はじめに
ポートフォリオの中核は、好業績割安株で
お祭り相場には、1株投資で乗るとして、一方で、投資ポートフォリオの中核は、やはり堅実な銘柄で構築すべきです。
現在の相場では、AI関連以外の多くの銘柄が取り残されています。これは逆に言えば、掘り出し物を見つけるチャンスでもあります。決算内容が良好で、事業の成長性も高いにも関わらず、市場の関心が向いていない銘柄は数多く存在します。そういった銘柄は、今のうちに少しずつ買い増して、ボリュームを厚くしておきます。市場がいずれその価値に気づいたとき、もしくは、AI半導体相場が終焉したとき、一気に資金が流れ込み、大きなリターンが期待できます。
具体的な個別株の投資配分として、以下のような構成を提案します。
・キオクシア、エヌビディア、ソフトバンクグループなど
・1株ずつ購入し、「勉強代」として割り切る
・利益が出ても損失が出ても一定期間で売却
成長株(60%)
・好業績だが割安に放置されている銘柄
・長期保有を前提とした「握力投資」
安定株(30%)
・高配当株、株主優待銘柄など
・ポートフォリオの安定性を確保
このバランスであれば、日経平均株価が爆上げしているのに、自分の銘柄は無風といった寂しさを回避しつつ、ブームが去ったあとの旨味もしっかりと享受できると思います。
連日、目に入ってくるのはキオクシアやソフトバンクグループなどの視聴率が高い銘柄の動向。はじめて買う銘柄にキオクシアを選ぶ個人投資家が多いという記事も目にしました。デビュー銘柄が爆上げしたら「株って儲かる!」と短絡的に考えてしまうかもしれません。実際は、今の相場は極めて異例なので、この騒動が去ったあと、キオクシアで味わった快感が忘れられず無理なレバレッジをかけた投資をしてしまうかもしれません。余計なお世話ではありますが、この熱狂は平熱のまま楽しみたいものです。
※本記事は投資助言や個別の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。