はじめに
いまや生活に必要なアイテムのほとんどが100円ショップで買えるようになりました。一律100円という低価格でわかりやすい値付けと、豊富な品揃えが魅力の100円ショップ。
店舗も街のあちこちにあるので、コンビニ同様よく足を運ぶという人も多いことでしょう。
なんといっても1商品100円という安さが最大の魅力ですが、ムダなものを買いすぎてしまったり、実は割高な商品を買ってしまったりすると本末転倒です。
家計を節約するために知っておきたい、賢い100円ショップ利用のコツをご紹介します。
レジに行く前に支出額を把握しよう
言うまでもないことですが、家計を節約するためには「自分が何にいくらお金を使っているのか」を把握することが大切です。
ならば100円均一という性格を最大限に利用してみましょう。もちろん消費税はかかりますが、家計簿をつけるまでもなく、買い物カゴの中の商品数を数えるだけで買い物の総額がわかりますね。
その日の予算をあらかじめ決めておいて、レジに行く前に商品数をチェック。予算オーバーなら買うものを厳選し、買わないものは潔く商品棚に戻しましょう。
そもそも100円ショップは、リーズナブルに買い物をして、節約につなげることが目的のはず。「あったら生活が便利になりそう」「100円なのにオシャレ」と、金額の気軽さからついついカゴに入れてしまう人は、お金を払う前に目的を思い出すようにしてください。
それって本当に買うべきもの?
100円ショップをうまく利用するためには「買うべきもの」と「買わないもの」の見極めをしっかり行うことが重要です。
「買うべきもの」がほかのお店よりも安く買えるならお得です。しかし、スーパーの特売なら78円で買えたり、ほかの店で同じ値段で売られているもののほうが実は品質がいい、なんていう場合はかえって損をしているかもしれません。
損得の見極めは、「買うべきもの」であり、「そこで買うほうが割安」と思えること。そのためにはほかのお店の価格を知っておくことも大切です。
スーパーでの買い物の際は、100円ショップを思い浮かべながら意識的に商品の価格チェックをしてみましょう。100円ショップに行く前に、チラシアプリなどでチェックするのもいいですね。