はじめに

「自分のための貯蓄」をする人の半数以上が「趣味」!

貯蓄したお金の使途として「具体的にどの費用に充てようと思っていますか」という問いには下記のような結果が出ました。


「貯蓄する理由TOP3」(同)

「子どものため」の理由としてダントツで多かったのが「学費」。さらに「いざというときの備え」、「結婚」と続きました。このデータはある程度想像がつくものではありましたが、特に気になったのが「自分のため」の貯蓄をしている人のうち、「趣味のための貯蓄」が50.6%もあったことです。

いずれの世代も、貯蓄理由の大半が「子どもに辛い思いをさせたくない」「周囲に迷惑をかけたくない」というような理由に裏付けされているのに対し、「趣味」のための貯蓄というのが、意外に多いことに驚きました。

貯蓄するって大変

ここまでのデータを見ると、どの世代でも多くの人が様々な苦労や我慢をしながら貯蓄に取り組んでいることがよくわかりました。これらのデータ調べおよび発表をした松井証券では、「松井FP~将来シュミレーター~」(https://matsui-lifeplan.milize.com/) という貯蓄にまつわる将来設計をシュミレーションするツールを無料で行っています。こちらも是非試してみてください。

今回のデータでは想像通り「老後のための貯蓄」が多く見られました。次回の「貯蓄アンケート公開・後編】では、さらに「老後のための貯蓄」に関する細かいデータを分析し、多くの人の意見を紹介したいと思っています。

「老後資金に関する調査」実施概要
・調査方法:インターネット調査 ・調査時期:2020年 9 月
・調査対象:子どもと親のいる全国の20-60代男女、計 800 名(男性 400 名/女性 400 名)
(※性年代均等割付、小数点第二位を四捨五入しているため、合計が 100%にならない場合があります)

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