はじめに
お金のしつけのきっかけはローン
小学2年生から始まった長女へのお金のしつけ。きっかけは、TVで流れていたCMでした。CMではローンという言葉が何度も登場しました。このローンという言葉に興味を持ち、私に聞いてきたのです。
長女「ローンって何?」
たけや「ローンはお金を借りること。利息というお礼もつけて必ず返さなければいけないものよ」
長女「うちってローンある?」
たけや「あるわよ。住宅ローンよ」
この会話の結果は、「私は絶対にローンはしない!!!」という宣誓を聞くことになりました。
まさか、うちにローンという借金があったとは夢にも思わなかったのでしょう。その日から、もともとの倹約タイプにさらに拍車がかかったのはいうまでもありません。
しつけというと、親が教育ママのように厳しく指導するイメージがあるかもしれませんが、そうではありません。その子の足りないところ、たとえば、ある能力が長けていればで褒めてあげる。または、この部分はちょっと不安があるので親がそこをアシストしてあげる。
このような足りない部分をちょっとずつ埋めていってあげるのがしつけなのかなと振り返っています。
ローンをしないと豪語した長女は、その宣言どおり負債は抱えてはいませんが、クレジットカードを持つようになりました。ローンの事実を聞いたあの日の衝撃を忘れることなく、クレジットカードと、上手に付き合ってもらいたいです。