はじめに

5大商社それぞれの特徴と実績を比較

非常に分析しにくい商社のビジネスですが、下記のように一定の特徴もあります。

伊藤忠商事(8001):食品などの非資源分野や中国事業に強み
丸紅   (8002):穀物などの食料分野及び発電分野に強い
三菱商事 (8058):三菱グループ全体のシナジーを活かした総合力が武器
三井物産 (8031):資源分野のウェイトが大きいため資源価格上昇時にはアウトパフォームの可能性
住友商事 (8053):ジュピターテレコムなどのメディア事業、SCSKなどのシステム開発事業など幅広く手掛ける

この中で業績的にも株価的にも圧倒的な勝ち組が1社いることをご存じでしょうか?

それは伊藤忠商事です。他の商社が5年以内に最終赤字があったり、前期はコロナウイルスの影響もあって大きく業績を落としているなかで伊藤忠商事は中国事業の好調さなどを理由に右肩上がりに業績を伸ばしています。

1_5大商社の当期利益の推移
好調な業績を反映するように、伊藤忠商事の株価は群を抜いて上昇しています。
2_5大商社とTOPIXの株価の推移

果たして今後も伊藤忠商事の一人勝ちは続いていくのでしょうか?そしてバフェット氏とバークシャーは5大商社の中でどの銘柄を買い増すのでしょうか?さらには他の日本株への投資もありうるのか?など、マーケット全体への影響も大きそうなバフェット氏とバークシャーの投資行動に今後も注目いただければと思います。

<文:マーケット・アナリスト 益嶋裕>