読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は高山一恵氏がお答えします。


毎月の保険料が高く、家計を圧迫しています。実家に帰省したり、冠婚葬祭があったりすると、赤字になる月もあります。現在、私は妊娠中で年末に第2子が産まれるため、働きに出ていません。来年の4月からは上の子をプレ幼稚園に入れる予定ですが、幼稚園代をこの先払っていけるか不安です。貯金は、独身時代から貯めている私の貯金しかありません。結婚してからは貯められていない状態です。貯蓄ができるように家計を改善したいです。何から手をつけたらいいのでしょうか。アドバイスよろしくお願いします。


〈相談者プロフィール〉
・女性、33歳、既婚(夫:35歳)、子ども1人(2歳)、2人目妊娠中
・職業:専業主婦
・居住形態:賃貸
・手取りの世帯月収:28万円
・毎月の支出目安:25万円ほど
・貯金:21万円
・負債(住宅ローンなど): なし


【支出の内訳】
・家賃:9万円
・食費:3万円
・日用品:1万円
・外食費:1万円
・光熱費:1万8,000円
・通信費・携帯代:1万2,000万円
・お小遣い(夫):1万5,000万円
・百貨店積立:5,000円
・死亡保険(60歳払込み・積立):2万2,600円 (夫1万7,000円、妻5,600円)
・学資保険(10年払込み・積立):2万5,000円
・医療保険(60歳払込み・掛け捨て):1万500円(夫7,000円、妻3,500円)
・がん保険(60歳払込み・ 掛け捨て):6,000円(夫3,000円、妻3,000円)

高山: ご質問ありがとうございます! 保険料が家計を圧迫しているとのことですが、拝見すると確かにそうですね。貯蓄型の保険は保険料が高い割に貯蓄効果は高くないので、保険は掛け捨てで入るのが基本です。今回は保険の見直しを中心にお話します。

家計に占める保険料の目安は?

ご相談者さんの家計状況を拝見すると、特に無駄遣いをしている印象はありません。無駄遣いをしていないのに、家計を圧迫している原因は、ご相談者さんもおわかりの通り、毎月支払っている保険料です。

これまでさまざまなご家庭の家計相談にのらせていただきましたが、家計に占める保険料の割合が5%〜10%程度に収まっていると、家計を圧迫するまでには至らないようです。ただし、これには、将来に向けた貯蓄目的の学資保険などの保険は含まれません。学資保険は、将来の教育費の準備のためのものなので、利用しても良いと思います。

ご相談者さんの場合、学資保険を除いた保険料が3万9,100円と、手取り収入の約14%となっています。加えて、学資保険に毎月2万5,000円支払っているので、あまり貯蓄できる余裕がないのもうなずけます。