はじめに
100均の食料品は食費節約?
最近では食料品を多く扱う100円ショップも増えています。お菓子類やインスタント食品、ふりかけ類、調味料各種にペットボトルまでと生鮮食料品以外の多くのものが扱われています。
まず調味料やスナック菓子などについて。スーパーで売っている同じメーカーのものと比べて100均で売っているものは量が少ないことがあります。値段にあわせた量となっているわけですね。これが節約になるかならないかは、一長一短の面があります。
例えば調味料で考えると、ケチャップやマヨネーズなどメーカーは「賞味期限内であっても開封したら2~3週間で使いきってほしい」と言っています。
多くの家庭で開封してから半年くらいのケチャップやマヨネーズが冷蔵庫に入っているかもしれません。開封したての調味料は香りが良いと感じたことはありませんか?
味も同じで開封したてがやはり美味しいのです。そう考えると割高であっても調味料は量が少ないものを買うと美味しく食事を楽しむことができます。ここは金額的には節約にならなくても、微かな贅沢をしてもよい範囲ではないでしょうか。
次にペットボトル飲料。100均で売っているペットボトルに関しては、同じ商品がスーパーや自動販売機では140円などで売られているものがあります。これは節約になりますね。
もちろん買わずにお茶を家で煮出したり、ペットボトルを買うにしても2リットルなど割安になるものを買って小分けして持ち歩くほうが節約にはなります。
自分の生活にあったやり方で選んでいくのがいいでしょう。
コストコや業務スーパー。業務用食材は節約になる?
近年、節約の味方として取り上げられることが多いコストコや業務スーパー。業務用の食材として1パックが大きいものが販売されているので、グラム単価で考えれば安く買うことができます。しかし、これは買ったものをすべて消費した場合のこと。「大きいパックを買ったけれど食べきることができなかった」と聞くことも頻繁にあります。
大きな業務用食材を買うのであれば、賞味期限の長いものか、小分け冷凍しやすいものにすると節約に繋がります。
以前に「ケチケチせず、ムリなく効果的な食費の節約方法」で紹介したように、調味料類や飲料などAmazon定期オトク便で買えるものはそれらを利用したり、ネットスーパーを利用して家の在庫を確認しながら食材を購入するという手段も効果的です。
食費節約に関しては身近で手をつけやすいからこそ、無理してしまったり、間違いやすい費目です。自分の家計と照らし合わせながら無理なく、着実に節約できるよう心がけましょう。