なぜ、働く主婦たちはGW10連休が嬉しくないのか?
“ゆっくり休めそう”はたったの8.1%
5月1日に新天皇が即位され、元号は平成から令和へと変わります。ご即位を祝って5月1日は国民の祝日となり、祝日に挟まれたその前後も休日となることから、平成から令和をまたぐゴールデンウイーク(GW)は10連休になります。しかし巷の声に耳を傾けてみると、日本中がお祝いムードに湧く一方で、GWが10連休となることについては必ずしも歓迎の声ばかりではないようです。その背景を探るべく、しゅふJOB総研では仕事と主婦業を両立させたいと考える"働く主婦"層にアンケート調査を行いました。果たして、調査結果から見えてきたこととは?
中高年シングルが「充実感を感じる」のはどんなとき?
「仕事以外」の時間・活動の重要性
人生100年時代には、長期化する人生をカバーする計画的な資産形成(資産寿命の延伸)とともに、できるだけ長く働き続けること(就労寿命の延伸)が、経済面の人生設計における重要なテーマとなります。これに加えて、できれば生涯現役で働く上では、健康の維持・増進や生きがいなど心の豊かさの面に関してもバランスよく考えていくことが重要になるでしょう。このようななか現在のミドル世代には、結婚や子どもの有無等にかかわらず、将来的には1人で暮らす「シングルライフ」のライフステージを迎える人が少なくないと思われます。近年では中高年期から充実したシングルライフを送る人が増えていますが、彼らのライフスタイルには、多くのミドル世代が自身の将来のライフデザインを考えていく上で参考にできるヒントが含まれているのではないでしょうか。そこで今回は、第一生命経済研究所が行った40~50代の中高年単身者へのアンケート調査から、雇用者として働く一人暮らしの中高年シングルが「充実感を感じるとき」についての調査結果をご紹介します。
非エンジニアがエンジニアとのコミュニケーションで気をつけるべきこと
仕事をしていく上で大切な2つのポイント
はじめまして、西出大介と申します。今後の社会で日本に留まらない視座で活躍できる若手テクノロジー人材を育成するためするため、Awesome Ars Academiaというグローバルテックスクールをセブ島で運営しつつ、海外エンジニアと共に複数の開発プロジェクトを実施しています。近年、あらゆる産業がデジタル化の波による事業変革を求められ、個人の生活だけでなく仕事という観点でも多くの変化が起こっています。たとえば、少し古いですが、2014年にGoogleの創業者のラリー・ペイジが下記のように言っていました。「人工知能の急速な発展によって、コンピュータやロボットが多くの仕事を代替するようになり、10 人中9人の人々が、現在とは異なる仕事をするようになるはずだ」と。※リンク参照また、最近の話題だと、下記のように横浜市が実施したRPAの導入実験で、平均84.9%もの業務を省力化できる可能性がある、というニュースもありました。※横浜市における「RPAに関する共同実験」報告書公表これらのような未来予測やニュースを見る中で、「自分自身もプログラミングを学んだ方が良いのではないか」「エンジニアリングの世界は
「バリキャリだから結婚は先延ばし」が言い訳に過ぎないワケ
仕事&子育て両立人生の実現可能性
「そろそろ結婚はしたい。でも、目の前の仕事が忙しくて、面白くて、資格取得までは……」と、結婚に向けた取り組みをなんとなく先延ばしにしているかもしれない。そんな女性を少なからず見聞きします。結婚して子供でもできたら、結局、女性が仕事を辞めることになるのではないか。私のお母さんもそうだった、もしくは、私のお母さんは専業主婦として育ててくれたから両立は困難かもしれない――。そうしたイメージが結婚への取り組みの先延ばしを生んでいるのだとしたら、実際にはどの程度両立、もしくは非両立が発生しているのかについてデータ確認しておく必要があるでしょう。今回は国の最新データから、子供がいる女性がどれくらい働いているのかを紹介しつつ、その実現可能性を考えたいと思います。
「4月、5月、6月の残業が損」は本当?誤解と見直された制度
給与が大きく変わった場合の保険料は
4月ごろに話題となるのが、残業代の話。4月、5月、6月の残業が多く給与が高くなると、健康保険料や厚生年金保険料が高くなり、手取りがぐんと減ってしまうので、あまり残業しないようにしましょうというものです。はたして本当に損なのでしようか? また、2018年の10月から保険料決定の制度も一部見直されています。今回は、細かい数字や専門用語はとりあえず横におき、制度のあらましと見直された点、そして「誤解」は何かについてお伝えしましょう。
40歳になったら手取りが減った…正体は「介護保険料」
2019年からさらに負担上昇
ほんの少しですが昇給を果たしたAさん。しかし、給与の支給日に振り込まれた金額を確認すると、先月より減っていました。不思議に思っていつもはあまり見ることのない給与明細を見てみたら、控除項目の中に「介護保険」という項目があることに気がつきました。これが金額減の原因だったのです。40歳になると誰もが加入することになる介護保険。介護保険法により介護保険料の支払いが義務付けられ、その支払いは一生涯続きます。そんな介護保険制度について解説します。
バカとは何か? あなたをイラつかせる職場の問題児との付き合い方
人は誰でもバカになりうる
「人の話を聞かない上司」「仕事をしない同僚」「無茶な要求をする取引先」……仕事をするなかで、「こいつバカじゃない!?」「こんなくだらない人と働きたくない!」と、誰もが一度は思ったことがあるのではないでしょうか。もしくは「頭が悪い人ではないのに、なぜこんな当たり前のことがわからないの?」と困惑することも。そんな怒りや疑問を抱えたまま、仕事をしている方に、ぜひ読んでほしいのが『すぐ「決めつける」バカ、まず「受けとめる」知的な人』(安達裕哉:著)です。月間200万PVの人気サイト「Books&Apps」を運営する安達裕哉さんが「バカな振る舞いをする人」の傾向と対策や、自分がそうならないための方法を語った本。1000社・8000人以上とともに仕事をしてきた経験と、行動経済学と心理学に裏打ちされた内容は私たちに新たな気づきをもたらしてくれます。ここでは本書の第1章より、「バカとは何か。バカとどう付き合うか。」を公開します。
生活レベルを落とせない…不安定な収入を上手に管理するコツ
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回の相談者は、毎月支給される夫の給与の幅が大きく、うまく管理できないという共働きの主婦35歳。収入が多い時に贅沢をしてしまうため、少ない時に生活レベルを下げることができず、貯蓄を取り崩してしまうといいます。FPの鈴木さや子氏がお答えします。共働き夫婦です。私の給与は大体手取りで月15万円。一方、主人は営業職のため、給与に変動があり、少ない時は手取り月18万円、多いときは月130万円を超えます。毎月激しく変動するため、家計を管理できず、貯蓄がまったくできません。夫の給与が多い月が続くと、旅行に行ったり、子供の教育費やらなんやらにいろいろ使ってしまいます。給与が少ない月になっても、生活レベルを下げることができず、いつものペースでお金を使ってしまいます。お互い家計簿をつけたりしておらず、ポイントやマイルを貯めるのが趣味のため、常にクレジットカードで決済して、後から明細を確認しています。給与が少ない時は、株を解約したり貯蓄を取り崩したりして、自転車操業になってしまう
限られた時間を無駄なく成果につなげる、アウトプットの技術
生産性を高めるには、インプットとアウトプットが不可欠だ
「定時までに仕事が終わらない」「効率よく仕事がまわらない」「考えすぎて仕事がなかなか進まない」そうした状態に陥り、仕事を溜めこんでしまうことはないでしょうか。仕事を頑張ろうという気持ちはあるのに、ただ時間ばかりを浪費してしまう。それでは上司からの評価は下がるばかりです。こうした袋小路から抜け出す方法について、ライフネット生命の創業者であり、現在は立命館アジア太平洋大学(APU)の学長として多忙を極める出口治明氏は、「仕事の生産性は、どんどんアウトプットすることで高まる」と言います。出口氏の著書『知的生産術』の第3章「最小の労力で最大の成果を上げる『インプットとアウトプットの技術』」より、その方法を紹介します。
仕事選びと「災害」対策、あなたはどうしていますか?
就活で災害考慮する56.7%
東日本大震災から8年、阪神淡路大震災から24年の歳月が経ちました。近年においても、熊本の地震や広島の豪雨など、大きな災害が日本各地で発生しています。災害で亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災されたみなさまに心からお見舞い申し上げます。災害は人の命を奪うこともありますし、生活そのものに大きな打撃を与えます。また、台風のように事前にある程度察知できるものばかりではありません。地震のように、突然、日本全国どこにいても発生しかねないものもあります。私たちは、仕事をしている時間であっても、常に災害が発生する危険と隣り合わせの状態にあります。
お金教育のほんとうの目的とは?心とお金の「自立」を考える
子どもにお金や仕事のこと、どう伝えていく?
わが家では、お金教育を子育ての中の1つとして考えています。私自身、偉そうな肩書を使用していますが、何か看板があったほうがわかりやすいのでそうしているわけです。どの親とも同じ目線で子育てをし、子どもの幸せを願っている一親にすぎません。たまたまファイナンシャル・プランナー(FP)という資格を取り、知識を活かせる仕事をすることになりましたが、お金に関する教育は、大人になってからではなく、子どもの頃からできれば、リテラシー向上につながると考えていました。
30代から始めたい、互いを承認し合えるコミュニケーション術
認めてほしい気持ちを満たすための最初の一歩
30代になった頃から、友人達との会話に出てくるようになった話題の一つに、「仕事で得られる達成感や自分の存在価値がプライベートで感じるそれより大きくなってきた」というものがあります。皆様はいかがでしょうか。失敗ばかりで自信を失うことの多い若手時代から少し成長し、仕事では10年ほどの経験を積んで、そろそろ責任ある仕事を任せられている人も多い年代です。仕事では自分の裁量も増えると同時に認められる機会が与えられ、そのための努力のコツとエネルギーもついてくる時期でしょう。俄然、こなせる仕事の量や達成感、目に見える成果も若手の時とは変化してきます。ただ、先輩達の背中を見ていると、出来て当たり前の範囲が広がっていて、このままでは今やっていることでは認められなくなってくるのかな…なんて不安もよぎったりもします。自分自身が認められるという環境を周囲に作ってもらうだけでなく、自ら作りだしておけると、辛い時に救われるのではないでしょうか。今回は、そのような環境づくりに役立つコミュニケーション術をお伝えします。
妊娠すると家計はどうなるの?共働き夫婦の家計見直し術
産休・育休でもらえるお金と活用したい減税制度
妊娠や出産後も共働きを続ける夫婦が増えてきています。しかし、休業中の収入減少や出産後の支出増加によって「家計が苦しくなった」と感じる家庭は決して珍しくないでしょう。そこで今回は、産休・育休制度を利用した場合の収入の変化についての解説とともに、休業中に取り組みたい家計の見直し方法や、税金の負担を軽減する制度を紹介していきます。
取り調べは時給8000円、「高額報酬通訳」衝撃の実態
警察・検察・裁判所に聞いてみた
昨年12月25日配信の記事で、外国人が容疑者もしくは刑事被告人になった場合に動員される「司法通訳」について取り上げました。少しおさらいをすると、これまでの報道では「負担が重い割に報酬が低いので、なり手が少なく、レベルも上がらない」とされてきました。しかし、司法通訳団体の代表は既存の報道内容を全面的に否定。「負担が重いのは能力が不足しているからで、稼ぐ人は月額90万円の報酬を得ている」とぶちまけます。そこで、実際のところはどうなっているのか、司法通訳の雇い主に直接取材を敢行。その回答から浮かび上がった、司法通訳の実態をご紹介します。
最短2分、スキマ時間に地元で稼ぐ「最新副業」は儲かる?
シフトを気にせず、手軽に小遣い稼ぎ
最近、街なかで大きな緑のバッグを背負って自転車やバイクに乗っている男性をよく見かけるようになりました。飲食店が受けたデリバリーの注文を個人がスキマ時間を使って運ぶ、「UBER EATS」(ウーバーイーツ)というサービスです。副業解禁の動きが広がる中、このようなスキマ時間を使った新手のサービスが増えています。しかし、ウーバーイーツは自転車やバイクを運転して、すばやくデリバリーする必要があり、主婦やシニアが気軽に始めるには少しハードルが高い面もあります。そうした層にうってつけの副業サービスの実証実験を、リクルートが今月から本格的に開始しました。いったいどんなサービスで、どのくらい儲けることが可能なのでしょうか。
保育所だけじゃ解決しない、仕事と家庭の両立に一番必要なこと
ずっと届いていなかった5つの"声"
日本テレビの情報番組『スッキリ』で"専業主婦の罪悪感"というテーマが特集されました。そこで、しゅふJOB総研のアンケート結果を取り上げていただきました。アンケートで行った質問は、「専業主婦・主夫であることに、後ろめたさや罪悪感のようなものを覚えたことはありますか?」というものです。このアンケートについては、『専業主婦の価値は2億円以上!? それでも「罪悪感」を感じる理由』にて詳しく紹介しています。本来、専業主婦であることに罪悪感を覚える必要などないはずです。しかしアンケートを通して尋ねてみることで、人知れず専業主婦であることに罪悪感を抱いてしまっている人が一定数存在していることがわかりました。そんな"声なき声"は、こちらから耳を傾けなければ決して聞くことはできません。しかし、一度その声を聞くことができれば、社会全体で問題意識を共有することができ、その人たちの心に寄り添ったり、配慮したり、対処法を検討したりすることができます。大切なのは"声なき声"の存在に気づき、耳を傾けることです。
「きちんと頑張る人」が気づかない仕事のムダ
仕事が早い人が絶対にやらないこと
資料の作成は5分で済ませる報告書や企画書、これらをイチから作成していませんか? 資料の作成は「差し替え」で対応することで、作業の負担を軽くすることが可能になります。そこで使うのは「ワンソース・マルチユース」という、1つの素材を多重利用するという手法です。具体的には、企画書や報告書のマスターとなる文章の骨格を作成しておき、必要に応じて「一部差し換え」ることで、しっかりとした資料を短時間で作成できるようになります。たとえば企画書であれば、書き出しの定型文や、提示すべき項目の型を用意することで、作成の手間が驚くほど変わるはずです。資料の価値は工程の手間ではなく、「わかりやすさ」だということを意識し、この方法を取り入れてみましょう。
"活き活き"を表現できる人できない人、遊び方改革の実践法
今年こそ人生に好循環を作る一歩を
前回記事「遊び方改革って何?忙しい人こそ知って欲しい遊びの効能」では、働き方改革の前に遊び方改革を推進して、人生の時間に遊びという要素をいれる効果、効能について発達心理学を切り口にお伝えしました。今回は、遊び方改革上級者から更にひもとき、活き活きを表現し、人生に好循環をつくる一歩をお伝えします。