はじめに
現実の相場に即したリアルなゲーム
東証には、投資の売買がゲームで体験できるコーナーがあります。
株に興味はあるけど、いきなり実際に始めるのはちょっと抵抗がある……という人におすすめのシミュレーションゲームです。団体利用が多いですが、個人でも利用できます。(要予約)
操作は各自専用のタブレットで行います。所持金1000万円からスタート、ゲーム内では、3つの架空の会社の株を売買取引します。
相場と同じように、株価がリアルタイムで変動する中、自分のタイミングで売買を行い、利益を出せるように進めていきます。株価以外にも、景気回復宣言や為替変動などのニュースが画面上に表示され、それに応じて株価が上下するので、かなりリアル!
ゲームは30分経つと終了。最終的な資産総額が表示されます。複数でプレイした場合は、順位も表示されるので、誰が一番儲けられるか、競争してみるのもいいですね。
予約不要でプレイできるコーナーも2台あり、こちらは時間に関係なくプレイ中いつでも終了できます。
お土産専用の自動販売機
東証では、オリジナルグッズの販売を自動販売機で行っています。お土産品の自動販売機なんてユニークですよね。
一番人気は、商業の神様が祀られている兜神社のお守り(500円)。1878(明治11)年以降、兜神社の氏子総代は東証が勤めており、東証とは縁の深い神社なのです。
(写真:東京証券取引所)
お守り以外にも、タオルやTシャツなどグッズの種類も様々。グッズは売れ切れ次第終了。時期によって、新たなラインナップが加わります。
東京証券取引所の知られざる内側、開運風水が盛り込まれていたり、一般向けの史料ホールがあったり、意外と身近に感じられる部分もあったかと思います。見学は時間内であれば自由にできるので、株やお金に興味を一度足を運んでみるとさらに面白いかもしれません。
東京証券取引所
住所:東京都中央区日本橋兜町2-1、東西線・茅場町駅10番出口から徒歩5分、見学時間:9時〜16時半(最終入場16時)入館無料、TEL:050-3377-7254(見学専用)
文=佐藤成美(風来堂) 撮影=今田 壮(風来堂)※クレジット表記以外