子なし夫婦のどちらかが亡くなったら、財産は全て配偶者のものにならない?
知っておきたい相続人の順位
昨今、子どものいない夫婦も増えてきました。今回は、子どものいない夫婦に起こった相続の事例を2つご紹介します。
ひとり親家庭で大学生2人の教育費、「大学無償化」でどうなる?
高等教育の修学支援制度による実際の補助額は…
ひとり親家庭が子どもを育てる中で気になるのが教育費。特に大学進学を希望する場合、塾代・受験代・入学金・授業料など多くの費用がかかります。しかし、2020年4月より大学無償化と言われる「高等教育の修学支援制度」で教育費事情が大きく変わりました。今回は、大学生2人を育てているシングルマザーの体験談を紹介します。
「やめなさい」は逆効果、夏休み明け"子どものゲーム依存"スマホ利用とどう向き合う?
親も子も肩の力を抜くことも大事
前回、子どものオンラインゲームやスマホの利用に悩む保護者たちの声を取り上げました。スマホやパソコン、ゲーム機でのゲームへの過激な熱中、依存は「ゲーム障害」としてWHOの『ICD-11』の国際疾病分類に認定されています。新型コロナ感染拡大による臨時休校、短縮された夏休みが明け、コロナとの共存が求められる現在。子どもたちのスマホ利用やゲーム依存の実態と、家庭での対応策を、子どものみならず大人にも適用する「インターネット・ゲーム・SNSなどの依存度チェックリスト」を交えながらお伝えします。
新型コロナで感染不安を強く感じているのは大学生の親や幼い子どもがいる世代?暮らしはどう変化したか
加速するデジタルシフト
7月以降、全国的に新型コロナウイルスの感染が再拡大しましたが、8月末現在ではピークは過ぎたようです。しかし、秋冬にかけてはインフルエンザとコロナが同時流行する懸念もあります。現在、全世界でワクチンや治療薬の開発に取り組まれていますが、広く一般に普及するには、しばらく時間がかかるでしょう。このような中で、感染不安が強い人ほど、店舗の利用を控えて、ネットショッピングなどのデジタル手段の利用を増やすような傾向があります。ニッセイ基礎研究所の「新型コロナによる暮らしの変化に関する調査 」を使って、その状況を見ていきましょう。
加熱するスポーツビジネス、虐待から子どもを守れるか
日本は加害者の処罰が異様に少ない?(後編)
7月下旬に公表された、国際人権団体・ヒューマン・ライツ・ウオッチ(HRW)の調査報告書『数え切れないほどたたかれて』。本調査は、スポーツ指導の場で半数以上が子ども時代に暴力を受けていたことなど、日本におけるスポーツ教育の場での暴力・虐待の実態を明らかにしました。調査に協力した団体、国際的なスポーツ選手の労働組合「World Players Association/世界選手会」の理事で、スポーツ選手の権利保護に詳しい山崎卓也弁護士に、前編に引き続き、日本はどう対策すべきか、また子どもをスポーツエリートにすることの本質的な問題について聞きました。
スポーツ指導で半数以上が子どもの時に暴力を経験、暴力・セクハラを防ぐためには?
日本は加害者の処罰が異様に少ない?(前編)
7月下旬、来夏に延期された東京オリンピック・パラリンピック開幕1年を前に、国際人権団体のヒューマン・ライツ・ウオッチ(HRW)が『数え切れないほどたたかれて』と題する調査報告書を発表しました。今年1月から6月、オリンピック・パラリンピック経験者を含めた現役および引退したスポーツ選手約800人(少なくとも50競技)にインタビューやオンラインアンケートを実施。日本におけるスポーツ指導の場での子どもに対する虐待の実態を明らかにしました。"スポーツの秋"を控え、調査に協力した、スポーツ選手の国際的な労働組合「World Players Association/世界選手会」の理事である山崎卓也弁護士に、改めて現状と解決策、さらにこれらの問題とスポーツビジネスとの関係について伺いました。
窃盗を重ねる父親の介護を拒否したい、子は親を「介護しなければ」いけない?
親子に義務は生じるのか
介護は子が親にする最後の恩返しといわれますが、実情は甘いものではありません。認知症ともなれば、「手に負えない」ことが多く、困り果ててしまいます。高齢化が進むなかで、介護の必要性は高まっていますが、受け入れる側の体制は整っていないようです。
「早期退職して子どもと親のケアを優先したい」大黒柱シングルマザーの希望は叶う?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、45歳、会社員の女性。夫と死別してから大黒柱として家計を支えてきましたが、今後は家族のケアを優先するために、早期退職を希望しています。FPの三澤恭子氏がお答えします。私45歳会社員、子13歳(中学1年娘)、主人と死別し母子家庭です。これまで家庭を犠牲に仕事優先の毎日でしたが、子どもが思春期になり生活リズムを正して家庭優先へ生活をシフトしたいと考えています。また両親に介護が必要になってきたこともあり、早期退職を検討しています。これからかかる教育費、実家の介護、そして1人の老後資金を考え、早期退職が可能か(もしくはどの程度の勤労収入が必要か?)、また家計の見直しポイントについて、専門家の先生からアドバイスを頂ければと思います。【相談者プロフィール】女性、45歳、独身(死別)職業:会社員子どもの人数:1人(13歳)同居家族について:近居の両親(父母とも後期高齢者)が要介護1と2です。住居の形態:持ち家(マンション・集合住宅)毎月の世帯の手取り金額:4
財産分与・養育費・年金分割、子連れでの離婚前に知っておきたい「お金の知識」
離婚を決意したら調べておきたい
離婚後、親子の安定した生活を守るためには、教育費や支援制度・住まいや仕事など様々なことを考える必要があります。今回は、子連れ離婚の前に知っておきたい大切なお金の知識として「財産分与」「養育費」「年金分割」「扶養」とひとり親家庭への支援制度について、ご紹介します。
高収入でも危険!投資や貯蓄型保険偏重で現金預金が少ない家計の問題点
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、44歳、会社員の女性。資産の大半が貯蓄型保険・投資信託・株・個人年金で、現金預金は少なめ。ここ数年はお子さんの教育費もかかり、ますます現金での貯金ができなくなっているといいます。適正なバランスはどのようなものでしょうか。FPの秋山芳生氏がお答えします。貯蓄の大半が預金ではなく、投資信託や株、貯蓄型の保険、個人年金です。預金での貯蓄金額、貯蓄割合を増やすべきでしょうか。増やすとしたら、どの程度が良いでしょうか。●毎月の貯蓄の内訳夫の自社株を毎月4万円ずつ購入(給与天引)夫の個人年金保険 月1万円妻が毎月1万円ずつ投資信託に積立(つみたてNISA)妻の貯蓄型保険 月1万円妻の企業型確定拠出年金 月1万円 ●ボーナスからの貯蓄の内訳長男学資保険 年払い 約20万円 満期400万長女学資保険 年払い 約26万円 満期500万円次女学資保険 年払い 約20万円 満期400万円 ここ数年は中学受験費用、入学資金が嵩んだり、入居10年以上が経過して設備を取り
41歳金融資産実質12万円「41歳彼女との結婚、お金が不安で踏み出せない」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、41歳、会社員の男性。同い年の彼女と交際中とのことですが、貯金があまりなく、結婚に踏み出せないといいます。子どもも欲しいそうですが……。FPの氏家祥美氏がお答えします。今お付き合いしている彼女(41歳)がおります。父の葬儀代等の大きな出費が落ち着き、私が新しい会社へ移って収入が増えてきたので、彼女との結婚を意識するようになりました。結婚したら子ども1人は欲しいと思っておりますが、今の貯蓄額と家のリフォームローンが残っている間は不安で、結婚に一歩踏み出せません。しかし彼女が40代という事もあり、子どもを授かることができるタイムリミットが心配です。実家暮らしを続けるとして、どの程度貯蓄すれば、結婚や子どもを1人育てることが可能でしょうか?(子どもは高卒までと考えております)【相談者プロフィール】男性、41歳、会社員、未婚未婚・既婚:未婚住居の形態:親の家で同居(※九州・沖縄地方在住)同居家族について:母の収入:月5〜10万円?(農業系の仕事、年末に
42歳で長子誕生「定年と子どもの成人が重なり不安、このままの貯め方で大丈夫?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、42歳、会社員の男性。妻が妊娠し、今年11月に長子が誕生予定ですが、将来は定年と子どもの成人が重なり、ローンの返済も残っているため不安とのこと。FPの飯田道子氏がお答えします。出産後の家計が不安です。このままで良いかの相談です。住宅ローンは、借入額5120万円、金利1.34%、35年固定、残31年です。60歳定年後も住宅ローンは残る為、保険の積立で繰上げ返済予定です(60歳くらいに繰上げ返済予定)。また、11月に出産予定の為、定年と、子ども成人がかさなります。住宅ローン、教育資金、老後資金を平行で貯めていく必要があると認識してきますが、今のままの家計で良いかがわかりません。改善する必要がある場合、どこを改善すればよいかがわかりません。アドバイスをお願いします。【相談者プロフィール】男性、42歳、会社員、既婚同居家族について:妻、39歳。11月に出産予定です。その後は、仕事復帰予定。住居の形態:持ち家(戸建て)毎月の世帯の手取り金額:35万円ボー
親子で実践したい「おこづかいルール5カ条」
親子の間でもルールが大切なわけとは
子どもにお金の大切さや金銭感覚を学ばせたいとおこづかい制度を導入している家庭は多いと思います。私が講師としてお話をさせていただく時には、参加者の皆様に「子どもにおこづかいをあげているか」について質問をさせて頂いています。実感では、小学3年生以上の7割くらいの家庭がおこづかいをあげています。また、今はあげていないがこれからあげたいという家庭がほとんどです。小学生中学年になれば、おこづかいをあげている家庭がふえていきますが、家庭でのルールは何か決めていますか。約束ごとを決めておかないと、その都度解決をしなければならなくなります。また、親の対応が毎回違っていては子どもが振り回されてしまいますし、親への信頼度はガタ落ちに。そこで、おこづかいを始めるために、家庭でのルールを決めておきませんか?今回は、わが家の「おこづかいルール5か条」を紹介します。
育児中、突然受けることになったコロナ抗原検査。陽性だと子供はどうなるのか
約30分で結果判明
「陽性が出たら、そのまま10日間ほど入院ですが大丈夫ですか」0歳児を育てながら職場復職したばかり私は、7月下旬に風邪をこじらせ、新型コロナウイルスの抗原検査を受けました。改めて思い知らされたのは、陽性が出た瞬間から家族からも社会からも隔離され、日常生活が送れなくなる病気であるということ。症状への不安よりも、家族や周囲、仕事に一体どんな影響があるのかという恐怖が襲ってきました。
夫が鬱で妻の扶養に?「どのぐらい働けば子どもとマイホームを諦めなくて済む?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、30歳、会社員の女性。夫が鬱になり現在無職で就職活動中だそうですが、子どももマイホームも諦めたくないとのこと。FPの横田健一氏がお答えします。夫が鬱のため無職で、扶養に入れて私の収入のみで生活をしています。夫は幸いな事に働く意欲はあるため、就職先を斡旋してくれるスクールで現在勉強中です。しかし、鬱で2回退職を経験しているため、これから先、また私の収入で生活するかもしれない不安と、その時は子どももマイホームも欲しいのに諦めざるを得ない不安から相談しました。夫が転職に失敗したら、パートタイムで扶養の範囲内で働いてもらおうと思っているので、その場合だとどのペースで貯蓄すれば子どもとマイホームを諦めなくていいのか教えてください。ちなみに転職が成功すれば年俸400万スタートなので、その際は余剰分を全て貯蓄や投資に回します。【相談者プロフィール】女性、30歳、既婚(夫30歳、就職活動中)職業:公務員子ども:なし同居家族について:夫のみ。私が妊娠したら、弟夫
手取り年収700万「子どもが私立理系大学・1人暮らしでも大丈夫?2人目は厳しい?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、31歳、育休中の女性。子どもがもし、私立理系の大学に進学し、一人暮らしになった場合にかかる教育費がご心配とのこと。FPの菅原直子氏がお答えします。生後7ヶ月の娘の教育費用についてです。大学進学用に18歳までに500万円以上貯金したいと考えています。国公立希望ですが最もお金がかかる私立理系、1人暮らしになった場合、どのくらいの教育費用が必要になるのでしょうか。またその費用について、現在児童手当200万円、学資保険(月10000円以内の支払いで200万円)か夫の終身保険(低解約型払戻金型 死亡保険金200万円 15年払い 月8900円 18年目で返戻率101%となり162万円)に加入する、出生体重貯金とお年玉、お祝いなどで100万円、その他家族貯金からと考えています。将来的には2人目も欲しいと考えています。2歳差か4歳差と思っていますが、2人を大学まで通わせられるのか、うちの家計では2人目はきついのかもわからない状態です。また教育費用を学資保険や終
FP直伝!家庭の事情に合わせた家計管理法4つ。小遣い制に抵抗のある夫婦にはどれが最適?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、31歳、会社員の男性。夫婦共働きで、財布を一つにするのに抵抗があるため、どんな家計管理の方法がいいのかお悩みとのこと。FPの黒田尚子氏がお答えします。家計のやりくり方法について相談させてください。現在、夫婦2人で生活しています。子どもはまだいません。賃貸住まいです。毎月、夫20万円、妻15万円を夫婦共通の口座に入金し、生活費にしています。余った分は翌月に繰り越しており、実質貯金になっています。もともとお互いの収入をすべてオープンにして、ひとつの財布からお小遣い制にするのに抵抗があり、今のやり方に落ち着きました。というのも、お互い買いたいものがあった時に、相手に気を遣わずに買い物をしたいという希望があったためです。しかし、実際の収入金額から共通口座への入金額を差し引いたお小遣いの部分が不透明になり、本当に今のやり方がよいのか自信がありません。妻の貯蓄額などは知りません。夫婦二人の家計のやりくり方法について、よりよいやり方やアドバイスがあれば教えて
ちゃれんじ、スマイルゼミ、Z会、ポピー、幼児向け通信教育でコスパが良いのはどれ?
新型コロナで注目度急上昇!
コロナ禍で学校がお休みになる中、通学が不要な通信教育が大人気を呼びました。申し込みが殺到し、教材が届くのが数か月先になるものもありました。幼児向けでも教材は、価格は月額1000円以下のものから、タブレットを購入する必要があるものまでさまざま。そこで、代表的な4社について、月額や教材の種類、親の手間などを比較してみたいと思います。