わが家では、お金教育を子育ての中の1つとして考えています。

私自身、偉そうな肩書を使用していますが、何か看板があったほうがわかりやすいのでそうしているわけです。どの親とも同じ目線で子育てをし、子どもの幸せを願っている一親にすぎません。

たまたまファイナンシャル・プランナー(FP)という資格を取り、知識を活かせる仕事をすることになりましたが、お金に関する教育は、大人になってからではなく、子どもの頃からできれば、リテラシー向上につながると考えていました。


お金教育は学校では教えてくれない

FPは、学習する科目のなかに「ライフプランニングと資金計画」があります。家計相談や保険の見直しがFPの仕事というイメージがあるかもしれませんが、実際はそればかりではありません。様々な分野でお金の知識を活かせます。

現在はオープンには行っていませんが、私も家計相談を受けることが多くありました。そのなかで、相談者の自宅に出向く機会も結構多いのです。

そこで、目につくのが、相談者の暮らし方。一戸建てに、ワンボックスカー、ペットの犬達…。一見生活費以外にもお金をかけられているように見える家庭です。

しかし、ひとたび家にお邪魔すると、玄関は洗濯物などが山になっていたり、通されたリビングは犬のケージが占領しくつろぐスペースではなくなっています。さらに、テーブルには物があふれていて、手でかき分けてスペースを作らないと書類も置けない状況です。

まさに家計相談よりも先に解決すべき事があるはずだと、誰もがそう思うような状況です。生活がルーズだとお金にもルーズになりがち、これには嘘はないと感じていましたが、本人の悩みはそこではなく、保険や住宅ローンのより良い条件への相談だったりします。

暮らし向きやお金の考え方はその人の生き方そのものです。それなら、子どもの頃から何か教育としてできることがあるのではないかと考えるようになったのです。