子どもの成績が上がったら「臨時ボーナス」をあげてもいい?
子どものよく出来た!に応えよう
マネープラスの「お金のしつけ」では、おこづかい制度という昔からあるしくみをお金のしつけに取り入れて、お話をさせていただく機会が多いです。わが家ではお金のしつけをするためにおこづかいを取り入れて実践してきました。その過程でお金のしつけに取り入れてみてらいいかも?という機会が何度もあり、その都度検討しました。その1つが「子どもが頑張ったときに臨時ボーナスをあげるか問題」です。この問題は最近の取材でも聞かれることが多いです。今回は、臨時ボーナスはあげてもいいのかについて、私見ではありますがわが家のエピソードを盛り込んでお話をしたいと思います。
30年前に逆戻り?ドイツで「男女不平等」がなぜ進むのか
コロナが社会構造を浮き彫りに
ドイツは、ヨーロッパの中でも男女平等に積極的に取り組む国です。世界経済フォーラムが2019年12月に公表した「ジェンダー・ギャップ指数」においても、対象の153ヵ国中10位にランクイン。前年度に比べて順位を4位上げました。121位の日本を大きく引き離しています。しかし同国では、コロナ禍によりこれまでの努力が無駄になり、再び男女格差が開くのではないかという危惧が高まっています。
年収1000万超えなのに教育費がピンチ「家族に不自由させたくない」家計の問題点は?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、3人の子どもを持つ専業主婦の女性。手取り月収は80万を超えているのに、貯金ができなくて困っているそうです。3人の子どものうち2人は受験生で、進学にかかるお金が捻出できなそうだとお悩みですが…。家計再生コンサルタントの横山光昭氏が運営する『マイエフピー』のFPがお答えします。3人の子どものうち、2人が受験生なのですが、あまり貯金がなく困っています。家計簿はパソコンでつけていて、毎年、大きな金額ではないですが黒字になります。毎月の手取り収入は80万円ほどあり、住宅は親から相続したものに住んでいるので、管理費しかかかっていません。ですから生活費にはゆとりがあり、ある程度好きに使ってもさほど困りません。家族に不自由をさせない暮らしが維持できるようにと努めているだけなのですが、意外とお金がかかっているようで、貯金ができていませんでした。欲しい、必要だといわれるものは無駄ではないと思い、可能な限り購入してきました。必要なのにうちの子だけ持っていないとなると
休校中で崩れたリズム、「早起きよりもぐっすり眠ることを最優先」で取り戻す
まずは健康的な生活を
最長で3カ月にも及んだ休校期間から段階的に学校再開がなされていますが、子育て家庭から学校再開への不安として「休校期間中、親子ともに生活リズムが乱れてしまい、朝、なかなか起きることができない」「心身ともに学校生活へ適応できるだろうか」「どう生活のリズムを戻せばよいか」といった声が多く聞かれています。また休校期間中には、外出自粛もあり、子どもが体力を持て余して、家のなかでイライラしているという悩みも聞かれていました。休校中には体育の課題として「一日一回は室内でできる運動をしよう」、例に「縄跳び」「YouTubeを観てダンス」などが挙げられていたものの、住宅事情によっては困難だという声もありました。新型コロナウィルス感染拡大の状況はいまだ予断を許さず、当面は保護者の就労を含め、外出も以前より控えめとせざるを得ない期間が続くでしょう。学校再開がなされるいま、子どもたちや子育て家庭はどのようなことに気をつければよいのでしょうか。
正社員からパートになって収入減の38歳女性「世帯年収690万で3人目は無謀?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、2人の子どもをもつ38歳の女性。正社員からパートに変わり貯蓄ペースが減ってしまい、3人目がほしいが教育費が不安と言います。FPの氏家祥美氏がお答えします。3人目がほしいが教育費が心配です。2年前までは私も正社員として働いており、貯蓄もできていましたが、貯蓄ペースが落ちています。子どもにかかる教育費をどのように捻出していけばよいか、今のペースで3人の子どもは無謀な資金計画か相談したいです。<相談者プロフィール>・女性、38歳、既婚・職業:パート・アルバイト・同居の家族:夫38歳(会社員)・子ども:2人(4歳、6歳)・居住形態:持ち家(戸建)・毎月の世帯の手取り金額:43万円・年間の世帯の手取りボーナス額:170万円・毎月の世帯の支出目安:38万円【支出の内訳】 ・住居費:9.4万円(元金均等のためあと7年の固定金利中は減っていく)・食費:5万円・水道光熱費:3万円・教育費:8万円(学童1.2、保育料2.8、習い事2,学校2)・保険料:2万円(年払
時短勤務中妻「2人育てながらフルタイムは厳しいが年収700万夫の給料だけだと赤字」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、41歳、2人の子どもの子育て中の女性。間も無くフルタイムに復帰する予定ですが、長時間勤務が厳しいと言います。かといって、夫の給料だけでは赤字に……。FPの横山光昭氏がお答えします。共働き夫婦です。4歳と2歳の2人の子どもを保育園に預け、私は時短で働いています。時短勤務は下の子どもが3歳になるまでなので、もう少しで終了となります。それ以降は通常の勤務体制になり、残業で21、22時まで仕事という日も出てくると思うので、働き方について悩んでいます。夫は夫で忙しく、帰りが遅いので、面倒を見てもらうことを期待できません。ならば私が仕事を辞め、子どもの面倒を見ていくほうが良いのではないかと思っています。今の家計は、二人の収入で収支がトントンという状況です。3歳になれば下の子の保育料もかからなくなるので負担は減るのですが、夫一人の収入ではそれでも毎月10万円ほどの赤字が出るだろうと思い、なかなか決断できません。シッターさんに子どもたちのお迎えや夜の食事、お風
「住宅購入は子どもの入学前or退職後?」購入タイミングで予算はどう変わる?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、現在2人目の子どもを妊娠中の34歳、会社員の女性。子どもに潤沢な資金をかけるために、自宅購入のタイミング、老後資金準備方法、保険について悩んでいます。FPの薮内美樹氏がお答えします。結婚してからもうすぐ2年。貯蓄ゼロからスタートしました。子どもにはできる限りよい環境を与えつつ、老後に金銭的な負担を与えないようにすることが一番の希望です。そのために、老後資金・住居・保険の3点についてアドバイスをお願いします。これといった趣味もなく、外食や旅行(年1回は沖縄へ帰省、そのほか年1回の国内旅行、2年に1回の海外旅行)が唯一の楽しみなので、できるだけ削りたくはありません。子どもの進路の選択肢は狭めたくないので、教育資金として1人600万円を目標に積立しています(月2万+児童手当)。また、老後については、夫婦で旅行を楽しみつつも子どもたちの負担とならないように、夫婦の老後資金分は用意したいと考えています。・老後資金について3000万円(ボーナスから毎年10
年収700万自営業「3人目を大学まで進学させたら老後資産はいくら残る?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、34歳、会社経営者の男性。現在2人の子どもに恵まれ、3人目も欲しいが、十分に教育費をかけたうえで、どれくらい老後資金を確保できるのか不安に思っているとのこと。FPの宮里惠子氏がお答えします。8年前に私と妻で小さな会社を起業し、何とかマイホームも手に入れ、子どもも2人もうけることができました。できれば3人目も欲しいと考えていますが、自分たちの老後資金も確保しつつ、3人に十分な教育費を割けるか不安で決断できません。小さな会社の経営者という立場上、世帯収入の上昇や、退職金の有無は、業況に大きく左右されるので、65歳の引退時まで現状の収入のまま、退職金なしという保守的な前提でライフプランを組み立てたいです。地方ですので、幼稚園は私立でも、小学校と中学校はおそらく公立になると思います。大学、大学院に関しては、子どもたちが望むのであれば、国公立、私立問わず、できるだけ奨学金なしで行かせてやりたいと考えています。(子どもたちには「自宅から通える関西圏の大学で
在宅勤務に関して保護者の間でも隙間風、今後も残る働き方の課題
子どもも仕事もどちらも大切
緊急事態宣言が解除され「新しい生活様式」のもと、日常が徐々に再開しています。当面はコロナとの共存が求められるなか、テレワークやリモートワークを継続したり、またこの機に業務の仕組みを効率化したりといった企業もあります。そんななか「在宅勤務のできる・できない」などをめぐって、子育て中の保護者同士が対立するといったことが起きています。実例を挙げながらお伝えします。
世帯年収590万、30代夫婦「第二子、家、車。全部叶いますか?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、30歳、1人の子持ちの会社員女性。マイホームを購入して、第二子も欲しいけれど、お金に不安があるといいます。車の買い替え時期も迫っているそうですが…。FPのたけやきみこ氏がお答えします。5年以内に住宅を購入したいです。現在半年の子どもがいますが、2人目もゆくゆくは欲しいと思っています。また、車もそろそろ買い替えの時期に来ています。すべて叶えることは可能なのかとても不安です。また、それぞれどのくらいの金額であれば可能なのか全く検討がつきません。<相談者プロフィール>・30歳、女性、既婚・同居家族:夫、35歳、会社員・子ども:1人(0歳)・職業:会社員・居住形態:借家・毎月の世帯の手取り金額:40万円・年間の世帯の手取りボーナス額:110万円・毎月の世帯の支出目安:25万円【支出の内訳(25万円)】 ・住居費:9.5万円・食費:3万円・水道光熱費:2.2万円・教育費:なし・現在の負債総額:なし
「お金より大事なもの」をわかってほしかった妻、実際に家事をして夫は何に気がついた?
お金と男と女の人生ルポ vol.40
「お金があれば、人生の困難の9割9分は解決する」と言った人がいます。そのときは確かにそうだと納得したのですが、家族と仕事と経済と自分の尊厳について話を聞くと、やはり「お金では買えないもの」もあるのかもしれないと感じます。
47歳主婦「生活費月76万でも毎月赤字」月32万の教育費は本当に「仕方ない」?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、47歳の主婦の女性。月76万の生活費があっても、3人の子どもの教育費や親への仕送りで、学費が貯められないといいますが……。FPの横山光昭氏がお答えします。子どもたちの学費を貯めなくてはいけないのに、貯金ができません。 毎月夫から76万円ほどの生活費をもらっていますが、毎月赤字です。特に無駄遣いはしていないと思っているのですが……。 毎月の支出で大きいものは、子どもの教育費や子どもにかかるお金です。長男は私立高校、長女は私立中学に通い、今長女は高校受験の準備中です。次男も中学受験に向け準備しているところです。希望の学校に入るためにも、今かかっている塾代は減らせませんし、必要な支出だと考えています。 また、塾で外出が多いので飲食で困るといけないため、毎月の小遣いは定額渡していますが、追加で渡すこともよくあります。大きいところで言えばこのようなところですが、これは仕方がない必要な支出です。 住宅ローンの返済がありますが、これも必要なことです。夫の実家
学校では教えてくれない「お金の教育っていつから始める?」
ベストなタイミングは小学1年生?
「子どもにお金の教育をして将来お金に困らない大人になってほしい」と考える親は、15年前まではあまりいらっしゃらなかったという感じがあります。そこにきて、ここ5年くらいは、メディア取材や講演の機会が倍以上に増えました。その理由は、親が関心を持つようになったからです。日本の社会の仕組みや各種制度が変わってきて、退職金制度が確定拠出年金に移行したり、手取りがなかなか増えないなど、身近にお金のことを感じる機会があったからかもしれません。また、親自身が生活や子育てをしていくなかで、多かれ少なかれ、お金について困ったり、悩んだりする機会が増えてきたのではないかと推測します。これからの働き方やら、将来の年金やら、何かと不安材料が尽きない現在だからこそ、お金については子どもに何か教育をしてあげたいなと、考える親が増えているのだと思うのです。
30代後半夫婦「世帯月収28万で将来が不安。子どもは諦めたほうが?」
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、収入に不安があるため、子どもを諦めるべきか悩む36歳の女性。改善策と、少額でもできる投資を知りたいといいますが…。FPの伊藤亮太氏がお答えします。低収入の為老後が不安です。子どもも欲しいですが、夫の収入だけでは不安なため、金銭的にあきらめるしかないと思っています。改善策と、少額でもできるおすすめ投資があれば教えてください。<相談者プロフィール>・女性、36歳、既婚(夫:36歳)・子どもなし、数年後に相談者の母親と同居予定・職業:パート・アルバイト・居住形態:賃貸・毎月の世帯の手取り金額:28万円(相談者12万円、夫16万円〈残業なしの場合〉)・年間の世帯の手取りボーナス額:13~15万円・毎月の世帯の支出目安:18.5万円【支出の内訳】 ・住居費:6万円・食費:1.6万円・水道光熱費:1.7万円・教育費:なし・保険料:夫(天引き)掛捨0.47万円、 相談者:死亡貯蓄型1.68万円・医療0.272万円・通信費:2万円・車両費:0.15万円
共稼ぎの世帯の生命保険の入り方、 妻が死んだ場合まったく保障がないことも…
気が付かない落とし穴
「夫には生命保険にキチンと入ってほしい」と思っている人は多いのではありませんか。でも、一方で妻の生命保険に関しては、意外と無頓着かもしれません。じつは、妻が死亡したときの方が保障は少ないというのを知っていますか? 共稼ぎ夫婦の場合は、夫と妻の2人の収入で家計を支えているわけです。もし、収入にそれほど差がなければ、同じリスクがあるはずです。しかし、住宅ローンを組んでいる場合は、団体生命保険が夫名義になっていたり、妻の死亡の場合には遺族年金がまったく出ない場合もあります。夫の死亡に比べて妻の死亡の方が保障は少ないと言ってもいいのです。今回は、妻の死亡と生命保険についてお話ししましょう。
住宅ローン残債2660万・返済年数31年。借り換えvs繰り上げ返済はどっちがおトク?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、2016年に住宅ローンを組んだ30歳の会社員の女性。少しでもローンの負担を軽くするために、借り換えを検討すべきか悩んでいるそうですが…。FPの氏家祥美氏がお答えします。2016年8月にマイホームを購入し、住宅ローンを35年で組みました。金利は、10年固定(1.2%)です。住宅ローンの借り換えを検討したほうがいいでしょうか。また、その際の注意点が知りたいです。今後の返済方法についてアドバイスをください。 現在の投資積立額、約600万円については、基本的に老後資金や車の購入費にあてる予定です。教育資金や今後家の修繕等にかかる費用などについても、どうやって貯めたらいいのか漠然と不安に感じています。 <相談者プロフィール>・女性、30歳、既婚(夫:33歳、会社員)・子ども2人:6歳(小1)、3歳(幼稚園)・職業:会社員・居住形態:持ち家(戸建て)・毎月の世帯の手取り金額:48万円・年間の世帯の手取りボーナス額:80万円・毎月の世帯の支出目安:41万円
子どもの頃、家族と一緒に食料品の買い物をしていましたか?
20代男性の4割強が、中学生時代に家の買い物を手伝った経験あり
40~50歳代のミドル世代には、子ども時代に家族と一緒に食料品の買い物をした経験がある方はどのくらいいらっしゃるでしょうか。また、その際に思い浮かべる光景は、誰と、どこで買い物をしたときの記憶でしょうか。当時の経験が大人になってからの健康管理に役立っていると感じている人もいれば、現在の自分と同じくらいの年齢だった親と過ごした懐かしい時間に、郷愁を覚える方もいるかもしれません。今回は、全国の20歳以上の男女に対し、小学生から高校生くらいまでの子ども時代に、家族と一緒に食料品の買い物をした経験に関してたずねた調査結果についてご紹介します。
オンラインゲーム内でイジメ勃発も、休校期間中の子どものゲーム依存が深刻に
子どももストレスが溜まっている
2020年2月27日に出された臨時休校要請に始まり、また多くの学校にとって始業や入学のタイミングにあたる4月7日には7都府県を対象に緊急事態宣言が発令されました。同月16日には対象地域を全国へ拡大、そして5月3日には緊急事態宣言の延長が宣言されました。特別警戒都道府県とされる13都道府県では特に、2ヶ月半に及ぶ休校期間を過ごしている家庭も多くあります。長引く休校中、家庭での過ごしかたに悩む保護者の声を聞きました。