はじめに

面談は当初の予定通りには進まず……

金融公庫の融資審査は、書類だけでなく面談があります。書類提出した4月6日(月)段階では、「来週中には面談を。事前に日時の相談で担当より電話します」という話だったのですが、4月16日(木)15時近くになっても、何の連絡もありません。既に木曜の夕方です。「来週に持ち越されるのでは?」と危惧し、こちらから電話すると「担当は決まっているが、処理が追いついていない」。しかも「具体的な日時は担当者からしか申し上げられない」と。

「であれば、担当者と話をさせて下さい」とお願いしたところ、その日のうちに折り返し。「面談、通常は直接なのですが、本日より特例で電話でも可能になりました」「19日(日)はいかがですか?」と、トントン拍子で進展。「時間は約束できませんが、午後に必ず御連絡します」との約束を得られてホッとしました。金融公庫、土日祝はお休みですが、この日は出勤されるので、と。非常にありがたい提案でした。

さらに追加書類を用意し面談に臨む

4月19日(日)、電話面談は午後からでしたが、午前中に出社。特に要望はなかったのですが、以下の書類を追加資料を担当者にメールで送っておきました。まず、「待ち」の間に経理処理を終えていた3月の試算表。提出済の2月分より売上減少が大きく、「より切迫している」証明になると考えて。役員報酬カットの議事録は、経費削減の具体事例になるはず。そして、この先約半年間の売上予測表。既に受注済で金額の見積も出ているものを、エクセルの表にしたもの。無利息とはいえ、返済能力の裏付けはあった方がよいはず。

そして、手元に全提出書類の控えを用意して、電話面談に臨みました。決算書に記された弊社の納税状況について若干の疑問点があったようで、少し引っ掛かったのはその点ぐらい。あとは弊社の場合の「受注から、お金が入って来て、出てゆくまで」の簡単な説明がほとんど。時間は正味15分ほどで終了。

結果は2~3営業日で出て、融資決定なら契約書類一式が届くとのこと。明言はされなかったのですが、面談中に大きな懸念は示されず、入金後の段取り(利息は一旦支払った後で、後日東京都から該当額が補填されることなど)も説明されていたので、「これは大丈夫なのでは?」と感じていました。

4月23日(木)、無事に契約書類が届きました。さっそく、銀行窓口で口座振替利用届に確認印をもらい、借用証書用の印紙2000円を購入。書類準備は30分もかからず。翌4月24日(金)に郵送。「書類の到着から、おおむね中4営業日に入金されます」という案内が入っていたので、4月27日(月)着で、GW明けの5月8日(金)には……。

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