はじめに
幸せな人生には、お金が不可欠!?
幸せな人生に必要なものはいろいろありますが、なかでもお金は重要な位置を占めるもの。美味しいものを食べたとき、欲しいものを買えたとき、海外旅行に行ったときなど、お金で欲望が満たせたときに「幸せ〜♪」という気持ちになれますよね。愛や生きがいももちろん大切ですが、お金も幸せな人生を送るために欠かせないものなのです。そのためにも考えたいのが、家計のやりくり。限りあるお金だからこそ、無駄な出費はできるだけ省幸せを着、感じられるものに使う。これができるかどうかが、人生の幸せ度と密接な関わりがあるのです。
家計簿、つけていますか?
家計のやりくりのために必ずやっておかなければならないのが「家計の現状を把握する」こと。そのためのお役立ちツールが、言わずと知れた家計簿です。家計簿によって毎月の収支を記録することで、「いくらお金を使ったか」だけでなく、「何にお金を使ったか」「どこでお金を使ったか」といった自分の消費傾向を把握することができますね。家計簿を活用すれば、消費を減らすのは難しいことではありません。自分の消費性向が把握できれば、ムダ遣いしがちなものや固定費の削減ポイントが自然と見えてきます。
効果が見えると好循環に!
家計簿をつけることで無駄遣いや固定費の削減ポイントが見えてきたら、自然とお金は貯まり出します。そのお金を幸せを感じられることに使えれば、家計管理をするモチベーションはさらに高まることに。こうした好循環に入っていければしめたもの。人生の幸せ度をアップする道具として、お金がますます本領を発揮してくれるはずです。
家計簿で陥りがちな3つの落とし穴
1. 面倒で続かない……
でも一方で、家計簿というと「チャレンジはしたものの続かなかった」という人も多いはず。その理由はズバリ、面倒だから。レシートやカードの明細などから「食費」「教養娯楽費」「交際費」などと細かくカテゴリ分けして集計をするのは、容易そうで実は手間を取る作業です。
逆にこだわりすぎて費目を多くしすぎたり、1円でも一致しないとストレスを感じてしまったりする人もいます。そんなことから短期間で挫折する人が多いのです。
2. つけ方が難しい……
現金の代わりにカードやポイントで買い物をすることが多くなってきた今日この頃。「買い物をした日」と「決済される日」のタイムラグや、「消費した金額」と「出費する金額」に差が生じることもありますね。このようにお金の動きに差があると記録の仕方に頭を悩ませて、嫌になる人も少なくありません。
3. 意外と効果がない……
家計簿はつけているけれど、日々の出費を記録しているだけ、月々の残高を合わせているだけ、という人はいませんか。家計簿をつける目的は、「家計の現状を把握する」ことにあります。そして、貯蓄を加速させたり、幸せを感じるお金の使い方ができるようになったりすることにあります。
自分で家計簿をつける目的を見失ったり、可能性を狭めてしまったりしないようにしましょう。