生活

夫の収入が減少、教育費がかさんでも「抜けない浪費癖」

FPの家計相談シリーズ

「お小遣い」を減らすためにできること

毎月の支出額63万円の中で15%強を占めるのがお小遣いの10万円。毎月の収入50万円に対する比率は実に20%にも及びます。おそらく家族全員分の金額かと思いますが、ちょっと高めの金額です。

こちらでは触れられていませんが、ランチが外食であるならお弁当にする、飲み物も外では買わずにタンブラーを持ち歩くようにするだけでも違ってきますよ。タンブラーを持ち歩くと節約にも繋がりますし、暑い夏の熱中症対策にもなります。実践してみてください。

また、これだけの金額を毎月すべて使っているとは考えにくいので、思い切って何にどれくらい使うのかの予算を毎月申告してもらい、その月に必要な分のみ渡すというように、申告制にしてみるのも手です。

「食費」を減らすためにできること

食べ盛りの年齢の子供たちばかりなので、食費が掛かってしまうことは理解できます。しかしながら、12万円もかかっているとなると話は違います。

相談者様もおしゃっていますが、宅配やお惣菜を利用しているために食費が節約しにくいとのこと。まずはこれらを止めて手作りにシフトするだけで食費は劇的に抑えることができます。とはいえ、すべて手作りにするのは大変ですので、食費の中でいくらまでお惣菜に回しても良いのか予算立てをして、その範囲なら買ってもOKとしておけば過度なストレスは免れるのではないでしょうか?

食材を購入するときには底値買いを意識して、できるだけ安い日にまとめて購入することをおすすめします。スーパーでは定期的に特売日やポイント還元デー等がありますので、買い物をする曜日を決めておけば無駄遣いを防ぐのにも役立ちます。

週末を特売日にしているスーパーは多いので、このときにまとめ買いを。購入した食材は小分けにする、下処理をして冷凍ストックしておけば、料理にかける時間も少なくなります。お仕事のある日の相談者様の負担も軽くなるのではないでしょうか?

子供たちは勉強に忙しいとは思いますが、晩御飯の準備を手伝ってもらう、食後片付けをしてもらう等、役割を分担することもおすすめします。

“送料無料”に踊らされない!ネットショッピングは使い方次第

忙しい人にとってネットショッピングは大変便利なのですが、必ずしも安いわけではありません。ネットショッピングでも特売日はありますので、特売日を狙う、割引クーポンを入手してできるだけお得に購入できるような工夫を。もちろん分割ではなく、一括で支払える金額で利用してくださいね。

ネットショッピングの場合、いくら以上購入すると送料無料というサービスが見られるのですが、送料無料にするために無理に買うものを探している人もいます。買いたいモノだけ買う場合に送料がかかるときは、「本体+送料」で価格を判断し、直接買い物に行くよりもお得かどうかを判断してみてください。くれぐれも送料を無料にするために、不必要なモノまで買わないようにしましょう。

節約経験は必ずまた役に立つ

2年後にはご主人も元のお仕事に戻り、相談者様もフルタイムに戻れば年収も増えていきます。節約生活がこの先、永遠に続くわけでなく2年間のみです。現状、どうしてもボーナスや貯蓄部分から日々の生活費に充当しなければならないと思いますが、できるだけ充当する金額を減らす努力をしていきましょう。

この節約の経験は、これからの生活にも大いに役立つものです。

節約は1人だけががんばってもどうにかなるものではありません。家族全員で協力し合うことが必要です。「節約=大変」という意識は捨て、「節約=楽しむもの」と捉え、家族全員で乗り切ってください。2年間です。がんばってくださいね!

読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのFPが答える「みんなの家計相談」の過去の記事一覧はこちらから。

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