はじめに
実は狙い目の「新古物件」
不動産は中古だから価格は低くなるわけではありませんし、必ずしも新築物件が優れているわけではありません。物件の良し悪しは新築か中古で判断するのではなく、自分たちが思い描いた生活を叶える要素が備わっているのかどうかが良い物件であると言えます。
予算的に新築が購入できる場合でも、中古物件も内見し、総合的に判断することが必要です。
あまり聞きなじみがないと思いますが、新古物件も狙い目ですよ。
新古物件とは新築で販売されたにも関わらず売れないまま1年を超えてしまった物件のことを言います。誰の手にも渡っていませんので実質、新築です。新古物件になってしまう物件は立地や周辺環境や価格が高すぎるなどの要因がありますが、このような状態になっている物件の場合は、値引き交渉がしやすい等のメリットが生じてきますので検討してみては?
相談者様の貯蓄データを拝見すると、堅実に貯蓄を増やされている様子が手に取るようにわかります。
マイホームは一生に一度の大きな買い物です。手持ちの現金や投資等の総資産からどの程度、マイホーム購入資金に充当するのかで購入できる住宅は違ってきます。
大切なのは、マイホーム購入を通して自分たちの夢が実現できるのかどうかということ!
物件価格が上昇している今、焦る気持ちが生じてきているかもしれません。まずは購入予算を明確にすることです。さらに子どもの将来について話し合ってから物件を選べば、失敗するリスクを抑えるのに役立ちますよ。
参考:
東京カンテイTOKYO KANTEI PRESS RELEASE
不動産経済研究所Microsoft Word - 首都圏発表資料2025年8月.docx
住宅金融支援機構(フラット35)毎月の返済額から借入可能金額を計算:【フラット35】
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