30万円以下の銘柄でレジャーに使える3月の株主優待5選
優待を活用してオトクに遊ぼう!
3月は優待銘柄が1年の中でも一番多い月です。さまざまな種類の株主優待があるなかで、今回は松井証券が無料で提供する企業情報サービス「QUICKリサーチネット」で優待カテゴリが「レジャー」に分類されたものをご紹介します。最低投資金額30万円以下と比較的手の届きやすい銘柄ばかりですので、投資初心者の方もぜひチェックしてみてくださいね。オリックスの株主カードで入場料が割引になる「すみだ水族館」
「バブル後最高値」の更新も?ようやくエンジンがかかり始めた日本株
足元が冴えない理由を探る
前回の記事(「底入れした株式市場は高値を取り戻せるのか?」)では、米国のダウ平均が半値戻しを達成したタイミングで「半値戻しは全値戻し」という相場格言をご紹介しました。その後もダウ平均は力強く戻り歩調を辿って、昨年秋から急落した分の8割以上を取り戻しています。あと3.6%上昇すれば再び史上最高値更新、まさに「半値戻しは全値戻し」という格言を地で行く相場展開になっています。それに引き換え、日経平均の戻りの鈍さが際立ちます。先週は2営業日で800円も上昇する場面があったり、今週に入って昨日まで3連騰と、ようやくエンジンがかかってきた感はありますが、それでも昨年秋の高値からの下げ幅に対して半分も戻せていません。
分散投資はなぜ必要?世界に投資対象を持つことの重要性
国際分散投資を勧める理由
過去の記事でリスクを抑えて投資をする手法として、国際分散投資が有効であると書きました。投資手法の1つで、投資対象を国内株式だけでなく、海外株式、国内債券、REIT(不動産投資信託)など複数の資産クラスに分散し、かつ投資先も日本国内だけでなく海外にも振り分けましょうと簡単に説明しました。記事を読んだ方から、海外への投資について不安を感じているという感想をもらい、改めて今回の記事では具体的なデータも用いつつ、少しでも不安をなくしていけるように解説したいと思います。
IPOの傾向から見る、日本の産業構造の変化とは?
近年のIPO傾向分析・後編
2018年の株式市場は、日経平均株価がバブル後最高値を更新した一方、年末には一時2万円を割るなど波乱の展開となりました。そして昨年の株式市場で忘れてはならないのがIPO(Initial Public Offering=新規株式公開)です。前回記事では、近年IPO銘柄数は比較的横ばいで推移するも、1社あたりの調達金額が少額化の傾向にある点をご紹介しました。後編の今回は、なぜ1社あたりの調達金額が少額化しているのかを中心に、近年のIPO銘柄の特徴についてご紹介します。
インフルの次は花粉、「大阪発祥銘柄」が大注目のワケ
知られざる“商人の街”のもう1つの顔
大阪のオフィス街、大阪取引所から歩いて10分ほどのところに「道修町(どしょうまち)」という街区があります。ここには個人経営の漢方薬店や大手製薬企業の本社が軒を連ね、“薬の神様”として地元では有名な「少彦名神社(すくなひこなじんじゃ)」、薬に関する資料館も複数立ち並んでおり、まさに「薬の町」の様相を呈しています。江戸時代には、日本に入ってくる薬はいったん道修町に集まり、全国に流通していったといいます。薬の品質を見分ける知識を備えた薬種業者たちが江戸幕府の公認を得て、安全な薬の流通に寄与したわけです。日本初の薬学専門学校が設置されたのも道修町でした。病気に苦しむ人たちを救うことができるような薬の開発と流通を担う町としての誇りや使命感は、今も引き継がれています。この道修町を入り口にして、有望銘柄を考えてみたいと思います。
日経平均株価が今年前半にも2万2000円台に回復し得る理由
2019年の投資戦略を考える
今年の株式市場は、年初には昨年末からの波乱が見えたものの、足元では米国で金融政策について柔軟な姿勢が示され、中国政府が景気下支えの姿勢を繰り返したことなどから、反発しています。今回は、今年ここまでの動きから、年内の投資戦略をどう組み立てれば良いのかをお伝えします。
インフルエンザ予防接種用のワクチンの種類はどう決まる?
インフルエンザワクチンの効用とは何か
今年も、インフルエンザが猛威をふるっています。各地で発令されたインフルエンザ警報は、解除されつつありますが、まだまだ注意が必要です。インフルエンザのシーズンになると、常に話題になるのが、予防接種を受けたか、今年のワクチンは当たった/外れた等の「ワクチン」の話題ではないでしょうか。そこで、今回は、インフルエンザワクチンに注目したいと思います。予測が外れたら、予防接種は効かないの?インフルエンザワクチンの効用とは?といった疑問についてもみてみましょう。
なぜバレンタインデーは“株価が上がりやすい”のか
過去14年で平均0.68%の株高に
2月14日はバレンタインデーです。1960年代末から1970年代にかけて女性の心をとらえて徐々に盛り上がり、今では女性から男性へ愛の贈り物としてチョコレートを贈る日ということで幅広く認知されています。近年は「告白の日」というだけでなく、「感謝の日」という形での広がりもみられます。職場などでは自粛の流れもありますが、“義理チョコ”や友人同士で贈りあう“友チョコ”、自分へのご褒美の“自分チョコ”などまで耳にするようになりました。最近では、男性から女性にチョコレートを渡すケースも増えつつあるようです。このように国民的なイベントであるバレンタインですが、株式市場でとても興味深い現象がみられます。それは「バレンタインデーの株価は高くなりやすい」というジンクスです。この「バレンタイン効果」について、データで確認してみましょう。
アベノミクスで年収400万円台の人々は投資をするようになったのか
投資の流れはいまだ道半ばか
一般家庭の投資を推進するスローガンとして、以前は「貯蓄から投資へ」というフレーズが政府を中心に唱えられていました。現在、このフレーズは「貯蓄から資産形成へ」と言い換えられています。政府が一般家庭に資産形成を促すために、より身近に感じられる表現を使う姿勢が伺えます。アベノミクスが始動した2012年12月以降、株式等の利益を非課税にするNISA(少額投資非課税制度)の整備・拡充や、民間企業から付与されたポイントを運用できるサービスが生まれるといった新しい流れが起こりました。今後も、官民両面で家計の資産形成をサポートする動きが活発になっていくと思われます。しかし、巷では「実感なき景気回復」という言葉も散見されます。一部の高所得層が株価上昇の恩恵を受けているという懸念もないわけではありません。実際のところ、一般家庭が投資をする動きは浸透しているのでしょうか。
戦略なくして勝利なし!投資戦略を考えてみよう
自分に合った投資戦略とは?
みなさんは、合コンとかには行きますか?私は数年前まで行っていました(笑)幹事から事前に相手側の情報を聞いて、どんな服装で行くか考えたり、合コン中も女子トイレで作戦会議をしたり…などなど、様々な戦略を駆使するかと思います。今回のテーマは「投資戦略」。株式投資も合コンと同じく、戦略なくしては勝てないのです。
むしろ今がチャンス?魅力高まる配当利回り株投資
株価パフォーマンスにも好影響
先週ピークを迎えた企業決算発表では久々に会社業績予想の下方修正が目立ちながらも、全体相場の復元トレンドにさほど悪影響は及ぼしませんでした。業績最悪期通過の感触や、落ち込み後の早期回復を期待するコメントが少なくなかったことが警戒を和らげたと見られますが、日本企業の株主重視の姿勢が確認できたことも大きいと見ています。時期的に3月本決算企業の期末配当権利取りが接近し、配当魅力に注目度が高まりやすい場面でもありますので、利回り株投資に関しいくつかポイントを把握しておきたいと思います。
"メモ"を使ってアイディアを生み出す方法は?今、話題のビジネス書
SHOWROOM代表の前田裕二さんの本が初登場で1位
1月のランキングは、昨年12月25日(火)に発売された『メモの魔力』が初登場第1位となり、3か月連続で第1位だった『学びを結果に変えるアウトプット大全』が、首位を奪われる形となりました。ほかランキング初登場は、第4位の『一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学』、第10位『FACTFULNESS(ファクトフルネス)』の2冊です。順に見ていきましょう。
銀行不要論にNO!“投資のプロ”が「三菱UFJ株」を推す理由
極端に売り込むのは過剰反応だ
昨年末の急落から、緩やかではあるものの持ち直し基調にある日本株市場。しかし、そんな状況下でも、銀行株の多くは値下がりが続いています。銀行業の未来に関して、暗い話が増えているからです。一番の問題は、低金利が長期化する中で預貸金利ザヤ(貸付金利と預金金利の差)の低下が止まらないことです。金融庁が2018年9月に出した「金融レポート」によると、地方銀行の約半数(54行)が低金利に追い詰められ、本業である貸出・手数料ビジネスが赤字に陥っています。今のような低金利が続くと、本業が赤字の銀行の数は年々増えていくことになります。筆者は、持続可能な収益を稼いでいくメドの立たない地方銀行株には投資すべきでない、と考えています。ただし、すべての銀行株が投資に値しないわけでもありません。過去にファンドマネージャーを25年間務めた筆者が今、積極的に投資していって良いと考えているのは、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)です。
日米で株価の戻りが異なるワケ
米中貿易戦争の当事国は株価が堅調だが…
昨年末にかけて、米中貿易戦争への懸念やFRB(連邦準備制度理事会)の利上げ姿勢に対する警戒感から、世界的に大きく株安が進みました。2019年に入ってからは、その懸念が和らぎ、株価は戻り基調となっていますが、米国市場の戻りと比較して日本市場の戻りは緩やかなものとなっています。この背景には、どのような理由があるのでしょうか。
株価はどうやって決まる?市場で常に株価が動き続ける理由
当たり前のようでいて奥が深い株価の動き
前回の記事では株式投資の基本について学びました。その中で、株式投資の原則は「安い時に買い、高い時に売る」と説明しました。これだけですと、非常に簡単に思えますが、株式投資で大富豪になった人が街中に溢れていないのを考えれば、いかに難しいかがわかるでしょう。そこで、今回はそもそも株価がどうやって決まるのかを解説します。難しい説明や、数式は使わずに、本質的な部分で理解ができるよう、いくつかのケースに分けて書いていきます。
買い場なのに元手がない!投資家の悩みを解決する裏ワザ
「証券担保ローン」をご存じですか
株式投資をしていると、相場が下がって買い時なのに投資用の資金がない。あるいは、株価が売り時でなかったり、株主優待を受け続けたかったりするのに、急な資金が必要で売らざるを得ない……。そんな場面に出くわすかもしれません。しかし、もし保有している株式を担保にしてお金が借りられるローンがあればどうでしょうか。いざという時の資金にも、株式を売らずに対応できます。今回は日本証券金融のリテール営業部の担当者に、同社で取り扱っている「コムストックローン(証券担保ローン)」の活用方法を聞きました。2019年4月26日まで、新規のコムストックローンご契約で最大4,000円分のAmazonギフト券をプレゼント!
実は間違いだらけ?株価予想の正しい活用法とは
予想は攻めではなく守りのツール
昨年の今ごろは「日経平均が2018年末に3万円へ到達する」といった強気の予想が目立ちましたが、実際は大方の予想を裏切る結果となりました。それを受けてか、今年は全体としてやや慎重な予想が目立ちます。今回は、この「株価予想」をどう投資判断に活かしたらよいのか、プロの投資家の手法を基に考えてみます。
相場が不安…つみたてNISAこのまま続けても大丈夫?
積立投資は「継続」できるかが鍵
2018年はつみたてNISA元年でした。投資の利益にかかる約20%の税金をゼロにできるつみたてNISAは、投資の経験がなくても、投資の王道といわれる「長期・分散・積立投資」を有利にスタートできる制度です。これを機に投資を始めた方も多いことでしょう。2018年12月に発表された金融庁「NISA口座の利用状況調査(平成30年9月末時点)」によると、つみたてNISAの口座数は87万5658口座。本稿執筆時点ではまだわかりませんが、もしかしたら12月末までで100万口座を突破しているかもしれません。しかし、2018年は市場が低調でした。特に年末以降、2019年に入っても相場が荒れています。始めたばかりの初心者の方はオロオロして、こんなことを思っているかもしれません。「つみたてNISA、このまま続けていていいのだろうか?」今回は、こんな疑問にお答えしたいと思います。