キャリア

6000本の投資信託で選ぶべき商品は一握り。勝利する極意は?

売る側にとって都合のよい金融商品の見分け方

投資信託で勝利する極意2

信託報酬が低いものを選ぶ

信託報酬は、投資信託を運用してもらうための経費のようなものです。年○%と、年率で記載されています。信託報酬の額は、投資信託によって違います。一般的には、国内より先進国、先進国より新興国、インデックスファンドよりアクティブファンドのほうが高く設定されています。

信託報酬は、販売手数料のように、購入時にまとめて支払うのではなく、純資産総額の中から毎日一定の割合で差し引かれていきます。ですから、支払っているという意識はあまりないかもしれません。しかし、信託報酬はせっかくの利益を目減りさせてしまう、もっとも注意すべき手数料です。

例えば、ある年に5%の好成績を上げた投資信託Aと、3%の安定した成績を上げた投資信託Bがあったとします。どちらが欲しいかと聞かれたら、それはもちろんAのほうですよね。

では、Aの信託報酬が年3%、Bの信託報酬が年0.7%だったらどうでしょう。

私たちが得られる、投資信託の最終的な利益は、運用益から手数料を引いた残りです。この場合、単純計算すると、Aの最終的な利益は5%-3%=2%となるのに対し、Bの最終的な利益は3%-0.7%=2.3%となります。つまり、トータルで見るとBを買っていたほうが利益は多くなったのです。

しかも、これは1年の話。仮に、このような状態が10年間ずっと続いたら、利益の差は単純計算で3%になります。正確には複利効果があるので、もっと差は開きます。

投資信託で得られる利益がどうなるのかは、投資の成果次第ですから、私たちにはどうしようもありません。しかし手数料は、安いものを選ぶことができます。とくに投資信託は長期間運用することが多いので、信託報酬は安ければ安いほど有利です。

同じような内容の投資信託でどちらにすべきか悩んだら、最後は信託報酬の額で決めるべきでしょう。

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