はじめに

銀行に預けていても過去最低水準の金利で利息はほとんどつかない、と諦めている人も多いのではないでしょうか。

2019年7月時点で金融機関の平均利率は、定期預金300万円未満の預け入れで1年0.01%、3年でも0.011%、普通預金は0.001%となっていますが、大手銀行を見るとほぼこの水準で横並びの状態となっています。

この数字だけを見るとますます預金利息への期待は薄れてしまいそうです。最近はボーナス定期預金のキャンペーンや、そういった記事を目にする機会が少なくなったように感じます。

では実際、どこに預けると金利が高いのか、預けやすい普通預金や3ヵ月の円定期預金をみてみましょう。


ボーナス定期預金の金利が悪い?

2016年2月に導入されたマイナス金利政策により、銀行が利益を出しにくくなったこともあり、純粋にお金を預け入れるだけの定期預金でボーナス時期のキャンペーンを大々的に打ち出す銀行は減る傾向にあるようです。

とはいえ、まだまだボーナスシーズンのタイミングで円定期預金の「特別金利」などのキャンペーンを実施している金融機関もあります。

一方、大手都市銀行だけでなくネット銀行など新たな形態の銀行にも目を向けると、ボーナス時期に限ることなく、それぞれの銀行が提携するサービスと併用することなどで、条件に応じて金利上乗せを実施している銀行が増えています。

普通預金でも金利が高い金融機関を活用

定期預金に預けてしまうと、急な出費でお金が必要になったとき、原則引き出すことはできません。一部解約のできる定期預金もありますが、最初の預け入れの段階から利率が低いものが多いため、そもそも定期預金に預けるメリットがあまりないかもしれません。

ここでは、契約の条件により普通預金利息の平均である0.001%の100倍以上になる普段使いできる普通預金金利が高い銀行を紹介します。今使っている銀行の利率や条件、普段の自分自身の使い方などと比較して預け替えることも検討してみると良いでしょう。

次は具体的に筆者が普段遣いにいいと思ったところを紹介します。

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