はじめに

15分ミーティングとは?

今の時代、長い時間をかけて会議したのに実行されないようでは、周りの環境の変化に対応できません。大きな変化が連続して起きていく今、状況に合わせて方向性や進め方を小まめに修正していく現場の対応力が必要になります。

そこで有効なのが冒頭でも紹介した、何度も短い時間で行なえる15分ミーティングです。大まかなステップは以下の通り。

ステップ1(5分):質問、アイデア(提案)出し
「今後は?」という、未来視点の質問から、それぞれが提案・アイデア出しを行なう。

ステップ2(5分):提案・アイデアを整理して決定する
出てきた質問、提案を効率よく整理し、チームとして「何をするか」を決める。全員の「合意」が大事。

ステップ3(5分):決まったことを実行する計画を作成する
できる限りこの段階で実行計画を作成する。「空いている時間に」「詳細は後日」ではダメ。

この短時間のミーティングを何度も繰り返すことで、成果の出るパターンを導き出すことができます。大切なのは、サッと集まってサッと解決する「スピード感」です。

15分ミーティングの一番の狙いは、現場スタッフたちが主体的に前向きに参加することで、個人も組織も成長することです。

お客様に毎日接している現場のスタッフが、「今まで決まっていたことを作業的にこなす集団」から、「自分たちで考え、実行する集団」に変われば、必ず売上に直結するはずです。

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