はじめに

フリマやネットオークションでは商品を送るのが当たり前になっています。でも、私たちの日常には、フリマ以外にも送る機会がありますね。手紙やハガキはもちろんですが、たとえばお中元やお歳暮、誕生日のプレゼントなど。どんな方法で送るかは荷物のサイズや重さで違ってくるのですが、実は発送方法はとても多彩です。そこで日常生活でも使える配送方法、その使い分け、安く送るための梱包の工夫などを紹介していきます。


手紙や小物、ちょっとした雑貨は普通郵便

一般的な手紙はもちろんですが、例えばお土産のストラップやハンカチを友達に送るとなると、郵便局の普通郵便が使えます。サイズが大きくなると手紙などの定型郵便ではなく定形外郵便を使うことになり、重さによって料金が違ってきます。また、長辺34cm以内、短辺25cm以内、厚さ3cm以内および重量1kg以内という規格があり、規格内と規格外でも料金が異なります。たとえば、同じ150g以内の物でも規格内なら205円、規格外になると290円になってしまうのです。定形外郵便は重さや厚みを測る必要があるので郵便局の窓口で手続をします。また郵便事故があっても補償はありません。

本や冊子、DVDはゆうメール

本や雑誌、DVDを送るなら定形外郵便ではなくゆうメールが使えます。サイズは34cm×3cm×25cm以内、1kgまで。料金は150gまでなら180円、250gまでは215円、500gまでは300円、1kgまで350円です。送れる物が限られているので、料金も少しお得に設定されています。

クリックポストも有効

定形外郵便やゆうメールを使うよりもクリックポストの方が安くなるケースも少なくありません。クリックポストは34cm×3cm×25cm以内、1kgまでに対応していて、料金は全国一律185円。ただしYahoo! JAPAN IDかAmazonアカウントが必要です。料金の支払いはYahoo!ウォレットかAmazon Payを利用し、ラベルを自宅で印刷をして荷物に貼付けます。郵便ポストか郵便局の窓口から発送可能で、荷物に番号がつくので追跡もできます。

3センチを超えたらレターパックプラス

荷物を送る際、意外とネックになるのが暑さ3cmという制限です。厚手の本やちょっとした衣類だとこれを超えてしまうので、そのとき役立つのがレターパックプラスです。専用の封筒を買う必要がありますが、それに入れば全国一律510円で送ることができます。サイズはA4で、重さは4kgまで対応しています。荷物は追跡可能で手渡しなので安全な発送方法といえます。ただし、破損などがあっても賠償の対象にはなっていません。ちなみに360円のレターパックライトもありますが、こちらは3cmの制限ありです。重さは4kgまで対応なので比較的重いものでも送れるのすが、薄手の衣類やちょっとした雑貨なら重さもさほどないので、1kgまで対応のクリックポスト(185円)で送った方が安上がりです。

レターパック

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