はじめに

医療保険は余裕資金があれば、入る必要のない保険

最初に述べたように、新型コロナウイルスの影響で、保険の新規加入が増えています。では、急いで医療保険に入る必要があるのでしょうか?

これに関しては疑問です。必ずしも急いで医療保険に入る必要はありません。

新型コロナウイルスの検査や治療には自己負担は原則ありません。それ以外の病気でも、高額療養費制度があるので、自己負担はそれほど多くはありません。また、ほとんどの医療保険は、長期治療には対応していないからです。

では、どんな人にとって医療保険が必要なのかというと、余裕資金がない人です。数ヵ月分の生活費くらいの余裕資金があれば、だいたいの病気の治療費などには対応できます。ですから医療保険にわざわざ入る必要もないわけです。しかし、余裕資金がないと言う人には、入院などが生活崩壊の引き金になってしまうことがあります。そういった人には、リスク回避のために医療保険が必要になる場合があります。

今回のコロナ禍で、大きな影響を受けた人で余裕資金がなくなった人も多いかもしれません。そういった場合には、一時的に医療保険に加入して、ある程度、余裕資金が貯まったところで医療保険を解約するという方法もあります。

保険と言うのは、経済的なリスク回避の手段です。余裕資金があれば、医療保険の必要性は低いと言うことを覚えておいてください。