はじめに

兼業投資家にはメリットが多い

――JACKさんのように兼業で投資するメリットはどんなところにあると感じていますか。

資産が増えるとともにいつでも仕事を辞められるという選択ができるようになるのが良いところだと感じます。実際に辞めるかどうかは別ですが、嫌になったら辞めて良い、転勤になったら辞めてよいという選択肢を作れるのは大きなメリットだと思います。また、投資全般で考えると、例えば不動産投資などをする場合はまとまった資金を銀行から借りる必要があります。その場合は会社員である方が圧倒的に有利ですよね。専業投資家の中には、たくさん稼いでいるにもかかわらず自分の欲しいクレジットカードの審査が通らない人もいます。その点でも仕事をしていること、勤め先があるという信用は大きなメリットです。

――専業投資家という選択肢を考えたことはありますか。

あります。ただ、性格的に兼業がマッチしていて、「やめるやめる詐欺」でずっと兼業を続けています(笑)。昼間の仕事をしているとサラリーマンの金銭感覚がわかりますし、定点観測で街の状況もわかります。株で儲かったお金で海外旅行や外食などを楽しみつつ、一方では会社員として規則正しい生活をするというのが僕にとって心地よいのです。専業になった場合はトレードスタイルを変えないといけないでしょうし、朝までお酒を飲んだり、昼まで寝てしまう可能性もあります。ダメ人間にならないようにするという点も兼業のメリットかもしれません(笑)。

――最後に、投資家としての今後の目標を教えてください。

僕は株が面白いと思っていますから、できるだけ多くの人に知ってほしいですし、やったことがない人にはぜひ挑戦してほしいとも思っています。今の地合いは、アベノミクスの時のように持ちっぱなしではなかなか増えませんが、きちんと取り組めばお金は増えます。IPO投資のようにリスクが小さい投資法もありますし、配当金を得るだけでも預金の利息よりは多く、確実なインカムゲインを計算できます。そういった魅力を多くの人に伝えていきたいですね。僕自身も株仲間と話をして盛り上がるのが好きですので、そういう機会を増やしたり、集まれる場を作っていきたいとも思っています。

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