生活

会社の業績が悪化して収入が激減、今すぐ家計を立て直したい

FPの家計相談シリーズ

貯蓄は収入の20%、支出を軌道修正する

比率が黄金の状態になっていないので、軌道修正していきましょう。下記の修正案を参考にしてください。

【支出の内訳(合計15万円)】
・住居費:1万円
・食費:2.5万円
・水道光熱費:なし
・教育費:なし
・保険料:0.3万円
・通信費:0.6万円
・車両費:0.6万円
・お小遣い:8万円→4万円
・その他:1万円→予備費として3万円
(翌月に余れば貯蓄に回してください)
・毎月の貯蓄額:1万円→3万円

黄金比率に近づけたいのはやまやまですが、急激な変化に対応できないと困るので余力は残しつつの変更になっています。

お小遣いを半分にしました。お付き合いなどの飲み代があるのであればちょっと我慢をしてください。その他の項目の使途がわかりませんが、ここは予備費にして家計に余力を持たせてください。そして、貯蓄は収入の20%の3万円に増やしました。

独身寮にいらっしゃるということで、生活費の負担がかなり少ないです。この状況を活用し、収入が減ってしまった今だからこそ、身を引き締めて管理をしてください。

貯蓄と投資資産のバランスが悪い?

貯蓄額が少ないようですが、家計の赤字を補てんするために取り崩しをされてきていますか? 貯蓄をある程度備えていないと、急な入用の際に困ります。まずは、優先的に貯蓄額を増やしてください。

また、資産全体のうち投資資産の割合がほぼ100%です。当面は相場変動の影響を受けやすい商品の追加購入はしないでおきましょう。

資産の減少に困惑しても仕方ありません。リスクの許容が難しければ投資商品ではなく、確実性のある預金や債券を中心に資産を形成してはいかがでしょう。投資商品で資産運用すること(損失が出てしまって困っている)と、減給への対処については切り離して考えてください。

会社の状況から目を離さないこと

月額5万円の減給という事態は、会社の経営にとってかなりのダメージがあるのではないかと見受けられます。

私も会社を経営していますが、社員の給与をここまで減額するとなると、業績悪化はかなりのレベルに達している可能性があります。キャッシュフローがきつくなると、買掛金の支払いを優先にするために、従業員への給与の支払いの優先順位が下がってしまう事態もあるかもしれません。

減給の原因が業績の悪化ということですが、もっと具体的な原因はご存知なのでしょうか。その理由によっては、転職も視野に入れておく必要があるように感じます。

今後は、ご結婚も検討されるとのことです。それが実現できるように、「家計の管理」と「収入を増やすための検討」を並行して進めていただきたいと思います。

読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのFPが答える「みんなの家計相談」の過去の記事一覧はこちらから。

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