はじめに

車の任意保険や車検代は、毎月予算化を

車の任意保険や車検代など、ボーナスで支払っていた支出を毎月の収入で賄う体制を作るには、毎月予算化していくのがオススメです。

一般的に、ボーナスで支払っている費用としては、冠婚葬祭費用、帰省費用、家賃の更新料、家電の買い替え費用、などの「臨時支出」が挙げられます。ご相談者さんもこうした臨時支出があれば、予算化しておきたいところですが、あれもこれも予算化すると、家計が厳しくなってしまいます。ですから、優先順位をつけ、特に今後1年以内に支払う必要がある臨時支出を優先させましょう。

今後、ご相談者さんの優先順位が高い臨時支出としては、車の任意保険や車検代です。家計データを拝見すると、毎月4万円の貯蓄に加えて、2万円程度予備費が捻出できているようです。予備費は、趣味代や旅行代に使いたいとのことですが、今後の状況を考えると、車の任意保険や車検代もきちんと予算化したいところ。車の任意保険や車検代の予算を考えるにあたり、一度いくらかかるのかを見える化し、その金額を12で割ってみましょう。そうすると、1カ月どれくらいの金額を予算としてとれば良いのかを把握できます。

その上で、毎月の貯蓄額、予備費から、当面の貯蓄、趣味代や旅行代、車の任意保険や車検代の予算をそれぞれ配分しておくと良いと思います。

ボーナスの使い道は、ボーナスが支給された後に考える

今後は、ボーナスに頼らない家計にすることが大切というお話をさせていただきましたが、ご相談者さんの場合は、全てのボーナスがなくなるわけではなく、4分の1程度になるとはいえ、ボーナスは支給されるとのこと。

今後は、ボーナスありきで、支出の計画を立てるのではなく、ボーナスが確実に支給された後に、ボーナスの使い道を考えるようにしましょう。ボーナスをあてにせずに家計のやりくりをした上でボーナスが支給されれば、その分、ゆとりが生まれます。

ご相談者さんは、趣味や旅行も楽しみたいとのご希望があるので、ボーナスが確実に支給されたら、楽しみのためのお金を増やすなどして調整すると、心の満足度も満たされるかもしれません。

現在、世界中で新型コロナウイルスが猛威を振るっており、収束のメドもなかなかついていません。ウィズコロナの時代に備えて、これまでのやり方にメスをいれ、コロナ危機に備えていきましょう。

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