ眩しく輝きだした5月。日中は汗ばむ日も多くなりましたね。我が家の家族も日中は半袖で過ごす日が増えています。ですが、夜になるとけっこうまだ温度差がありますので気を付けて下さいね。さて、5月の優待は35社と少ないです。実は5月銘柄として、ぜひ紹介したいと1年前から思っていた銘柄がありました。ところが、その銘柄は年始から値上がりを始め、特にここ2か月で急上昇。今や私の買値の3倍になってしまいました。ですので、優待狙いとしては利回りもよくありませんし、もはやおすすめ銘柄とは言えなくなりました。