はじめに

必要書類はびっくりするほどシンプル

持続化給付金の必要書類は、下記の通り。びっくりするぐらいシンプルです。

<「持続化給付金」必要書類>
(1)2019年(法人は前事業年度)の確定申告書類
(2)売上減少月の売上台帳
(3)給付金を振込む口座の通帳コピー(表紙&1~2ページ目)
(4)身分証明書コピー(個人事業主のみ)

※2019年創業の場合など、他の書類が必要な場合もあります

(1)は、原則2019年ですが、例えば確定申告が済んでいない場合、2018年でも代用可能。(2)も同様で、書式自由。経理ソフトからの抽出、エクセル、手書き売上帳どれでもok。2020年と2019年分が必要ですが、それぞれ該当する月だけでokです。(3)と(4)は説明不要でしょう。web申請なので全て画像データで提出、紙はスキャンかスマホ撮影で。

あれ? 法人にも「確定申告書類」ってあったっけ? 決算書ではなくて? 会計事務所の担当者に聞いてみると、全て決算書の中に含まれていました。

・確定申告書別表(1枚) ※電子申告の場合は「メール詳細」1枚も一緒に
・法人事業概況説明書(2枚)

以上を、決算書の束の中から抜き出せばokです。

申請は30分もあれば全手続きが終了

持続化給付金の申請受付は5月1日(金)からでしたが、弊社は5月6日(水祝)夕方に申請しました。先述の通り、4月が対象月で、その売上をまず確定する必要があったためです。ゴールデンウィーク中でしたが、会計事務所の担当者が時間を割いてくれて、5月4日(月祝)に4月分の経理処理を完了。これで売上が確定。書類も必要な数字も、全て揃いました。

ゴールデンウィーク最終日に申請したのは、7日(木)、8日(金)と平日になると申込が再び急増するのでは? と考えたからです。受付初日だった5月1日(金)も平日で、申込が殺到したためシステムダウンが報じられていました。その後、連休中は同様の報道はなかったので、休日の方が1日あたりの申込者数は少ないのだと思われます。

必要書類と同様、申請手順もシンプルです。持続化給付金の公式HPの「申請する」ボタンから、まず仮登録。確認メールが届き、本登録へ進みます。その後は、画面の指示に従って各項目を入力してゆきます。「売上入力」に先述の各金額を入れると、自動計算で表示された給付予定額は「200万円」。添付書類は、各項目ごとにボタンを押してファイルを選択するだけ。

入力モレや書類の選択モレがなければ、最後に「申請」ボタンを押せば、申請番号が入った下記の画面が入った下記の画面が出てきました。これですべて完了。ここまで、30分程でした。最後に念のためスクリーンショットを撮っておきました。

申請完了すると表示される画面表示

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