はじめに

テンバガーを当てるには?

「どうすればそんなにテンバガーを当てられるんですか?」

投資仲間やフォロワーの方々からこう質問されることがよくあります。自身の過去のテンバガー銘柄を振り返り、私なりに気付いた点を3つお伝えします。

一点目は**「国策期待」**です。

国策の後押しを受けると税金という資金獲得や各種規制の緩和といった政府の後ろ盾に加え、各省庁や大企業からも協力を受けやすくなります。新しい技術革新や各種インフラ整備に投資されることが多く、未来のインフラになりうるテーマです。特にオンリーワン、ナンバーワンの技術・製品・サービスを開発・提供する銘柄への投資が吉となります。具体的にはKEYENCE、オリエンタルランド、レーザーテックあたりでしょうか。

購入する時期に関しては株価上昇の初動で入れるに越したことはないため、各テーマへのアンテナを常に張り続けるしかありません。情報を精査して己の銘柄センサーを日々研ぎ澄ませていくのです。

二点目は**「時価総額」**です。

株価は「美人投票」の結果です。時価総額が小さい「玉石混淆」の銘柄でも一度人気化し、時価総額が一定額を超えると機関投資家マネーも投入されテンバガーする可能性が高まります。

では基準となる時価総額はいくらとなるか? できれば時価総額300億円以下で買いたいものです。300億円を超えてくると新手の機関投資家の参入余地が大きくなり、一挙に上昇基調に乗ってしまうことがあります。成長する前の「原石」のうちに買っておきたいです。欲を言えば100億円以下で投資できると、新手の機関投資家がほとんどいない状態ですから、さらに上昇余地が大きいことになります。ちなみに300億円以下は約2,300銘柄もあります。

ただ、時価総額300億円以上でもテンバガーにならないとは限りません。オンリーワン・ナンバーワンかつ世の中から継続的な需要が発生する銘柄であれば時価総額を無視して上がり続けます。具体的にはダイキン工業、ダイフク、ソニーが挙げられます。