はじめに
結局、「買い時」はいつなのか
今すぐ買うよりも、5年後・10年後にしたほうが買える金額が大きくなり、物件の選択肢の幅は広がるかもしれません。ですが、供給の幅が狭まることは起こりえます。
新築マンションの販売戸数は時期によって変動します。そのため、住みたいエリア、かつ、資産価値が安定した物件に巡り合える確率は、「マーケットの買い時」の時期と合うかどうかによっても大きく異なります。
たとえば、中古マンション市場が台頭する前と後で、新築マンションの供給戸数は大きく変わりました。マンションの耐久年数は上がっており、今後、より中古市場が活性化した場合、新築を志向する方にとっては、選択肢が狭まることも考えられます。
買い時の具体的な時期については、「今は金利が低いから」「年収が上がったから」など、1つの要素で決めるのは難しく、「マーケットの買い時」と「ライフステージにおける買い時」といった複数の要素やタイミングが重なる必要があります。
情報収集・予算計画はしっかりと
実際、「半投半住」の価値観をもって住まい選びをする方にとって、「絶対に今欲しい理由」がない限りは、物件との出合いが決め手になるケースが多いようです。
「マーケットの買い時」を逃さずに、買いたいと思える物件と出合うためにも、「そろそろ買ってもいいな」と思い始めたら、早くからの情報収集をおすすめします。
物件選びを「投資」という観点で考える場合、資金計画や資産価値が落ちにくいマンションについての知識も備えておくと安心です。
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