キャリア

副業が大して金にならずに終わる3つの理由

小遣い稼ぎで終わるか、ビジネスとして続けられるかの分岐点はどこに?

働き方改革や「老人の長寿化にともなう年金不足」に関する報道もあり、副業奨励の風潮が本格的なものになってきました。「今だけでいいから数千~1・2万円程度の小遣いを稼ぎたい」と割り切るならともかく、「生活の足しにするため、継続的に稼げる柱を確立させたい」となると本腰を入れる必要があります。

そこで、コピープランナーの傍ら、作家や経営コンサルタントなどマルチに副業を展開している中山マコトさんの著書『副業で稼ぐ! と決めたら読む本』(以下、本書)の内容を交えつつ、「副業が大して金にならずに終わる3つの原因」を見てみましょう。


原因1:「好きだから」という勢いだけではじめた

「〇〇が好きだから、それでお金を稼ごう」、そう考える人はたくさんいます。始める動機の一つとしてはいいのですが、「それで継続的に稼げるか」という観点で考えたときはどうでしょうか。

中山さんはミステリー作家の森博嗣さんのエピソードを引き合いに、次のように語っています。

副業を選ぶにあたり、最も重要なことは、自分自身が自然と努力できること、努力を継続できることです。たとえば、僕が敬愛するミステリ作家の森博嗣先生は、そもそも、大学の先生をやりながら、「これでは奥さんやお子さんに生活面で苦しい思いをさせてしまう」と思い、「何か副業ができないだろうか?」と考えました。

(中略)

20年を超えて書きつづけることは、大変なことだし、数冊、いや1冊書いたっきりで消えていく作家もたくさんいる中で、次々と新たなシリーズを生み出し、エッセイ、日記でも新境地を切り開き、次々と作品を生み出せるのは、続けることができる対象だったからなのです。

森さんは、ハッキリと言います。「小説を書くことは決して好きではなかったし、今も好きではない。ただ仕事だから続けているのだ……」と。

この、仕事だから続けられるというのが実に重要なんです。好きである必要はないんです。

(本書P.23-25より)

そのうえで、「好き」だけを原動力にして始めると手を抜けないという思いがプレッシャーになることに加え、続けていくうちに「好き」の対象が変化したときは「稼ぎたいならビジネスに徹して続けなければならず、無理やりにでも好きなふりをしなければならなくなる」と解説しています。

そのうえで、感覚としては「気になる」を大事にした方がいい。気になるのは心のどこかで重要だと思っているからだ、と述べています

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