はじめに

現金払いがあれば、レシートを決まった場所に保管して

家計簿アプリでの記録漏れは、クレジットカードの自動連携をしていれば起こりにくいと思います。自動的に記録されないサービスや、現金払いの部分が漏れてしまうのでしょうが、これは支払いを都度記録する作業が面倒という理由もあるのかもしれません。

そういった支払いの履歴として、レシートや、レシートがない場合はメモを書いて、一定の場所に入れて、話し合いをするときに一緒に記録するという方法をとっても良いかもしれません。決まった場所に入れるだけなら、そう手間もかからないでしょうし、一緒につけるとその部分の振り返りもできるでしょう。

家計管理の目的や管理方法について今一度、ご夫婦で話し合ってみるといいかもしれないですね。

支出額の狂いは、クレカの締め日の影響も

そもそものことになってしまうかもしれませんが、支出額の狂いは、クレジットカードの締め日によるものかもしれません。クレジットカードで決済しても、すぐにカード会社に請求が上がるお店とそうではないお店がありますし、締め日前後ではその前に請求がいっているのか、締め日の後に請求がいっているのかで来月の支払いか、再来月の支払いかが異なります。

そこはコントロールが難しいと思いますので、同じカード払いをするのであれば、クレジットカードブランドがついたデビットカードやプリペイドカードを利用しても良いかもしれません。デビットカードであれば、口座からすぐ利用金額が引き落とされるので、支払額が狂うことはありません。プリペイドカードも口座からチャージをして使うものなので、決済と同時に金額が引かれます。チャージ額が利用可能額の上限となるので「1週間の予算管理」などにも使え、支出のコントロールがしやすいと思います。

決済方法は色々ありますから、これと決めつけず、現状で暮らしやすいものを用いて、それに合わせて管理方法を変えていくことが良いのかもしれません。改めて、ご夫婦で話し合って、気持ち的にも無理しすぎない方法を見つけてみてください。

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