はじめに
遊び方改革に不可欠な睡眠改革
ビジネスパーソンにとって仕事を攻めるために脳の機能を活性化させる睡眠は、不可欠なのです。私は、過去に「遊び方改革って何?忙しい人こそ知ってほしい遊びの効能」という記事で「遊び方」については提唱しましたが、その際に睡眠の重要性については語っていませんでした。
基本的に睡眠は人間の機能をメンテナンスし、再起動させるスイッチですので、是非遊び方改革の一ページに入れてください。
遊び方改革を仕事の活力に還元させる質の高い睡眠のポイント
- 遊びに没頭するあまり、睡眠時間を削ってはNG。7時間睡眠を確保。
- 睡眠時間を確保する事が基本であるが、確保できなければ瞬間的眠りであるマイクロスリープを電車の中やトイレなどでとる(乗り過ごしや熟睡に注意)。
- 日中、体を動かし、体を疲れさせる事が大切。仕事をしすぎでの脳の疲労は、あれやこれやとぐるぐる考えて、脳を覚醒させてしまう。脳が疲れている時は、運動で体をも疲労させることにより、質の良い睡眠が得られる。
- 寝る前の飲酒はNG。脳が麻痺するほど飲めば、眠りを誘発し眠くはなるが、アルコールが分解されて出るアセトアルデヒドという物質が交感神経を刺激し、眠りを浅くしてしまう。
- 寝る前のベットでのスマホはNG。脳波は場所と行動をセットで記憶するため、ベットではスマホを見るところ、脳を覚醒させるところと認識してしまい、ベットに入っても眠れなくなってしまう。
- 寝る前は体を暖かくするためにカフェインの入っていない暖かな飲み物を飲み、光を暗くして、脳から眠りを誘発するメラトニンというホルモンを出しやすくする準備をすると良い(寝具は朝、体が痛くないと感じるものを選ぶ)。
- 寝ダメは睡眠の質の向上にはならない。長時間寝ているとその分遅くまで起きていられるため、体内のリズムは狂いがちになり、更に悪化すると昼夜逆転してしまう恐れもある。土日に昼夜逆転した生活をしてしまうと月曜日、朝なかなか起きれないで一日中だるく、仕事を攻める力が欠ける恐れがある。
睡眠時間と睡眠の質を一度見直してみてください。健康を守り、仕事を攻める力をより高めることが可能になります。遊び方改革の基礎力育成の一助として、是非睡眠改善のススメをご活用ください。