はじめに
1週間の予算管理で食費を削減
食費のコントロールがうまくいかない人は、先にお伝えしたことに気を付けていただくほか、1週間の予算を決めて管理するとうまくいくことがあります。
予算の中では、こだわりの食材を購入しても良いですし、買い置きをするのも、スーパーで見かけた安いものを購入するのもまったく問題ありません。
ただ、続けていくうちにこだわりすぎると、うまくやりくりできないことが分かりますし、安いものばかりに飛びついて購入しても、使わずに予算を無駄にしていることにも気づくはずです。
方法は簡単です。以下の3つだけです。
1)予算を決める。毎月の食費の1/4程度が目安。食費が高い自覚があれば、いつもの食費額の8割ほどを基準にし、1/4にする。
2)決まった曜日にお金を準備する(手数料なしでお金を準備できる曜日がよい)
3)1週間その予算で暮らす。
もし、予算が足りなくなれば翌週の予算から前借し、余れば好きなものに使ったり、貯金したり。次第に週の半ばの残金を見るだけで「今週は使いすぎている」「今週は調子が良い」など、お金を使うスピードからお金の使い方を判断できるようになります。
お金が余ることが多くなってきたら、少しずつ予算額を下げていくと、食費は減らしていくことができるでしょう。
食費は変動費の代表的なものです。自分の意志やモチベーションなどに大きく左右される支出ですから、短期的なものではなく、長期的に続けられるコントロール方法を試してみると良いですね。