新型コロナウィルスの影響で家計が厳しくなってきた人もいるのではないでしょうか。こんな時だからこそ、家計の無駄な支出を断捨離してみませんか。テレワークなどで夫婦で過ごす時間が多くなっているとしたら、話し合うには絶好の機会です。


家計の支出を削減するには固定費にメスを!

毎月の家計支出には固定費と変動費があります。固定費は毎月必ず支払う支出で、住居費(家賃・住宅ローン)・水道光熱費の基本料金部分・通信費の基本料金部分・生命保険や損害保険の保険料・習い事の月謝・駐車料金・サブスクの継続課金などが挙げられます。

変動費には食費・医療費・交際費などコントロール可能なものから不可能な支出があります。節約を過度に行うとストレスになり継続できなくなる可能性もあります。ですから、支出を見直す際には、固定費を減らすことから手をつけたいものです。固定費を一度削減することができれば無理しないで継続できるからです。

そこで今回は固定費の中で検討の余地が大きい生命保険を見直すポイントについてお伝えしたいと思います。

50代が生命保険を見直す時の3つのポイント

そもそも生命保険は死亡や病気・けが・介護・老後などに備える保障です。加入した目的や保険は主に以下に挙げたものではないでしょうか。

目的:世帯主に万が一のことがあった時のため
・終身保険(一生涯保障が続く、貯蓄性がある)
・定期保険(一定期間を保障する、掛け捨て)
・収入保障保険(一定期間を保障する、掛け捨て)

目的:病気やけが・介護に備えるため
・医療保険(病気やけがによる入院や手術に備える)
・がん保険(がんに罹ったときの治療に備える)
・介護保険(介護にかかる費用に備える)

50代はライフステージの変わり目という人も多いかと思います。子供がまもなく社会人になり独立する、あるいは、役職定年など収入が下がり始めて保険をどうするか悩んではいませんか?そこで、保険を見直す時にチェックしておきたい3つのポイントをお伝えします。

見直しポイント1:状況変化を確認する

世帯主に万が一のことがあった時の保険に加入している場合、遺された家族の生活費や子供の教育費、お葬式代などの保障が加入当初の目的ではありませんか?であれば、子供が全員独立したのであれば、保障額の見直しをしましょう。

その際、保障額を減らす、あるいは解約を考えるかもしれません。しかし、解約をする前に払い済み保険に変更する方法も検討しておきたいところです。たとえば、終身保険は貯蓄性があるので積立金を一時払いの終身保険料に充当することができます。つまり、保険料の支払いをしなくても死亡の保障を一生涯持ち続けることができるのです。

ただし、保障額を減らすことになるので夫婦でよく話し合う必要はあります。減額した保障額で十分なのか、保障額の見直しについては次のポイント2でお伝えします。

また、病気やけがに備える保険については、保障内容が最新の治療内容に沿うものか確認したいところです。たとえばがん治療は医療技術の進歩もあり通院メインで行われるようになっています。ひと昔前のがん保険の保障では十分でない可能性があるため、加入当時は十分な保障であったとしても見直しておきましょう。