はじめに

今後の攻撃対象は「旅行」「休暇」「治療法」など

ただし、上の情報はあくまでも新型コロナウイルス感染拡大が始まった今年春のもの。感染拡大がやや落ち着き、旅行などの制限も少しずつ解除され始めている今は、「旅行」「休暇」などに関わる企業がターゲットになることが予測されています。

また、新型コロナウイルスに関して、劇的な治療法や、ウイルスや流行に関する情報を悪用しながら攻撃されることも想定されており、引き続き注意すべきです。

被害件数が増える傾向に

BBソフトサービスの担当者は、現状のネット詐欺対策と、今後増えてくる可能性があるサイバー攻撃について、こう話します。

「ネット詐欺では、本人が気づかぬ間に、個人情報が盗まれ悪用されていることがあります。また、9月に多数発生したドコモ口座を悪用し不正に預金を引き出す手口のように、1回の被害額は少なくとも被害件数が多くなる犯罪が今後増えてくるのではないかと予測しています」

「新しい技術・製品が登場した場合、あるいは社会が混乱を招いている際は、こういった情勢を狙った攻撃が生まれる傾向もあります。特に今回の新型コロナウイルス感染拡大のような時期には、生活習慣の変化への対応だけでなく、こういったインターネットにまつわる攻撃への対策も冷静に向き合うと良いでしょう」

「ネット詐欺やサイバー攻撃への対策としては、まずファームウェア(PCなどのハードを制御するもの)やセキュリティウェアなどを最新版に保つことが先決です。犯罪者は常に最新の攻撃を考えているものですから、これに応じられるだけの環境を整えておくべきです」

PC、スマホ以外にも注意

また、同社によれば、セキュリティソフトが入っていないIoT機への攻撃も増加中とのことです。これらは常時インターネットに接続しているため、家庭でのWi-Fiルーターなどから侵入され、プライバシーや個人情報を盗難されることもあります。

さらに、ネットサービスのアカウントに不正アクセスされ、金銭詐取などのネット犯罪被害につながる可能性もあるそうです。こういった不正アクセスの対向手段として、Wi-Fiセキュリティルーターを導入するのも効果的です。

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