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株式投資で大成功している人に共通する3つのポイント

著名投資家に直接インタビュー

筆者は以前から株式投資で成功を続けている色々な投資家の方にインタビューし、マネックス証券のお客様にインタビュー内容をご紹介してきました。筆者自身も、お話を伺ったことで大変多くの学びをいただき、その内容をご紹介したお客様からも大反響をいただきました。

今回は、そんな過去のインタビューから、成功を続けている投資家の方々に共通すると感じた3つのポイントをご紹介します。


億り人など大成功した投資家にインタビュー

インタビューをさせていただくにあたっては、長期に渡り成功を続けている方を選んできました。長期間成功している方でないと再現性がなく、お客様にご紹介するわけにはいかないと考えたからです。

筆者の過去記事で何度も登場しているウォーレン・バフェットが「投資の神様」として尊敬を集めているのは、彼が一時的に大儲けしたからではありません。彼は50年以上に渡って素晴らしいリターンを稼ぎ続けているからこそ尊敬を得ているのです。

この、成功を「続けている」というのが大切です。投資をしているとたまたま運良く大きく儲けることがあります。筆者も学生時代に初めて株を買ったとき、その銘柄がすぐにストップ高(大きく上昇し1日の上昇率の上限に達すること)となり「なんだ株なんて簡単じゃん」と思い込んでしまいました。それが大いなる誤解だと気づくのに時間はかかりませんでしたが……。

そのような考えのもとお話を伺ったのは、例えば不動産関連株への投資が大成功して一時は資産が10億円まで達したことで知られるDAIBOUCHOUさん、株主優待銘柄への投資で20万円から1億円を超える資産を築いたv-com2さん、日本株だけでなく米国株への投資で大成功し、リーマン・ショックの到来を予想していた春山昇華さん、成長株のビジネスモデルの分析が大評判のすぽさんなどです。(紙幅の都合上ご紹介は割愛しますが、その他にも何人もの方にお話を伺いました)

ポイント1:確固たる投資哲学を持っている

まず、成功を続けている投資家に共通している1つ目のポイントは、「確固たる投資哲学を持っている」という点です。

上述した投資家の皆さんの投資の考え方はそれぞれ違いがあります。例えば「参考にならないので株価チャートは全く見ない」という方もいれば、「株価チャートには人間心理が表れるので大いに参考にする」という方もいます。

もちろん考え方そのものも大切ですが、より重要なのは自分自身が確固たる信念を持ちブレることなく投資を行っているかという点だと思います。

株式投資をしていると市場が暴落することは珍しいことではありません。そんな時に不安になるのは誰もが一緒です。しかし不安を乗り越えて「この銘柄がこんなに下がるのは本来持っている価値に比べて割安だ。ここは買い増しだ」など、どれだけ自分の投資哲学を信じて行動できるのか、それが投資成果を左右する重要なポイントではないかと思います。

ポイント2:常に学ぶ

ポイントの2つ目は「常に新しいことを学んでいる」という点です。マーケットは常に変化しています。昔通用した考え方や投資手法が今も通用する保証はありません。だからこそ常にたくさんの情報に触れて、自分自身をアップデートしているのではと感じます。

筆者が最も尊敬する投資家の1人である春山昇華さんのご年齢は60歳を超えていますが、会ってお話をすると常に最新の技術やニュースについて驚くほど多くのことを知っていて、2回り以上年齢が下の筆者のお話も熱心に聞いてくださいます。若者からも積極的に情報を吸収しようとされているのだと思います。

ポイント3:失敗をバネにしてさらに成長する

最後のポイントは「失敗を次に活かす」という点です。株式投資の世界は不確実性の連続です。どれほど精緻に分析して銘柄を選んだとしても、予想外のことが起きて思わぬ損失が出ることを避けることはできません。失敗は誰にでも避けられないもの。成功できるかどうかの分岐点は失敗した時にそれをどう次に活かすかではないかと思います。

例えば10億円の資産を築いたDAIBOUCHOUさんも、リーマン・ショックで大きな損失を出し一時は悲嘆に暮れていたと話していました。しかしそこで諦めることをせずに失敗を反省してコツコツと投資を続け、2010年や2011年の日本の市場全体が冴えない中でもしっかりと利益を出し、2013年から始まったいわゆるアベノミクス相場への飛躍につなげていかれました。

いかがだったでしょうか。一長一短に身につけられるものではありませんが、筆者自身もご紹介したポイントを実践できるように努力していくつもりです。また、ポイントの中には含めませんでしたが、もう1つ皆さんに共通するところがあります。それは皆さんがとても礼儀正しく魅力的な方ばかりだということです。お話を伺って嫌な思いをしたことなどただの1度もありません。いつも謙虚でいらっしゃる姿勢も非常に大切だと感じますし、その点も見習っていきたいと思います。

<文:マーケット・アナリスト 益嶋裕>

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