「金をかけてくれる=私の価値」と考えていた女性が変わったきっかけ
お金と男と女の人生ルポ vol.22
タレント・加藤紗里さんが結婚して1週間で別居、離婚していたことがわかりました。結婚前の3ヵ月で1億円の金を使わせ、相手が経営する会社が傾いてしまったといいます。「私のためにお金を使ってくれるのは当然のこと」「金のない男には興味がない」と言いきった加藤さんですが、スケールは違うにしても、女性たちの中にはこうした価値観が刷り込まれている人もいるようです。
コンビニバイトを28年 「地道な副業」で築いた1000万円超の余裕資金
週1回の副業が老後の支えに
昨年取沙汰された「定年後2,000万円足りない問題」は、このまま黙っていても我が身に降りかかってくることでしょう。となると「節約」ということを考えるようになるかもしれませんが、私は「副業」もお勧めします。もちろん無理のない範囲で、ということになりますが、ここでは副業をこの24年間毎週続けているという知り合いについて紹介します。
源泉徴収票で何がわかる?押さえるべき1行からキホンの見方まで解説
自分の年収・所得・税額を確認しよう
年末か、年明け早々に勤め先から受け取る「給与所得の源泉徴収票」。1年間の給与に関する書類ということはわかっていても、数字の羅列で、なかなか見る気になれないかもしれません。今回は、細かいことはさておき、まずは「給与所得の源泉徴収票」のキホン、どこに何が書いてあるか、大枠をざっくり押さえていきましょう。
「仕事を辞めたい」と口にする夫、老後の生活費が足りるか不安
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、夫の収入が安定しないため老後の生活費が不安だという49歳のパート主婦。いまある貯蓄で足りるのか知りたいといいます。FPの飯田道子氏がお答えします。主人の仕事、収入が安定しません。これまで勤務先が2度倒産。現在は4社目ですが、事前通告もなく残業代カット、給料カットなどがあり、夫は「辞めたい」と口にするようになりました。転職を繰り返しているため、退職金は望めず、年金額も一般的な厚生年金の受給額よりかなり少なくなることが予想されます(月10万円ほどを想定しています)。子どもがいないため、将来的には施設に入りたいと思っていますが、老後の生活費が不安です。老後資金として以前から、外貨建て個人年金保険に加入しており、現在の払込済分が1800万円ほど、今後も16年間、月々約6万円(下記の毎月の貯蓄額がこれです)ずつ支払い、3000万円まで貯める予定です。田舎に、5年前に義両親から相続した古家がありますが、資産価値は低く、700万円ほどです。維持費に苦労してお
職場の後輩がミスを連発、問題は「責任感」だけなのか
みんなのキャリア相談:第4回
ビジネスの現場で起きたさまざまな悩み事に対して、リクルートマネジメントソリューションズでコミュニケーションサイエンスチームのリーダーをしている松木知徳さんがお答えするシリーズ。今回は、転職から半年が経過した30代男性のお悩みに回答します。【相談者のお悩み】一緒にプロジェクト案件を担当している後輩が、自分も案件担当者であるという意識がいつまでも薄いままです。そのためか、いつまでも書類やメール文にミスや直す部分があり、先輩である自分は確認作業に追われて通常業務が進みません。かといって、すべてを確認なしで任せても、責任感が生まれるわけでもありません。自分事としてとらえてもらい、責任感を持って仕事をしてもらうには、どうしたらいいでしょうか。(30代男性)
“お年玉貧乏”と嘆く前に 「親戚付き合い」が本当に必要かを考えよう
いままで払ったお年玉はゼロ円
親戚が多い仕事相手や友人と正月明けに会うと、嘆きを聞くことがあります。それは「お年玉でかなりの散財となった」という話です。5人きょうだいの彼には自分の子供2人に加え、10人の甥・姪にお年玉をあげなくてはいけない、というものです。しかも妻の実家に行っても甥が2人がいるそうで、合計14人にお年玉をあげるわけです。甥・姪にしても「ウチはおじさんがいっぱいるから楽しみだね!」なんて無邪気に考えているものの、自分にとってはお年玉代がキツくてたまらない。せめて「あぁ、交通費がかからない分、都内で良かった」といった感じだそうです。私の母親が私達きょうだいを連れて福岡に帰省していた時はブルートレインを利用していたのですが、3人の往復運賃が家賃よりも高いとボヤいていました。これをいかに回避するかを考えてみます。
結婚20年マンネリ化をどう防ぐか、ほんの遊び心で騙された夫の末路
お金と男と女の人生ルポ vol.18
結婚も20年となれば、お互いに「見慣れた家具」のようなもの。なければおかしいと思うのですが、あって当たり前の存在です。そんな夫婦に新しい風を吹かせることができるのか。とある夫婦がチャレンジしたのですが……。
激務の地方産科医、フリーランス医師に転身したのちの逆転生活
院内政治よりも現場仕事にやりがい
前回は、東京のM医大から地方のN病院に派遣され、単身赴任で頑張ってはいたものの激務に燃え尽きてしまった産科医、津田先生について前編で紹介しました。以前紹介した、「医師免許さえあれば誰でもできる仕事をアルバイト的に請け負う」フリーター医師とは異なり、ドラマ「ドクターX」のように「専門医のライセンスと叩き上げのスキル」で生きるというフリーランス産婦人科医に転身した後の津田先生の人生を覗いてみましょう。※本稿は特定の個人ではなく、筆者の周囲の医師への聞き取りをもとにしたモデルケースです。
敬遠しがちな「キツいアルバイト」、堅実な金銭感覚が身に着く効能あり
学生時代のバイト代がその後も「基準」に
一生に一度はキツいバイトをすることをオススメします。なぜかといえば、その経験と得られる報酬が、その後の金銭感覚に圧倒的な影響を与えるからです。1993年3月、大学に合格し、約1ヶ月の休みとなりました。その間、自宅から歩いて5分ほどの場所にある運送業者で引っ越しのバイトをしました。
母親の過干渉にうんざり…でも経済的に家を出られない娘と母の関係
お金と男と女の人生ルポ vol.16
世の中には仲良し母娘もいますが、一般的に母と娘には確執があることも多くあります。社会人になれば育った家を出て、親と距離を置くのがいちばんいいのですが、東京は家賃が高すぎるため、なかなか独り立ちできない人も多いのも現実です。
やってはいけない闇バイト、海外電話の「かけ子募集」に電話をかけてみると
摘発された、海外からのサギ電話グループ
タイやフィリピンから詐欺の電話をかけていた大規模なグループが11月13日、摘発されました。どのようにして詐欺組織に引き込まれるのでしょうか。知人からの紹介もありますが、お金に困った人たちが、SNSや掲示板などの闇バイトを見て加担するケースも多くみられます。実際に電話をかけて、その実態に迫ります。
「もう1回やってみよう!」という気分の源、脳の"報酬系回路"を活性化させる
依存症を作ってしまう脳の仕組みが、プラスに変わる⁉︎
最近、芸能人の薬物依存の話が世をにぎわせています。なぜダメだと知っていてもやめられないのでしょうか。脳のメカニズムから読み解いてみると、依存症を引き起こす報酬系回路には、マイナス面だけではなく、私たちを成長させるプラス面も併せ持っていることが分かります。
給与の支払われ方にモヤモヤ…あなたは時間派?成果派?
時短×ハイキャリア女性は"成果派"4割
働き方改革を推進する法律改正で、残業は厳しく制限されるようになりました。しかし、仕事時間が短くなることは歓迎するものの、その分給与が減ってしまっては素直に喜べないという声もあります。同一労働同一賃金の実現に向けた法律改正も行われました。同じ労働をすれば同じ給与が支払われる、という考え方に近づけようとするものです。それ自体は歓迎されるべきことだと思いますが、一方で同一“成果”同一賃金という考え方についてはあまり議論されていないように思います。同一成果同一賃金であれば、費やした時間の長さに関係なく、同じ成果であれば同じ賃金が支払われることになります。その考え方にもとづくならば、長く働いても短く働いても、成果が同じであれば給与は変わらないことになります。働いた時間の長さではなく、成果・実績で評価されるプロスポーツ選手の給与の考え方に近いと言えるかもしれません。
発達障害や精神障害の人が働きづらい社会で、離職せずに続けられる仕事とは?
特性を活かした働き方をしたい
障害者雇用促進法により、企業には2.2%の割合での障害者雇用が定められています。それに基づいて、精神障害者の雇用も広まってきていますが、たとえ障害者雇用で就職しても、なかなか職場に定着しないといった課題を抱えているのも事実です。障害者が特性を活かしてパフォーマンスを発揮するには、労働時間にとらわれない柔軟な勤務体系も必要なのでは? 慶應義塾大学商学部教授で、『新版 障害者の経済学』の著者の中島隆信氏はそう提言します。
夫の不倫で身も心もボロボロ…それでも子どもと生きる決意をした40代女性
お金と男と女の人生ルポ vol.11
夫の不倫が発覚して、一度はやり直そうと誓い合ったのに、夫はその後、彼女のことをあきらめきれないから離婚してほしいと言ってきました。シュウコさんは死を決意して、両親と娘に遺書を書くほど追い詰められていました。前半:夫の不倫が発覚して…離婚調停で婚姻費用を求めても折り合わず事態は悪化
FPがオススメする、子どもと読みたい「お金と仕事を考える本3選」
秋の夜長に生きる力を育む本
人生100年時代、この言葉が当たり前のように使われています。今を生きる子どもたちは私たち親よりも長い年月を生きていかなければなりません。しかし、長い人生にはお金はつきものです。子どもにはお金について早くから触れさせたいと思っていても、何から始めればいいのかわからないことも多いものです。お金やお金を稼ぐことを考えるきっかけを作ってくれるのが本です。おこづかいを始めていない家庭も、すでに始めている家庭も、本を通して子どもとお金について考えてみてはいかがでしょうか。読み聞かせで子どもたちに好評だった絵本や、私が影響を受けた本などを紹介します。
アルバイトは禁止でも「働き方改革」でホワイト化、“今ドキ研修医”の懐事情
かつては月給2万円の時代も
研修医といえば、ドラマ「白い巨塔」に登場する柳原研修医のように、「大学病院での雑用を押し付けられて長時間労働、給料は激安、教授に睨まれると僻地に飛ばされる」といった悲惨なイメージを持っている人も多いかもしれません。しかしながら、現在の研修医は「働き方改革」が、かなり進んでいるようです。今回は「医者のヒヨコ」とでも言うべき研修医のお財布事情と人生を報告したいと思います。※本稿は特定の個人ではなく、筆者の周囲の医師への聞き取りをもとにしたモデルケースです。
60代以降もできれば"収入につながる活動や仕事"をしたいけど
誰かを支える活動が健康につながることも
「人生100年時代」は、長期化する人生をカバーするための計画的な資産形成(資産寿命の延伸)がこれまで以上に求められます。その最も心強い対策は、年齢にかかわらず、できるだけ長く“働く”ことでしょう。近年では、60代以降の就労が健康維持につながる可能性があることや、仕事や趣味を含む多様な社会的活動に主体的にかかわることが、高齢期の心身の健康維持によい影響をもたらすことも明らかになっています。そこで今回は60歳以上の男女における社会的活動の実態や、望ましい高齢期の生活についての意識に関する調査結果をご紹介します。