はじめに

どんなことを話せばいい?

お金の教育は、おこづかいを軸に幅を広げていきたいのですが、いきなり、お金の教育とは!なんて、うんちくを話しても子どもは聞いてはくれません。

まずは、「お金のことは好き?」と、聞いてください。お金のことを嫌いな人っていないとはず。最初のリードは大好きなお金のことを徐々に知っていこうね、と、警戒心を解いてあげましょう。

何を勉強させられるんだろうと身構えてしまうので、みんなが大好きなお金のことを、お家でもっとお話ができるようにしたいと伝えてみるのがいいと思います。

そして、大好きだからこそ、お金のことで悩んだり、困ったりしないように、なりたいね。と、話しかけてみて。

親からあらためてお金のことを話しに出されると、「え?」という意外な感じの表情をする子もいるでしょうし、「なに?なに?」という感じに、身を乗り出して興味津々に聞いてくれる子もいます。

わが子がお金に対してどのようなイメージを持っているのか、ぜひ感じ取ってください。当日はここまでで十分。

子どもの興味の度合いや、その子の性格やお金に対する関わり方がそれぞれに違うので、丁寧に対応してあげてください。この細かな対応は親だからわかることだし、できることだと思います。

おこづかいは、すぐに始めていただきたいのですが、ちょっと難しそうという場合は、買い物に連れて行きその方法を見せるのもいいですね。また、簡単なお使いを頼むのもいいです。焦らずに「徐々に」お金との接点を増やして行きましょう。

私が知る限りでは、子どもが小学1年生の家庭では、おこづかいをあげていないというところが多いです。また、買い物もさせていないなどお金そのものに触れさせていない家庭を目にします。

子どもは、マンガも、お菓子も、親が買ってきてくれるものだと思っています。親もそれでいいと思っている場合が多いようなので、この状況から「徐々に」に脱出できるように工夫をしてみてください。

タイミングを逃したら?

お金の教育を始めるタイミングは、子どもが生活面で自立ができるように、小学1年生がベストなのですが、子どもが一向に興味を示さないということもあります。無理矢理に押し付けてしまうと、お金に対するイメージが最悪になります。お金って面倒なもの、買い物は親がしてくれればいい、と、思い込んでしまうかも。

子どもの印象が悪かった場合や、話しに乗ってこなかった場合は、一旦、休止に。

それから、入学時期が改定されることもあるかもしれませんね。9月入学になると入学してまもなくお年玉の時期に。これはお金に触れるいいチャンスです。

親がそのまま預かるのではなく、お年玉を活用して、お金の管理を学ばせることもいいですし、おこづかいを始めるきっかけにしてもいいでしょう。

お金に触れる機会はたくさんありますから、その機会を逃さず良い経験ができるように活かしてください。お使いができたら、ほめてあげるなどして子どもに自信をつけさせることで、遠回りになってしまっても、興味を持ってくれるような工夫をしてみましょう。

ただし、小学3年生になったら、お金に触れる機会も増えてきます。おこづかいを始めると同時に、お金のことを家庭の方針として、きちんと話してほしいと思います。

長い人生においてお金に振り回されないようになってほしいから、一緒に、お金について学んだり、経験をしたりしてみようよ。と、話してみてください。