はじめに

転職に役立つ資格ランキング、1位は?

●第1位 TOEIC
私が一番オススメの民間資格は、英語能力テストのTOEICです。(1)市場価値アップ、(2)キャリアの広がり、(3)どの職業でもプラスになる、この3点がオススメの理由です。

「グローバル化に伴い英語力が必須になる」と昔から言われていますが、実際にビジネスで英語が使える日本人は少なく貴重な存在。つまり、「優秀なビジネスマン」は多い一方、「英語のできる優秀なビジネスマン」は少ないのが実情です。

この様に、英語ができる人材は需要が多く供給(人材)が少ないため、市場価値が高く、転職がしやすく、高年収、好待遇のオファーが期待できます。

また、英語力の魅力はそれだけに留まりません。ほとんどの職業に英語力を掛け合わせる事で、仕事の範囲を広げられます。ポイントは、どの仕事においても可能性が広がるという点。

たとえば、「営業×英語」「マーケ×英語」「事務×英語」「エンジニア×英語」、このように、英語ができる事で応募できる求人が増え、外資系企業への転職の可能性も広がります。

なおビジネスで英語を使った経験が無い場合、TOEICスコア800点以上が望ましいでしょう。仕事の将来性と専門性という観点で考えると、英語力を武器にした職業ではなく、「本業×英語力」というスキルアップを目指すことを、強くオススメします。

以上、2000人以上の面談者を思い出しながら、「転職でガチで役立つ資格トップ3」を記しました。ただ繰り返しますが、この3つの資格を取ったからと言って「一生食いっぱぐれない」なんてことはありません。あくまで、「自分にとって必要なのかどうか」を見極めましょう。

やみくもに「資格取得するための時間」よりも、家族との時間や恋人との時間など、「幸せな時間」を大切にするべき。私はそう思います。その上で、本記事がこれから資格取得をしようとしている方や、いま資格取得のために頑張っている方の参考になれば幸いです。

この記事の感想を教えてください。