はじめに

現状維持なら、30年後の92歳でも2,300万円を維持?

まず、非常に単純な前提で計算してみたいと思います。65歳までは遺族年金およびアルバイトの収入が継続し、その後はご自身の老齢年金とご主人さまの遺族厚生年金になるとして計算します(中高齢寡婦加算は支給停止)。また、生活費については現在の水準が継続すると仮定します。

この前提のもと、家計の収支を計算すると次のようになります。

図

65歳以降は年間22万円ほどの赤字になるため、資産の残高としては次のグラフのように緩やかに減少していくことになりますが、それでも92歳時点で2,355万円程度になると思われます。

図

ここで、ご留意頂きたいのは、頂いた情報だけでは社会保険料や税金等の計算ができないため、実際には支出が少し異なるかもしれない点です。仮に、1カ月あたり1万円支出が多かったとすると、年間12万円ですから、30年後には360万円ほど残高が少なくなっていることになります。

また今後ご高齢になるにつれ、医療費や介護費の支出が増えていく可能性がありますので、その部分が上記の計算では含まれていないことをご確認ください。

投資管理もマネーフォワード MEで完結!複数の証券口座から配当・ポートフォリオを瞬時に見える化[by MoneyForward HOME]