はじめに

5万冊の漫画が読み放題!

京都国際マンガミュージアム(京都府京都市)

日本初のマンガ総合文化施設。京都市と京都精華大学の共同事業で2016年11月にオープン。小学校だった建物をリノベーションした施設です。

館内に入ると、あの火の鳥がお出迎え!


(c)手塚プロダクション

蔵書は歴史モノや海外モノなどおよそ30万点。うち1階〜3階にある書架「マンガの壁」にある約5万冊のマンガは、自由に閲覧可能。なんと、施設前方の芝生広場でも読めちゃいます。

マンガ家やマンガ研究者を招いたトークショーや、マンガ家本人が作画を披露するライブドローイングなど、イベントも豊富。2016年の開館10周年記念には、館長である養老孟司氏と宮崎駿氏の企画展が開催され、「養老孟司・宮崎駿 趣味のお話」と題した対談がおこなわれました。

常設展示のコンセプトは、「マンガって何?」。疑問に寄り添った体感型の展示です。幕末から現代までのマンガの歴史やマンガのストーリー分析などもわかりやすく学ぶことができます。

平日は2回(11:30、14:00)、土・日曜と祝日は3回(12:00、13:30、15:00)の紙芝居師による紙芝居パフォーマンスは一見の価値あり。視覚と聴覚で楽しめます。

ミュージアム内のカフェは壁面いっぱいにイベントで訪れた漫画家の直筆イラストが描かれています。漫画ファンなら誰のイラストか当てるのも楽しみの一つ。

ミュージアムは当日に限り再入場が可能なので、一旦外に出て、またマンガミュージアムに戻ってきてもいいですね。

京都国際マンガミュージアム
京都市中京区烏丸通御池上ル、市営地下鉄烏丸線・東西線烏丸御池駅1番出口から徒歩約3分、TEL:075−254−7414、入館800円(小学生100円、中高生300円)、10:00〜18:00(最終入館17:30)、水曜(祝日の場合翌日)・年末年始休館

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