はじめに
エアコンの冷気を必要な場所に送るようにする
エアコンをつけている室内に複数の人がいるのでなければ、部屋全体を冷やす必要はありません。人がいる場所に効率的に冷気がくるようにすれば、無駄にエアコンの電気代をかける必要もなくなってきます。
部屋の配置の都合上、人のいる場所にエアコンの冷気が来ない場合、送風口をなるべく下に向け、エアコンの下に扇風機やサーキュレーターを置き、人がいる方向にエアコンの冷気がくるように押し出してあげます。
このような形で扇風機やサーキュレーターをエアコンと併用することで、無駄に温度設定を低くする必要もなくなり、効率的に人が涼しいと感じることができます。
繰り返しになりますが、部屋全体を冷やそうと思わないことで、エアコンの電気代を節約することができるのです。
せっかくの冷気が逃げていない?
実はこれも多くの家で見られる現象ですが、せっかく冷やした冷気がドアの下から室外に逃げてしまっていることがあります。せっかく冷やしたのに勿体ないことです。ホームセンターなどで「隙間テープ」としてドアの下の隙間をなくすテープが売られているので、これをドアの底辺に貼ることで、冷気が逃げないようになります。
今回ご紹介した方法はどれも難しいことではありません。しかし、やっているのとやっていないのとではエアコンの効きが全く違ってくるものです。
設定温度を高くし、暑さを我慢したせいで熱中症などになっては、本末転倒です。エアコンを使うのであれば効率的に運転させることで節電につなげてみてはいかがでしょうか。