はじめに

「楽天での買い物が多い人」が検討しても良いサービス

続いて、「楽天での買い物が多い方」に限っては、検討しても良いサービスの紹介です。

■楽天ゴールドカード +2倍
楽天ゴールドカードや、楽天プレミアムカードになると先の楽天カードの+2倍に加えて+2倍が付与されます。楽天ゴールドカードは年会費が2,200円(税込み)発生するので、計算上、年間に11万円以上楽天市場で買い物をする場合はお得となります。

楽天プレミアムカードは、年会費が1万1,000円(税込み)。誕生日月は最大+1倍などがつきますが、もらえるポイントで年会費の回収が難しいのであまりおすすめできません。

■楽天でんき +0.5倍
楽天でんきは、加入後に利用開始すると、期間限定ポイントが5,000ポイント付与されます。また、楽天でんきの利用額に対して200円につき1ポイントが付与されます。

支払いが、ポイントでできるので、現金の持ち出しが少なくなる意味ではお得なサービスです。一方、お住まいのエリアによっては、エルピオ電気など格安のサービスもあるので、「ポイントが貰えるお得さ」と、実際にかかる実費部分での費用負担を天秤にかけたとき、お得になりそうであれば利用しても良いと思います。

■楽天ガス +?倍
楽天ガスは、2020年10月26日からスタートしたサービスです。記事を書いている段階では開始直後なので詳細がわかりきっていないですが、東京ガス(関東圏)、東邦ガス(中京圏)、関西電力(関西圏)の供給エリアからスタートするようです。

楽天電気と楽天ガスを両方申し込んだ場合は、それぞれのサービスが、通常の200円ごとに1pから100円ごとに1pに上がります。楽天ガス単体の倍率は記事寄稿時点では不明。

ここまでやると、ポイントは10倍を超えてきます。1万円分の買い物に1,000円分のポイントがつくので、かなりお得になります。

つづいて、サービスとしての利便性はそこそこだけれど、タイミングが合うのなら使ってもよいなと思うサービスです。利用するしないは、好き好きといったところです。

■楽天トラベル +1倍
旅行に行く機会があれば利用してみてもいいかもしれません。5,000円以上の利用が条件で、対象期間のみポイントがあがるのでお得感は少なめです。

■楽天ブックス 楽天Kobo それぞれ+0.5倍
koboは、Amazon Kindleと競合しているので、Kindleに慣れてしまっているユーザーはなかなか乗り換えないかもしれません。月1回1,000円以上のお買い物で0.5倍になります。楽天ブックスは実際の本が買え、送料無料です。こだわりがなければ楽天ブックスとKoboなどを利用するのもありかも知れません。

■楽天ビューティ +1倍
美容院を楽天ビューティ経由で予約して、3,000円以上の利用をした場合、予約月のみ楽天ポイントが+1倍になります。

■楽天Pasha +0.5倍
トクダネ対象商品の購入&レシート申請で、合計100ポイント以上の獲得で+0.5倍になります。買ったもののレシートを撮影して送ることが苦にならない人には向いています。

■ポイントアップデー
楽天市場では5と0のつく日がポイント5倍になります。これは楽天SPUのポイントアップ分とは別にポイントがついてきます。対象日に楽天上でキャンペーンにエントリーが必要になるので、確認してみてください。

さらに、「お買い物マラソン」が不定期に開催されています。お買い物マラソンは、期間中に楽天内の10ショップ以上で1ショップ1,000円(税込)以上の購入で、ポイントが倍増していきます。

もらえるポイントに上限もありますが、SPUと合わせてポイントアップになるので、SPU+ポイントアップデー+お買い物マラソンに、各ショップが持ち出すポイントアップが合わさると最大44倍もあり得ます。

ということで、SPUによって、楽天スーパーポイントが溜まりやすい環境をどうつくるのか?の視点でお話してきました。

しかし、楽天だけがサービスではありません。「楽天市場よりも普段の買い物はAmazonなんです。AmazonPrimeにもはいっているし……」という人もいるでしょう。ポイントが倍増しても楽天市場での買い物が少ない人には、メリットに感じ無いかもしれません。

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