はじめに

恐竜研究と博物館を両立した国内最大級の施設!

福井県立恐竜博物館(福井県勝山市)

「恐竜の聖地」と呼ばれる福井県。日本国内の新種恐竜の化石のほとんどがこの地で発掘されていることから、フクイサウルス、フクイティタン、フクイラプトルなど、「フクイ」という名前がついた恐竜も数多くいます。福井恐竜博物館では、県内で発掘された化石や、恐竜に関する資料の展示などを行っています。

外観のドームは、まるで恐竜の卵のよう。

常設展示室は「恐竜の世界」「地球の科学」「生命の歴史」の3つのゾーンに分かれ、1階のメインは、「恐竜の世界」の展示となっています。

44体もの恐竜骨格が展示されていますが、そのうち10体は一部、実物の骨を使って組み上げられています。なかでも、マラサウルスは全体の9割以上が実物。今にも動き出しそうなリアルな恐竜たちを間近で見ることができますよ。

恐竜の生息していた環境まで、忠実にジオラマ再現をしているのだそう。全長約7m、迫力満点の恐竜ロボット「ティラノサウルス」もお出迎え。うなり声をあげながら動くので、本当に生きているようです。

また、化石の発掘体験ができるツアーも毎年開催されています。2018年度は11月4日まで。博物館に集合し、専用バスに乗って発掘場所まで移動。国指定天然記念物の恐竜化石発掘現場の見学や、化石の解説なども聞くことができます。


写真提供:福井県立恐竜博物館

福井県立恐竜博物館
福井県勝山市村岡町寺51-11 かつやま恐竜の森内、えちぜん鉄道勝山駅からバスで10分、TEL:︎︎0779-88-0001、常設展観覧料720円(未就学児・70歳以上無料、小中学生260円、高校生・大学生410円)、9:00〜17:00(最終入館16:30)、第2・4水曜・年末年始休館(祝日の場合は翌日休館、夏休み期間は無休)

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